Use cases | AppsFlyer https://www.appsflyer.com/ja/use-cases/ Attribution Data You Can Trust Wed, 01 Mar 2023 14:57:20 +0000 ja-JP hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.5.5 https://www.appsflyer.com/wp-content/uploads/2020/07/favicon.svg Use cases | AppsFlyer https://www.appsflyer.com/ja/use-cases/ 32 32 人気急上昇、QRコードを味方に付けるには https://www.appsflyer.com/ja/use-cases/customer-experience-deep-linking/welcome-qr-mania/ Sun, 24 Apr 2022 07:39:44 +0000 https://www.appsflyer.com/?post_type=use-case&p=134515 QR-to-app: Welcome to QR mania OG

1分間でヒット数2千万。スーパーボウルの試合中、スコアボードにCoinbaseのCMが流れたときの数字です。マーケターなら一度は体験したい瞬間に違いありません。QRコードが滑らかに動く、小気味よいほどシンプルな動画が世界中のスーパーボウル視聴者の画面に流れると、タッチダウンで歓喜のダンスを踊る人たちの気持ちが痛いほどよくわかりました。 一方、スーパーボウル視聴者の多くがQRコードを初めて見たのではないでしょうか。何しろ世に出回ったのが30年ほど前の話ですから(そう、QRコードシステム(英語)は1994年、日本のデンソーウェーブという企業が発明したものです)。 ここ最近QRコードはパンデミックを機に大々的なカムバックを果たし、小売業やレストラン、観光業で普及したほか、新興分野のCTV(コネクテッドTV)(英語)でも採用されています。 AppsFlyerのデータによると、QRコードからアプリへと誘導を行うエクスペリエンスを導入したアプリは2021年第4四半期単独で25%の伸びを示しています。QRコードスキャンでインストールに誘導する平均コンバージョン率が驚きの37%を達成したのも、決して意外な結果ではありません。 デジタル市場調査会社のeMarketer(英語)は、アメリカでのQRコード利用率が今後3年で20%近く上昇するとの展望を示しています。 QRテクノロジーはなぜ誘導率が高いのでしょうか。QRコードは、私たちマーケターをクリエイティビティを強化するという基本に立ち返らせてくれる存在です。分散化が進んだ消費者のチャネルを結び付ける接着剤のような役割であるのは言うまでもないことです。 世界の優良ブランドと提携する当社は、ピザの箱から地下鉄の広告、TVコマーシャル、果てはドローンを駆使して空に描く壮大なプロジェクションマップなど、さまざまなQRコードを配置し、マーケターがオフラインからオンラインのパラダイムを打ち破り、新たな販促キャンペーンを展開するのを目の当たりにしてきました。 QRスキャンからアプリへの誘導事例 高いコンバージョン率と成長が見込めるため、御社がQRコードからアプリへの誘導を検討すれば、当社やCoinbase、その他の大手ブランドと同等の成果が期待できます。 ここからは実践編です。すぐにでもQRコードからアプリに誘導するエクスペリエンスを構築し、その成果が測定できるノウハウをご紹介します。 CTVのオーディエンスを御社のモバイルアプリに誘導する アメリカ単独で70%の国民がオーバーザトップ(OTT)(英語)サービスを利用する中、昨年のCTV広告支出額は60%(英語) 上昇し、144億ドルに達しました。このトレンドは始まったばかりとはいえ、CTVの分野に進出し、新規ユーザーを獲得する戦略は多々あります。 ローン貸付アプリ とある貸付プロバイダーはQRコード付きCTV広告を表示し、視聴者にモバイルアプリのダウンロードを勧めています。AppsFlyerのカスタマー体験やディープリンクを活用すれば、ローン貸付アプリのマーケティングチームはアトリビューションやディープリンクのパラメーターを含めたリンク付きQRコードを作成し、CTVでの広告測定値を正確に把握することも、ディープリンク機能を存分に使いこなすことも可能です。 動画配信者がテレビ画面からQRコードをスキャンすると、そのデータから適切なアプリストアへ自動的にリダイレクトされ、アプリをダウンロードできます。アプリを立ち上げると、不要なタッチポイントを避けてローンの申し込みページに直接転送されるため、コンバージョン率が高まります。アプリをインストール済みのユーザーは、アプリストアのタッチポイントやアプリの通常のホーム画面も経由せず、関連するアプリ内のコンテンツに直接誘導されます。 エアホッケーゲーム 文脈化は最強のプレイヤーです。CTV広告でReturn on Experience(ROX)=顧客体験からのリターンを高くするため、あるエアホッケーゲームではNHLの試合を視聴中の視聴者をターゲットに設定し、ハーフタイム中にアプリをダウンロードしたターゲットをライバルチームとの対戦に招待しました。 NHLファンがQRコードをスキャンすると、適切なアプリストアにリダイレクトされるか、そのゲームをすでにデバイスにインストール済みなら、関連するアプリ内のコンテンツに直接誘導されます。ゲームを立ち上げるととNHLチームの選択が求められ(これが文脈化です)、ライバルチームとの対戦が始まります。 世界中の顧客と交流する QRコードは世界中のオーディエンスにエンゲージして消費者の現在位置と時間を特定します。ポケットからスマホを取り出し、カメラアプリを開いてQRコードをスキャンするコールトゥアクションを取るカスタマーにとって、文脈という概念は強い影響力を発揮するはずです。 肩慣らしを兼ねて、オフラインの世界でQRコードからアプリに誘導するエクスペリエンスを高め、新規顧客の獲得とエンゲージメントを成功させたケーススタディをいくつかご紹介しましょう。 買い物アプリ オンラインショッピングでは当然のようにレビューを確認して製品を買いますが、実店舗で購入を検討する際はどうでしょうか。棚の脇にQRコードを貼り、商品レビューをアプリで確認できるようにしたファッションブランドのケーススタディをご紹介します。 買い物客はQRコードをスキャンします。アプリがインストールされていないと、適切なアプリストアへリダイレクトされます。アプリを立ち上げると商品のレビューページが開き、賢明な購入判断を下せます。アプリから価値を引き出せるようになると、ブランドのマーケティングチームはその後も買い物客にリエンゲージして生涯価値を高めることができます トラベル&ホスピタリティアプリ 退屈なバス停検索より、次回のモルディブ旅行の検索の方がずっと楽しいですよね。このケーススタディでご紹介するデジタル旅行代理店は、交通機関の到着を待つ乗客に特有の“時間の無駄”という意識と、バス路線のサービスが特定のオーディエンスに対応しているという事実を逆手に取る戦略を打ち出しました。つまり、アプリのマーケティングチームは、夏の旅行キャンペーンポスターにアクセスできるQRコードを作成し、該当するバス路線の乗客にアピールしたのです。 乗客がQRコードをスキャンすると、適切なアプリストアにリダイレクトされます(アプリをインストール済みならアプリ内のコンテンツに直接誘導されます)。アプリを立ち上げると、予約や家族や友人への情報をシェアできる夏の旅行キャンペーンページに誘導されます。 QRコード利用者の懐に入り込む “今年のスーパーボウルで、CoinbaseとQRコードは強烈なタッチダウンを決めました。数百万人にも及ぶ消費者がQRコードの利便性を知り、広告主は、CTVの画面でふわふわと動くシンプルな四角形が大量のユーザーを獲得するのを目の当たりにしたわけです。オンラインとオフラインの境界線が曖昧になる中、皆さんのようなマーケターがCTV、ビルボード、公共交通、パッケージなど、さまざまな広告媒体で全方位に測定可能で効力の高い戦術を展開し、世界中のあらゆる場所のユーザーを滞りなく誘導できる時代が来ました。ご相談ください。さあはじめましょう。 * QRコードは、デンソーウェーブの商標です。本ページに記載されている商標の使用は、情報提供のみを目的としたものであり、当該商標の尊重すべき所有者との間で推奨またはパートナーシップを結んでいることを示すものではありません。

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QR-to-app: Welcome to QR mania OG

1分間でヒット数2千万。スーパーボウルの試合中、スコアボードにCoinbaseのCMが流れたときの数字です。マーケターなら一度は体験したい瞬間に違いありません。QRコードが滑らかに動く、小気味よいほどシンプルな動画が世界中のスーパーボウル視聴者の画面に流れると、タッチダウンで歓喜のダンスを踊る人たちの気持ちが痛いほどよくわかりました。

How to jump into QR code mania

一方、スーパーボウル視聴者の多くがQRコードを初めて見たのではないでしょうか。何しろ世に出回ったのが30年ほど前の話ですから(そう、QRコードシステム(英語)は1994年、日本のデンソーウェーブという企業が発明したものです)。

ここ最近QRコードはパンデミックを機に大々的なカムバックを果たし、小売業やレストラン、観光業で普及したほか、新興分野のCTV(コネクテッドTV)(英語)でも採用されています。

AppsFlyerのデータによると、QRコードからアプリへと誘導を行うエクスペリエンスを導入したアプリは2021年第4四半期単独で25%の伸びを示しています。QRコードスキャンでインストールに誘導する平均コンバージョン率が驚きの37%を達成したのも、決して意外な結果ではありません。

デジタル市場調査会社のeMarketer(英語)は、アメリカでのQRコード利用率が今後3年で20%近く上昇するとの展望を示しています。

QRテクノロジーはなぜ誘導率が高いのでしょうか。QRコードは、私たちマーケターをクリエイティビティを強化するという基本に立ち返らせてくれる存在です。分散化が進んだ消費者のチャネルを結び付ける接着剤のような役割であるのは言うまでもないことです。

世界の優良ブランドと提携する当社は、ピザの箱から地下鉄の広告、TVコマーシャル、果てはドローンを駆使して空に描く壮大なプロジェクションマップなど、さまざまなQRコードを配置し、マーケターがオフラインからオンラインのパラダイムを打ち破り、新たな販促キャンペーンを展開するのを目の当たりにしてきました。

QRスキャンからアプリへの誘導事例

高いコンバージョン率と成長が見込めるため、御社がQRコードからアプリへの誘導を検討すれば、当社やCoinbase、その他の大手ブランドと同等の成果が期待できます。

ここからは実践編です。すぐにでもQRコードからアプリに誘導するエクスペリエンスを構築し、その成果が測定できるノウハウをご紹介します。

CTVのオーディエンスを御社のモバイルアプリに誘導する

アメリカ単独で70%の国民がオーバーザトップ(OTT)(英語)サービスを利用する中、昨年のCTV広告支出額は60%(英語)

上昇し、144億ドルに達しました。このトレンドは始まったばかりとはいえ、CTVの分野に進出し、新規ユーザーを獲得する戦略は多々あります。

ローン貸付アプリ

とある貸付プロバイダーはQRコード付きCTV広告を表示し、視聴者にモバイルアプリのダウンロードを勧めています。AppsFlyerのカスタマー体験やディープリンクを活用すれば、ローン貸付アプリのマーケティングチームはアトリビューションやディープリンクのパラメーターを含めたリンク付きQRコードを作成し、CTVでの広告測定値を正確に把握することも、ディープリンク機能を存分に使いこなすことも可能です。

動画配信者がテレビ画面からQRコードをスキャンすると、そのデータから適切なアプリストアへ自動的にリダイレクトされ、アプリをダウンロードできます。アプリを立ち上げると、不要なタッチポイントを避けてローンの申し込みページに直接転送されるため、コンバージョン率が高まります。アプリをインストール済みのユーザーは、アプリストアのタッチポイントやアプリの通常のホーム画面も経由せず、関連するアプリ内のコンテンツに直接誘導されます。

QR-to-app: CTV to mobile app

エアホッケーゲーム

文脈化は最強のプレイヤーです。CTV広告でReturn on Experience(ROX)=顧客体験からのリターンを高くするため、あるエアホッケーゲームではNHLの試合を視聴中の視聴者をターゲットに設定し、ハーフタイム中にアプリをダウンロードしたターゲットをライバルチームとの対戦に招待しました。

NHLファンがQRコードをスキャンすると、適切なアプリストアにリダイレクトされるか、そのゲームをすでにデバイスにインストール済みなら、関連するアプリ内のコンテンツに直接誘導されます。ゲームを立ち上げるととNHLチームの選択が求められ(これが文脈化です)、ライバルチームとの対戦が始まります。

QR-to-app: NHL CTV to mobile example

世界中の顧客と交流する

QRコードは世界中のオーディエンスにエンゲージして消費者の現在位置と時間を特定します。ポケットからスマホを取り出し、カメラアプリを開いてQRコードをスキャンするコールトゥアクションを取るカスタマーにとって、文脈という概念は強い影響力を発揮するはずです。

肩慣らしを兼ねて、オフラインの世界でQRコードからアプリに誘導するエクスペリエンスを高め、新規顧客の獲得とエンゲージメントを成功させたケーススタディをいくつかご紹介しましょう。

買い物アプリ

オンラインショッピングでは当然のようにレビューを確認して製品を買いますが、実店舗で購入を検討する際はどうでしょうか。棚の脇にQRコードを貼り、商品レビューをアプリで確認できるようにしたファッションブランドのケーススタディをご紹介します。

買い物客はQRコードをスキャンします。アプリがインストールされていないと、適切なアプリストアへリダイレクトされます。アプリを立ち上げると商品のレビューページが開き、賢明な購入判断を下せます。アプリから価値を引き出せるようになると、ブランドのマーケティングチームはその後も買い物客にリエンゲージして生涯価値を高めることができます

QR-to-app: In-store QR to mobile app

トラベル&ホスピタリティアプリ

退屈なバス停検索より、次回のモルディブ旅行の検索の方がずっと楽しいですよね。このケーススタディでご紹介するデジタル旅行代理店は、交通機関の到着を待つ乗客に特有の“時間の無駄”という意識と、バス路線のサービスが特定のオーディエンスに対応しているという事実を逆手に取る戦略を打ち出しました。つまり、アプリのマーケティングチームは、夏の旅行キャンペーンポスターにアクセスできるQRコードを作成し、該当するバス路線の乗客にアピールしたのです。

乗客がQRコードをスキャンすると、適切なアプリストアにリダイレクトされます(アプリをインストール済みならアプリ内のコンテンツに直接誘導されます)。アプリを立ち上げると、予約や家族や友人への情報をシェアできる夏の旅行キャンペーンページに誘導されます。

QR-to-app: Offline ad to mobile app

QRコード利用者の懐に入り込む

“今年のスーパーボウルで、CoinbaseとQRコードは強烈なタッチダウンを決めました。数百万人にも及ぶ消費者がQRコードの利便性を知り、広告主は、CTVの画面でふわふわと動くシンプルな四角形が大量のユーザーを獲得するのを目の当たりにしたわけです。
オンラインとオフラインの境界線が曖昧になる中、皆さんのようなマーケターがCTV、ビルボード、公共交通、パッケージなど、さまざまな広告媒体で全方位に測定可能で効力の高い戦術を展開し、世界中のあらゆる場所のユーザーを滞りなく誘導できる時代が来ました。ご相談ください。さあはじめましょう

* QRコードは、デンソーウェーブの商標です。本ページに記載されている商標の使用は、情報提供のみを目的としたものであり、当該商標の尊重すべき所有者との間で推奨またはパートナーシップを結んでいることを示すものではありません。

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メールからアプリへの誘導を成功させるキャンペーンをSalesforceで実施する方法 https://www.appsflyer.com/ja/use-cases/tech-media-partners/deep-linking-salesforce-appexchange/ Mon, 05 Oct 2020 22:00:00 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/deep-linking-salesforce-appexchange/ セールスフォース・アプリエクスチェンジとの深堀り - スクエア

常にオンラインサービスを利用する私たちは、モバイルで優れたエクスペリエンスを提供するブランドを好む傾向があります。生活に役立つモバイルエクスペリエンスを丁寧に作り込んでいるブランドのロイヤルユーザーとなりサービスを頻繁に利用することになります。 メールは最も好まれている通信チャネルです(出典:eArketer 2020年)。しかし、モバイル端末でメールを受信するユーザーをアプリへ確実に誘導することはそう単純ではありません。その大きな理由には、OSの種類、デバイスやチャネル、プラットフォームの多様化によるモバイルエコシステムの断片化があります。この断片化により、モバイルエクスペリエンスの質が急速に低下し、顧客の不満とビジネスの機会損失につながっています。 幸いなことに、この問題はディープリンク技術で解決することができます。ディープリンクでアプリへユーザーを適切に誘導することで、あらゆるデジタルタッチポイントで最適なユーザージャーニーを提供できるようになり、インストール数、収益、顧客生涯価値を高めることができます。   SalesforceとAppsFlyerのOnelinkが悩みを解決 高度なディープリンク技術であるOneLinkをAppExchange(英語)からダウンロードしてSalesforce Marketing CloudのEmail Studioに直接インストールできるようになりました。AppsFlyerのOneLinkを利用することでメールからアプリへの誘導エクスペリエンスが円滑になり、コンバージョンの増加とユーザーの満足度の維持につながります。 何がモバイルエクスペリエンスを活かし、何が邪魔になるのかを理解するために、次の例を考えてみましょう。 壊れやすいモバイルリンク 毎日、ランチ時間にモバイル端末からメールの受信トレイをチェックしているソフィアは、オンラインでの買い物のほとんどをランチ時間に行います。今日、ソフィアはお気に入りの靴店からのVIPメンバー限定の新しいプロモーションを受け取りました。すべての商品が40〜60%割引になる上に、モバイルアプリで購入すれば決済時にさらに10%割り引きになるプロモーションです。このチャンスを利用しない手はありません。 これまでソフィアは、この靴店のアプリをダウンロードしたことがありませんでした。この靴店から送られるメールには、いつもモバイルウェブサイトへのリンクが貼ってあったからです。しかし今回のプロモーションで、ソフィアはアプリをダウンロードしようと張り切りました。すぐにショッピングを始めようとリンクをクリックしたものの、メールに貼り付けられている通常のリンクでは開きたいページをなかなか開くことができません。結局、モバイルウェブサイトのホームページを開くことになりましたが、アプリをダウンロードするための方法はどこにも見当たりません。すっかり気分を削がれたソフィアのユーザージャーニーはアプリでの購入まで至りませんでした。 がっかりしただけでなく不満を感じたソフィアは、この靴店を二度と利用することがないかもしれません。この靴店は、アプリのロイヤルユーザーになったかもしれない顧客に商品を販売するチャンスを失いました。 スマートなデジタルの世界でモバイルビジネスを大きく成長させ、アプリ利用を高めようとしたこの靴店は、まったく異なるユーザーエクスペリエンスをソフィアに提供したかったはずです。アプリをダウンロードできるように、モバイル端末に応じたアプリストアにソフィアを誘導し、インストール後はソフィアが利用しようとしていたプロモーションのページをアプリで開くようにしたかったはずです。 このキャンペーンを改良するためにマーケティングチームが何をできるかを考えてみましょう。     ユーザージャーニーを中断させないために 1週間前にSalesforce Marketing CloudのEmail Studioを介して、この靴店は新しいメールキャンペーンを開始しました。メール開封率とクリック率は非常に高かったものの、その後に続くはずのモバイルでの購入に大きな効果は見られませんでした。 このメールキャンペーンの直前に予算が削減されたため、マーケティングチームはオウンドメディアを活用する必要がありました。アプリを利用したモバイルでの売り上げが大きくなり、ソフィアのようなモバイルユーザーが多くなれば、ユーザーをモバイルアプリに誘導することがビジネスの成功の鍵になります。 通常のリンクを利用した現在のメールフローは、モバイルエクスペリエンスを損ねる結果になると、マーケティングチームは懸念しています。メールでプロモーションを送信することに疲れたチームは、多くの人がメールを開封してCTAボタンをクリックしモバイルアプリの最適なページたどり着けるように誘導したいと考えています。 また、アプリ起動後のメールキャンペーンのアトリビューションデータを見ることができないので、開封、クリックなど、メール送信後に何が起きているのかを理解する方法、つまりメールからモバイルアプリへのコンバージョンの計測を開始したいと考えています。 そこでマーケティングチームは、次の課題に取り組むことを決めました。 すべてのメールキャンペーンでモバイルユースケースを念頭に置き、OS、チャネル、プラットフォームの種類に関係なく常に機能するスマートなリンクを実装し、摩擦のないユーザーエクスペリエンスを実現する 完璧な計測データを使って分析を行い、エンドツーエンドのモバイルユーザージャーニーを理解する 簡単かつ迅速に連携できるソリューションをSalesforce Marketing Cloud内に展開する シームレスなモバイルジャーニーの構築 この靴店のマーケティングチームは、Salesforce Marketing Cloud内でAppsFlyerのOneLinkディープリンクソリューションを展開することで次のことが達成できるようになります。 すべてのユーザーのニーズに合わせてエクスペリエンスをパーソナライズ – OneLinkは、ユーザーが既にアプリをインストールしているかどうかを判断します。ユーザーが既にアプリをインストールしていれば、リンクは状況に応じてアプリの最適なページを直接開きます。インストールしていなければ、アプリをダウンロードできる場所へユーザーを最初に誘導し、インストール後、そのユーザーに最適なページをアプリで開きます。OneLinkは、どのプラットフォームやデバイスでも常に動作します。 Salesforce Marketing CloudのEmail Studioでの簡単なセットアップとシームレスな連携 – Salesforce AppExchangeからAppsFlyerのアプリを簡単にインストールできます。Salesforce Marketing Cloudで、メールテンプレートにドラッグ&ドロップするだけでモバイルディープリンクをメールのCTAに直接設定できます。ディープリンクはまとめて管理できるので、大規模なメールキャンペーンでも管理が簡単で、マーケティングチームの効率を最大限に高めることができます。 ユーザージャーニー全体が見えるように – 完全なモバイルアトリビューションデータをAppsFlyerの管理画面で表示したりエクスポートしたりできます。そのデータをもとに、メールキャンペーンを最適化できます。 さらに、モバイルアプリケーションの行動データを活用してオーディエンスのセグメンテーションを強化し、Salesforce Marketing Cloudのジャーニービルダーを自動化することもできます。 […]

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セールスフォース・アプリエクスチェンジとの深堀り - スクエア

常にオンラインサービスを利用する私たちは、モバイルで優れたエクスペリエンスを提供するブランドを好む傾向があります。生活に役立つモバイルエクスペリエンスを丁寧に作り込んでいるブランドのロイヤルユーザーとなりサービスを頻繁に利用することになります。

メールは最も好まれている通信チャネルです(出典:eArketer 2020年)。しかし、モバイル端末でメールを受信するユーザーをアプリへ確実に誘導することはそう単純ではありません。その大きな理由には、OSの種類、デバイスやチャネル、プラットフォームの多様化によるモバイルエコシステムの断片化があります。この断片化により、モバイルエクスペリエンスの質が急速に低下し、顧客の不満とビジネスの機会損失につながっています。

幸いなことに、この問題はディープリンク技術で解決することができます。ディープリンクでアプリへユーザーを適切に誘導することで、あらゆるデジタルタッチポイントで最適なユーザージャーニーを提供できるようになり、インストール数、収益、顧客生涯価値を高めることができます。

 

SalesforceとAppsFlyerのOnelinkが悩みを解決

高度なディープリンク技術であるOneLinkAppExchange(英語)からダウンロードしてSalesforce Marketing CloudのEmail Studioに直接インストールできるようになりました。AppsFlyerのOneLinkを利用することでメールからアプリへの誘導エクスペリエンスが円滑になり、コンバージョンの増加とユーザーの満足度の維持につながります。

何がモバイルエクスペリエンスを活かし、何が邪魔になるのかを理解するために、次の例を考えてみましょう。

壊れやすいモバイルリンク

毎日、ランチ時間にモバイル端末からメールの受信トレイをチェックしているソフィアは、オンラインでの買い物のほとんどをランチ時間に行います。今日、ソフィアはお気に入りの靴店からのVIPメンバー限定の新しいプロモーションを受け取りました。すべての商品が40〜60%割引になる上に、モバイルアプリで購入すれば決済時にさらに10%割り引きになるプロモーションです。このチャンスを利用しない手はありません。

これまでソフィアは、この靴店のアプリをダウンロードしたことがありませんでした。この靴店から送られるメールには、いつもモバイルウェブサイトへのリンクが貼ってあったからです。しかし今回のプロモーションで、ソフィアはアプリをダウンロードしようと張り切りました。すぐにショッピングを始めようとリンクをクリックしたものの、メールに貼り付けられている通常のリンクでは開きたいページをなかなか開くことができません。結局、モバイルウェブサイトのホームページを開くことになりましたが、アプリをダウンロードするための方法はどこにも見当たりません。すっかり気分を削がれたソフィアのユーザージャーニーはアプリでの購入まで至りませんでした。

がっかりしただけでなく不満を感じたソフィアは、この靴店を二度と利用することがないかもしれません。この靴店は、アプリのロイヤルユーザーになったかもしれない顧客に商品を販売するチャンスを失いました。

スマートなデジタルの世界でモバイルビジネスを大きく成長させ、アプリ利用を高めようとしたこの靴店は、まったく異なるユーザーエクスペリエンスをソフィアに提供したかったはずです。アプリをダウンロードできるように、モバイル端末に応じたアプリストアにソフィアを誘導し、インストール後はソフィアが利用しようとしていたプロモーションのページをアプリで開くようにしたかったはずです。

このキャンペーンを改良するためにマーケティングチームが何をできるかを考えてみましょう。

 

 

ユーザージャーニーを中断させないために

1週間前にSalesforce Marketing CloudのEmail Studioを介して、この靴店は新しいメールキャンペーンを開始しました。メール開封率とクリック率は非常に高かったものの、その後に続くはずのモバイルでの購入に大きな効果は見られませんでした。

このメールキャンペーンの直前に予算が削減されたため、マーケティングチームはオウンドメディアを活用する必要がありました。アプリを利用したモバイルでの売り上げが大きくなり、ソフィアのようなモバイルユーザーが多くなれば、ユーザーをモバイルアプリに誘導することがビジネスの成功の鍵になります。

通常のリンクを利用した現在のメールフローは、モバイルエクスペリエンスを損ねる結果になると、マーケティングチームは懸念しています。メールでプロモーションを送信することに疲れたチームは、多くの人がメールを開封してCTAボタンをクリックしモバイルアプリの最適なページたどり着けるように誘導したいと考えています。

また、アプリ起動後のメールキャンペーンのアトリビューションデータを見ることができないので、開封、クリックなど、メール送信後に何が起きているのかを理解する方法、つまりメールからモバイルアプリへのコンバージョンの計測を開始したいと考えています。

そこでマーケティングチームは、次の課題に取り組むことを決めました。

  • すべてのメールキャンペーンでモバイルユースケースを念頭に置き、OS、チャネル、プラットフォームの種類に関係なく常に機能するスマートなリンクを実装し、摩擦のないユーザーエクスペリエンスを実現する
  • 完璧な計測データを使って分析を行い、エンドツーエンドのモバイルユーザージャーニーを理解する
  • 簡単かつ迅速に連携できるソリューションをSalesforce Marketing Cloud内に展開する
SalesforceとAppsFlyerの連携

シームレスなモバイルジャーニーの構築

この靴店のマーケティングチームは、Salesforce Marketing Cloud内でAppsFlyerのOneLinkディープリンクソリューションを展開することで次のことが達成できるようになります。

  • すべてのユーザーのニーズに合わせてエクスペリエンスをパーソナライズ – OneLinkは、ユーザーが既にアプリをインストールしているかどうかを判断します。ユーザーが既にアプリをインストールしていれば、リンクは状況に応じてアプリの最適なページを直接開きます。インストールしていなければ、アプリをダウンロードできる場所へユーザーを最初に誘導し、インストール後、そのユーザーに最適なページをアプリで開きます。OneLinkは、どのプラットフォームやデバイスでも常に動作します。
  • Salesforce Marketing CloudのEmail Studioでの簡単なセットアップとシームレスな連携 – Salesforce AppExchangeからAppsFlyerのアプリを簡単にインストールできます。Salesforce Marketing Cloudで、メールテンプレートにドラッグ&ドロップするだけでモバイルディープリンクをメールのCTAに直接設定できます。ディープリンクはまとめて管理できるので、大規模なメールキャンペーンでも管理が簡単で、マーケティングチームの効率を最大限に高めることができます。
  • ユーザージャーニー全体が見えるように – 完全なモバイルアトリビューションデータをAppsFlyerの管理画面で表示したりエクスポートしたりできます。そのデータをもとに、メールキャンペーンを最適化できます。 さらに、モバイルアプリケーションの行動データを活用してオーディエンスのセグメンテーションを強化し、Salesforce Marketing Cloudのジャーニービルダーを自動化することもできます。
  • メールキャンペーンのROIを向上 – OneLinkは、メールからアプリへユーザーを円滑に誘導するので、インストールからクリックまで至る率は25%です(通常のリンクに比べて最大4倍)。つまり、ブランドは質の高い有意義なアプリ内エクスペリエンスをユーザーに提供し、ユーザー獲得戦略を常に最適化できます。

  

メールからアプリへユーザーを確実に誘導できるキャンペーンにする

OneLinkを利用することで、靴店のマーケティングチームは社内で利用している分析ツールでアトリビューションデータを分析できるようになります。これにより、メールキャンペーンがユーザーをモバイルアプリに効果的に誘導しているかどうかを分析できるようになり、主要なアプリ内イベントも計測できるようになります。

このマーケティングチームは、メールからアプリへユーザーを誘導するためのキャンペーンにおいて、異なるプラットフォームを跨いでもエンドツーエンドの円滑なカスタマージャーニーを提供できるようになります。そして、ソフィアのようなユーザーがアプリの利用を開始しロイヤルユーザーになると自信を持てるようになります。

Salesforce Marketing Cloudでのメールキャンペーンの最適化について詳しくはこちら(英語)をクリックしてください。

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ウェブキャンペーンからアプリへの誘導 https://www.appsflyer.com/ja/use-cases/customer-experience-deep-linking/web-campaign-to-app/ Wed, 30 Sep 2020 22:00:00 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/web-campaign-to-app/ ウェブキャンペーンからアプリへ - スクエア

10年前、私が初めてスマートフォンを使い始めたとき、たくさんのアプリをインストールしました。多くの人がそうだったように、新しいアプリやアプリインストール広告をかなり受け入れていたと思います。 しかし、今日では、デバイス上のアプリ数が増加し、アプリ数の多さを気にすることもなくなり、新しいアプリのインストールに対する許容度がかつてなく高くなっています。 アプリのインストールを促すためにユーザーをアプリストアに直接誘導する広告は、初回利用のユーザーなどの場合や発展途上市場において有効に機能します。ただし、広告に掲載されている物や商品、サービス、テレビ番組、バケーションプラン、販売促進に関する情報を検索している経験値の高いユーザーにとっては、アプリストアへの直接誘導は的外れであり不満を感じさせることがあります。より成熟したアプリ市場では、ブランドの成長を促進するために、モバイルウェブサイトに依存する必要があり、特に知識や経験の豊富なユーザーに対しての配慮が必要になります。 ウェブを活用して成長する 優れた広告クリエイティブやパーソナライズした広告だけでは、知識や経験の豊富なユーザーを満足させることはできません。こういったユーザーは、簡単にアプリをインストールしませんし、実際に使用するアプリしかインストールしません。オンライン広告でのエンゲージメントには限りがあり、アプリストアのページをうまくコントロールできない状況で、アプリをインストールしてもらうためのエンゲージメントとモチベーションをどのように作り出せば良いのでしょうか?この問題に対するソリューションとして、ウェブキャンペーンからアプリへの誘導を円滑にすることがあります。 私たちは常にウェブの可能性を信じてきました。だからこそ、OneLinkのディープリンクやディファードディープリンク、スマートバナー、ピープルベースドアトリビューションなどのウェブに関連する製品や機能を開発し、アプリデベロッパーがオウンドメディア、特にウェブを活用して成長できるように支援するAppsFlyerの取り組み「予算ゼロマーケティング(英語)」の一環として毎月無料のZeroプランを開始しました。 無限に広がる未開拓のチャンス モバイルウェブで成長とエンゲージメントを促進するにはどうすれば良いでしょうか?モバイルウェブサイトにユーザーを誘導すれば、さまざまな方法でのエンゲージメントができるようになり、可能性が無限に広がります。ユーザーがリピーターであれば、過去の訪問履歴からそのユーザーについての情報を得ることができるかもしれません。自社のウェブサイトでは未開拓の可能性が無限に広がります。たとえば、次のようなことができます。 エクスペリエンスをパーソナライズします。ウェブサイトやランディングページでサービス、製品、ゲームをユーザーが閲覧できるようにします。 OneLinkのディファードディープリンクを活用して、ユーザーがアプリでトランザクションを完了するようプロモーションをパーソナライズします。 AppsFlyerのスマートバナーを活用して、ユーザーをアプリストアに誘導してアプリをインストールできるようにします。すでにアプリをインストールしているユーザーであれば、そのユーザーにとって最適なアプリのページを直接開くようにします。 これではクリック回数が増え、ウェブサイトを通って遠回りをさせるので、ファネルが長くなることを懸念する人がいるかもしれません。たしかにファネルは長くなるように見えるかもしれません。しかし実際のところは、目的が明確で経験のあるユーザーに対し有効なファネルであり、コンバージョン率と全体のROIが向上します。 明確な目的を持つ顧客にアプリをインストールしてもらうには説得力のある理由が必要です。そしてその理由はファネルの早い段階で提示する必要があります。広告をクリックしたら欲しい商品やサービスの情報を表示して顧客を満足させましょう。アプリのインストールページを表示して、顧客をうんざりさせるようなことは避けましょう。これには、ウェブキャンペーンからアプリへの誘導を円滑にすることが有効です。 ウェブキャンペーンからアプリへの誘導(ユースケース) ウェブキャンペーンからアプリへユーザーを誘導すると、ファネルはどのようになるのでしょうか?次に紹介するフローは、多くある中のほんの一例です。 ウェブ広告やアプリ内プロモーション、または検索広告をクリックしたユーザーが広告主のモバイルウェブサイトに誘導されます。 広告主は、さまざまな方法でエンゲージメントとプロモーションを実施します。例えば次のようなことを行います。 カスタマイズしたスマートバナーを表示し、アプリをインストールしたユーザーにインセンティブ(ウェブ広告で取り上げられていた靴を10ドル値引き)を提供します。 ページ上にプロモーション用コンテンツを用意し、エンゲージメントと教育を行います。コンテンツには、ディープリンクを設定したハイパーリンクやCTAボタンでのインセンティブも含めます。 ユーザーがスマートバナーまたはハイパーリンクをクリックすると、アプリをインストールできるようにアプリストアにユーザーを誘導します。既にアプリをインストールしているユーザーであれば、すぐにステップ4に進みます。 アプリをインストールして起動すると、プロモーションの内容に応じて適切なアプリ内コンテンツがユーザーに提示されます。ここでアトリビューションが実施され、メディアソースにインストールのクレジットが与えられます。 ここで紹介しておきたいユースケースに検索エンジンマーケティング(SEM)があります。SEM(Search Engine Marketing)で明確な意図を持つ多種多様なキーワードを低コストで入札することができます。SEMのユースケースは、これからのアプリの成長にとって特に重要なソースになるとAppsFlyerは考えています。 注目すべきポイントは? ここで「なぜウェブキャンペーンからアプリへ円滑な誘導がそんなに重要なのか?」という疑問が浮かぶかもしれません。注目なのは、初めてメディアパートナーがキャンペーンの誘導先をアプリストアのページではなく自分たちのウェブサイトに設定できるようになったことです。さらに重要なことに、設定されたルックバック期間に基づき、パートナーがインストールと下層ファネルのコンバージョンのクレジットを獲得することができます。同時に、アプリストアのプラットフォームで発生する料金を回避することができます。 いま始める意味 AppsFlyerのデータは、ウェブエンゲージメントがこれまで十分に活用されてこなかったことを示しています。さらにiOS 14のリリースにより、ユーザーとの新しいエンゲージメント方法を市場が模索することになるとAppsFlyerは考えています。今こそ、ウェブキャンペーンからアプリインストールにいたるまでに散らばる点を線でつなぎ、有料のキャンペーンを実施して自社のウェブサイトやランディングページへのトラフィックを促進する時です。そして、新しくウェブエンゲージメントのファネルを作成し、アプリのロイヤルユーザーを獲得します。 プライバシーの観点から、ユーザージャーニーにはアドネットワークやオウンドメディアが含まれるので、IDFAをアトリビューション目的で収集する必要はなく、ファーストパーティのデータを活用してエクスペリエンスを最適化することができます。 ウェブキャンペーンからアプリにユーザーを誘導することで得られるチャンスに興奮しているのはAppsFlyerだけではありません。AppsFlyerは、これらのツールを革新的な方法をすでに活用しているお客様からインスピレーションを受け続けています。アプリ内コンバージョンに焦点を当てたプロモーションを作成したお客様もいれば、ウェブサイトの訪問者とのエンゲージメントを深めているお客様もいます。 ウェブキャンペーンからアプリへの誘導を実装する ウェブキャンペーンからアプリへのユーザーの誘導は高い効果と説得力があるだけでなくシンプルです。広告主は、次の手順でウェブキャンペーンからアプリへユーザーを誘導できるようになります。 AppsFlyer web SDKを実装する  ウェブページやランディングページ上のスマートバナーを有効化する AppsFlyerの管理画面の連携済みパートナーセクションでリダイレクトパラメーターを定義し、アトリビューションソースとして入ってくるアトリビューションリンクパラメーターを有効にする アドネットワークパートナーとの広告リンクを更新する ウェブキャンペーンからアプリへの誘導の設定方法については、こちらをご覧ください。 まとめ ウェブから得られる成長の機会をAppsFlyerは信じています。そして、ウェブキャンペーンからアプリへの誘導のファネルにより得られる次のようなメリットについて興奮しています。 ユーザーは、最初にアプリをインストールしなくても、サービスや製品を利用することができます(もちろん、後で適切なタイミングでアクセスすることもできます)。 広告主は、ファーストパーティのデータを使用して、自社のウェブサイト上のユーザーに対するファネルエクスペリエンスをパーソナライズし最適化できます。 広告主は、ウェブプロモーションとOneLink、ディファードディープリンク、スマートバナーなどの強力なツールを組み合わせることで、アプリ内トランザクションを促進できます。 ブランドは、目的が明確でエンゲージメントの高いユーザーによるコンバージョンを促し、ROIを最適化できます。 広告主は、明確な意図を持つ多種多様な検索キーワードや下層ファネルのリエンゲージメントなど、効率的なトラフィックソースを活用できます。 ウェブキャンペーンからアプリへの誘導機能は、Apple iOS 14のプライバシーガイドラインに完全に準拠しています。 6月以来、AppsFlyerは、従業員、お客様、業界のパートナーとともにプライバシーとユーザーエクスペリエンスの最適化方法を模索してきました。そして、その実現のために構築している2つの具体的な方針を紹介しました。それは、プライバシー中心の次世代のアトリビューションと、データ利用の可能性を最大化することに焦点を当てたSKAdNetworkに完全対応したソリューションです。 iOS 14に対するAppsFlyerのアプローチの締め括りとなる第3の柱を紹介できることを嬉しく思います。お客様とパートナーの両方に対しイノベーションの大きな可能性を提供できることも非常に嬉しく思っています。また、このファネルによるエンドユーザーのユーザーエクスペリエンスの向上にも興奮しています。ウェブキャンペーンからアプリへ誘導するファネルがあることで、iOSまたはAndroidのアプリをインストールして使用する理由をユーザーは得ることになります。

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ウェブキャンペーンからアプリへ - スクエア

10年前、私が初めてスマートフォンを使い始めたとき、たくさんのアプリをインストールしました。多くの人がそうだったように、新しいアプリやアプリインストール広告をかなり受け入れていたと思います。

しかし、今日では、デバイス上のアプリ数が増加し、アプリ数の多さを気にすることもなくなり、新しいアプリのインストールに対する許容度がかつてなく高くなっています。

アプリのインストールを促すためにユーザーをアプリストアに直接誘導する広告は、初回利用のユーザーなどの場合や発展途上市場において有効に機能します。ただし、広告に掲載されている物や商品、サービス、テレビ番組、バケーションプラン、販売促進に関する情報を検索している経験値の高いユーザーにとっては、アプリストアへの直接誘導は的外れであり不満を感じさせることがあります。より成熟したアプリ市場では、ブランドの成長を促進するために、モバイルウェブサイトに依存する必要があり、特に知識や経験の豊富なユーザーに対しての配慮が必要になります。

ウェブを活用して成長する

優れた広告クリエイティブやパーソナライズした広告だけでは、知識や経験の豊富なユーザーを満足させることはできません。こういったユーザーは、簡単にアプリをインストールしませんし、実際に使用するアプリしかインストールしません。オンライン広告でのエンゲージメントには限りがあり、アプリストアのページをうまくコントロールできない状況で、アプリをインストールしてもらうためのエンゲージメントとモチベーションをどのように作り出せば良いのでしょうか?この問題に対するソリューションとして、ウェブキャンペーンからアプリへの誘導を円滑にすることがあります。

私たちは常にウェブの可能性を信じてきました。だからこそ、OneLinkのディープリンクやディファードディープリンク、スマートバナーピープルベースドアトリビューションなどのウェブに関連する製品や機能を開発し、アプリデベロッパーがオウンドメディア、特にウェブを活用して成長できるように支援するAppsFlyerの取り組み「予算ゼロマーケティング(英語)」の一環として毎月無料のZeroプランを開始しました。

無限に広がる未開拓のチャンス

モバイルウェブで成長とエンゲージメントを促進するにはどうすれば良いでしょうか?モバイルウェブサイトにユーザーを誘導すれば、さまざまな方法でのエンゲージメントができるようになり、可能性が無限に広がります。ユーザーがリピーターであれば、過去の訪問履歴からそのユーザーについての情報を得ることができるかもしれません。自社のウェブサイトでは未開拓の可能性が無限に広がります。たとえば、次のようなことができます。

  1. エクスペリエンスをパーソナライズします。ウェブサイトやランディングページでサービス、製品、ゲームをユーザーが閲覧できるようにします。
  2. OneLinkのディファードディープリンクを活用して、ユーザーがアプリでトランザクションを完了するようプロモーションをパーソナライズします。
  3. AppsFlyerのスマートバナーを活用して、ユーザーをアプリストアに誘導してアプリをインストールできるようにします。すでにアプリをインストールしているユーザーであれば、そのユーザーにとって最適なアプリのページを直接開くようにします。

これではクリック回数が増え、ウェブサイトを通って遠回りをさせるので、ファネルが長くなることを懸念する人がいるかもしれません。たしかにファネルは長くなるように見えるかもしれません。しかし実際のところは、目的が明確で経験のあるユーザーに対し有効なファネルであり、コンバージョン率と全体のROIが向上します。

明確な目的を持つ顧客にアプリをインストールしてもらうには説得力のある理由が必要です。そしてその理由はファネルの早い段階で提示する必要があります。広告をクリックしたら欲しい商品やサービスの情報を表示して顧客を満足させましょう。アプリのインストールページを表示して、顧客をうんざりさせるようなことは避けましょう。これには、ウェブキャンペーンからアプリへの誘導を円滑にすることが有効です。

ウェブキャンペーンからアプリへの誘導(ユースケース)

ウェブキャンペーンからアプリへユーザーを誘導すると、ファネルはどのようになるのでしょうか?次に紹介するフローは、多くある中のほんの一例です。

  1. ウェブ広告やアプリ内プロモーション、または検索広告をクリックしたユーザーが広告主のモバイルウェブサイトに誘導されます。
  2. 広告主は、さまざまな方法でエンゲージメントとプロモーションを実施します。例えば次のようなことを行います。
    1. カスタマイズしたスマートバナーを表示し、アプリをインストールしたユーザーにインセンティブ(ウェブ広告で取り上げられていた靴を10ドル値引き)を提供します。ウェブキャンペーンからアプリへの誘導 - スマートバナー
    2. ページ上にプロモーション用コンテンツを用意し、エンゲージメントと教育を行います。コンテンツには、ディープリンクを設定したハイパーリンクやCTAボタンでのインセンティブも含めます。
  3. ユーザーがスマートバナーまたはハイパーリンクをクリックすると、アプリをインストールできるようにアプリストアにユーザーを誘導します。既にアプリをインストールしているユーザーであれば、すぐにステップ4に進みます。
  4. アプリをインストールして起動すると、プロモーションの内容に応じて適切なアプリ内コンテンツがユーザーに提示されます。ここでアトリビューションが実施され、メディアソースにインストールのクレジットが与えられます。

ここで紹介しておきたいユースケースに検索エンジンマーケティング(SEM)があります。SEM(Search Engine Marketing)で明確な意図を持つ多種多様なキーワードを低コストで入札することができます。SEMのユースケースは、これからのアプリの成長にとって特に重要なソースになるとAppsFlyerは考えています。

注目すべきポイントは?

ここで「なぜウェブキャンペーンからアプリへ円滑な誘導がそんなに重要なのか?」という疑問が浮かぶかもしれません。注目なのは、初めてメディアパートナーがキャンペーンの誘導先をアプリストアのページではなく自分たちのウェブサイトに設定できるようになったことです。さらに重要なことに、設定されたルックバック期間に基づき、パートナーがインストールと下層ファネルのコンバージョンのクレジットを獲得することができます。同時に、アプリストアのプラットフォームで発生する料金を回避することができます。

いま始める意味

AppsFlyerのデータは、ウェブエンゲージメントがこれまで十分に活用されてこなかったことを示しています。さらにiOS 14のリリースにより、ユーザーとの新しいエンゲージメント方法を市場が模索することになるとAppsFlyerは考えています。今こそ、ウェブキャンペーンからアプリインストールにいたるまでに散らばる点を線でつなぎ、有料のキャンペーンを実施して自社のウェブサイトやランディングページへのトラフィックを促進する時です。そして、新しくウェブエンゲージメントのファネルを作成し、アプリのロイヤルユーザーを獲得します。

プライバシーの観点から、ユーザージャーニーにはアドネットワークやオウンドメディアが含まれるので、IDFAをアトリビューション目的で収集する必要はなく、ファーストパーティのデータを活用してエクスペリエンスを最適化することができます。

LetgoとWebmotorsのWeb-to-App

ウェブキャンペーンからアプリにユーザーを誘導することで得られるチャンスに興奮しているのはAppsFlyerだけではありません。AppsFlyerは、これらのツールを革新的な方法をすでに活用しているお客様からインスピレーションを受け続けています。アプリ内コンバージョンに焦点を当てたプロモーションを作成したお客様もいれば、ウェブサイトの訪問者とのエンゲージメントを深めているお客様もいます。

ウェブキャンペーンからアプリへの誘導を実装する

ウェブキャンペーンからアプリへのユーザーの誘導は高い効果と説得力があるだけでなくシンプルです。広告主は、次の手順でウェブキャンペーンからアプリへユーザーを誘導できるようになります。

  • AppsFlyer web SDKを実装する 
  • ウェブページやランディングページ上のスマートバナーを有効化する
  • AppsFlyerの管理画面の連携済みパートナーセクションでリダイレクトパラメーターを定義し、アトリビューションソースとして入ってくるアトリビューションリンクパラメーターを有効にする
  • アドネットワークパートナーとの広告リンクを更新する

ウェブキャンペーンからアプリへの誘導の設定方法については、こちらをご覧ください。

まとめ

ウェブから得られる成長の機会をAppsFlyerは信じています。そして、ウェブキャンペーンからアプリへの誘導のファネルにより得られる次のようなメリットについて興奮しています。

  • ユーザーは、最初にアプリをインストールしなくても、サービスや製品を利用することができます(もちろん、後で適切なタイミングでアクセスすることもできます)。
  • 広告主は、ファーストパーティのデータを使用して、自社のウェブサイト上のユーザーに対するファネルエクスペリエンスをパーソナライズし最適化できます。
  • 広告主は、ウェブプロモーションとOneLink、ディファードディープリンク、スマートバナーなどの強力なツールを組み合わせることで、アプリ内トランザクションを促進できます。
  • ブランドは、目的が明確でエンゲージメントの高いユーザーによるコンバージョンを促し、ROIを最適化できます。
  • 広告主は、明確な意図を持つ多種多様な検索キーワードや下層ファネルのリエンゲージメントなど、効率的なトラフィックソースを活用できます。
  • ウェブキャンペーンからアプリへの誘導機能は、Apple iOS 14のプライバシーガイドラインに完全に準拠しています。

6月以来、AppsFlyerは、従業員、お客様、業界のパートナーとともにプライバシーとユーザーエクスペリエンスの最適化方法を模索してきました。そして、その実現のために構築している2つの具体的な方針を紹介しました。それは、プライバシー中心の次世代のアトリビューションと、データ利用の可能性を最大化することに焦点を当てたSKAdNetworkに完全対応したソリューションです。

iOS 14に対するAppsFlyerのアプローチの締め括りとなる第3の柱を紹介できることを嬉しく思います。お客様とパートナーの両方に対しイノベーションの大きな可能性を提供できることも非常に嬉しく思っています。また、このファネルによるエンドユーザーのユーザーエクスペリエンスの向上にも興奮しています。ウェブキャンペーンからアプリへ誘導するファネルがあることで、iOSまたはAndroidのアプリをインストールして使用する理由をユーザーは得ることになります。

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ベイジアンネットワークによるインストールレベルの不正検出 https://www.appsflyer.com/ja/use-cases/fraud-protection/fraud-detection-bayesian-networks/ Tue, 31 Mar 2020 22:00:00 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/fraud-detection-bayesian-networks/ 不正検知ベイジアンネットワーク - スクエア

AppsFlyerは、毎日数百万件のアプリインストールを処理しています。それぞれのインストールは、タイムスタンプからデバイスセンサーのインジケーターまで、計測可能なデータポイントを大量に提供しているので、その品質を視覚的に把握することができます。 残念ながら、私たちのエコシステムを行き交う多くのインストールが不正によるものです。モバイル業界での不正防止対策の必要性はかつてないほど高まっており、その重要性は効果計測でのアトリビューションに次いで大きくなっています。 小規模不正検知の難しさ 不正防止技術が進歩すれば、不正行為も巧妙化(英語)します。新しいテクノロジーが登場しては、不正の新しい抜け道を見つけられ悪用されています。新たな不正が日々発生し、そのための新しい検知方法が生まれます。 多くの不正インストールは、インストール認証方法、または不正クラスターパターンとの関連性で識別できます。ただし、小規模な不正行為は検知できない場合があります。小規模なサイトでは使用しているサンプルサイズも小さくなるからです。 個々のインストールレベルで不正を特定することは、おそらく最も困難な課題の1つです。これは、単なるインストールの分類の問題として解決できるものではありません。そのため不正インストールの理想的な識別方法の探究は常に行われています。 インストールの識別に必要なのは、特定のパラメーターの記憶だけではありません。情報に基づき決定するために必要なルール、特定のインストールをブロックするロジックも必要です。小規模サイトでの小規模不正でも識別できるように、インストールレベルで不正を検知するのと同時に、誤検知率を最小限に抑えながらリアルタイムで正確に不正をブロックできなければなりません。 このような理想的な識別方法を探求する中で、私たちはベイジアンネットワークと出会いました。 ベイジアンネットワークとは、有向非巡回グラフを介して変数間の依存関係を計測する確率モデルです。 この識別方法は、インストールパラメーターが特定の組み合わせで見られる確率を計算します。基本的に、2つの変数からなる変数ペアの依存関係をモデル化し、どのペアが相互依存していて、どのペアが相互依存していないかを識別します。 ベイジアンネットワークは、発生したイベントの分析や、可能性のある発生原因の予測に最適です。 たとえば、ベイジアンネットワークは、病気とその症状の確率的関係を表すことができます。特定の症状が現れると、ベイジアンネットワークを使用して、さまざまな疾患の確率を計算できます。 ベイジアンネットワークの利用 変数間の条件依存をテストするために、カイ2乗検定で確率変数を使用します。すべての変数が依存していると仮定すると、私たちの計算は正しいが扱いにくくなります。 このネットワークにより、2つ以上のフィールドの組み合わせを見つけることができるようになります。そしてこれらのフィールドが実際に存在している可能性は、非常に低いか、まったくありません。 古いOSを備えた新しいデバイスモデルといったような、ささいな組み合わせもあるかもしれませんが、ひとつひとつのケースを手動で実行し規模を維持するのは困難です。 ベイジアンネットワークは、いくつかのパラメーターの組み合わせを調べるときに特に役立ちます。個別に調べれば、それぞれのペアは正当に見えるかもしれませんが、すべての変数を組み合わせて見るのは統計的には不可能です。 たとえば、50個の異なる変数があるとしましょう。それぞれの変数に10個のオプションがあります。これにより、考えられる値の組み合わせは10の50乗通りになります。すべての変数が独立していれば、変数を1つ1つ個別に調べれば良いことになり、500通り変数を計算すれば良いので簡単です。ただし、すべての変数が独立しているわけではありません。 これを正確に計算するには、最初に、どの変数が独立していて、どの変数が相互依存しているかを特定する必要があります。この識別により、ベイジアンネットワークが作成されます。これにより、多くの異なる変数でインストール確率を正確に計算できます。 基本的に、ここで私たちが計算するのは、インストールが不正である確率です。しかし、誤検知を回避するため、AppsFlyerが設定している厳格なしきい値を超えブロックされるためには、この確率は有意である必要があります。 この高度なモデルは、エコシステム全体ですでに使用されており、1日に100万件を超える不正なインストールを特定しています。以前のルールセットでは、これらのインストールの約50%は検出も識別もされませんでした。 不正インストールを多く検知できるようになったことで、AppsFlyerのお客様は数百万ドルの損失を回避しています。 ベイジアンネットワークを利用し、AppsFlyerは、不正検出機能に新しい機能と方法を常に追加しています。モバイル広告不正と闘うための取り組みを進めながら、現在そして将来の不正問題に対処できるようになっています。

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不正検知ベイジアンネットワーク - スクエア

AppsFlyerは、毎日数百万件のアプリインストールを処理しています。それぞれのインストールは、タイムスタンプからデバイスセンサーのインジケーターまで、計測可能なデータポイントを大量に提供しているので、その品質を視覚的に把握することができます。

残念ながら、私たちのエコシステムを行き交う多くのインストールが不正によるものです。モバイル業界での不正防止対策の必要性はかつてないほど高まっており、その重要性は効果計測でのアトリビューションに次いで大きくなっています。

小規模不正検知の難しさ

不正防止技術が進歩すれば、不正行為も巧妙化(英語)します。新しいテクノロジーが登場しては、不正の新しい抜け道を見つけられ悪用されています。新たな不正が日々発生し、そのための新しい検知方法が生まれます。

多くの不正インストールは、インストール認証方法、または不正クラスターパターンとの関連性で識別できます。ただし、小規模な不正行為は検知できない場合があります。小規模なサイトでは使用しているサンプルサイズも小さくなるからです。

個々のインストールレベルで不正を特定することは、おそらく最も困難な課題の1つです。これは、単なるインストールの分類の問題として解決できるものではありません。そのため不正インストールの理想的な識別方法の探究は常に行われています。

インストールの識別に必要なのは、特定のパラメーターの記憶だけではありません。情報に基づき決定するために必要なルール、特定のインストールをブロックするロジックも必要です。小規模サイトでの小規模不正でも識別できるように、インストールレベルで不正を検知するのと同時に、誤検知率を最小限に抑えながらリアルタイムで正確に不正をブロックできなければなりません。

このような理想的な識別方法を探求する中で、私たちはベイジアンネットワークと出会いました。

ベイジアンネットワークとは、有向非巡回グラフを介して変数間の依存関係を計測する確率モデルです。

有向非巡回グラフ - ベイジアンネットワーク
有向非巡回グラフ

この識別方法は、インストールパラメーターが特定の組み合わせで見られる確率を計算します。基本的に、2つの変数からなる変数ペアの依存関係をモデル化し、どのペアが相互依存していて、どのペアが相互依存していないかを識別します。

ベイジアンネットワークは、発生したイベントの分析や、可能性のある発生原因の予測に最適です。

たとえば、ベイジアンネットワークは、病気とその症状の確率的関係を表すことができます。特定の症状が現れると、ベイジアンネットワークを使用して、さまざまな疾患の確率を計算できます。

ベイジアンネットワークの利用

変数間の条件依存をテストするために、カイ2乗検定で確率変数を使用します。すべての変数が依存していると仮定すると、私たちの計算は正しいが扱いにくくなります。

このネットワークにより、2つ以上のフィールドの組み合わせを見つけることができるようになります。そしてこれらのフィールドが実際に存在している可能性は、非常に低いか、まったくありません。

古いOSを備えた新しいデバイスモデルといったような、ささいな組み合わせもあるかもしれませんが、ひとつひとつのケースを手動で実行し規模を維持するのは困難です。

ベイジアンネットワークは、いくつかのパラメーターの組み合わせを調べるときに特に役立ちます。個別に調べれば、それぞれのペアは正当に見えるかもしれませんが、すべての変数を組み合わせて見るのは統計的には不可能です。

たとえば、50個の異なる変数があるとしましょう。それぞれの変数に10個のオプションがあります。これにより、考えられる値の組み合わせは10の50乗通りになります。すべての変数が独立していれば、変数を1つ1つ個別に調べれば良いことになり、500通り変数を計算すれば良いので簡単です。ただし、すべての変数が独立しているわけではありません。

これを正確に計算するには、最初に、どの変数が独立していて、どの変数が相互依存しているかを特定する必要があります。この識別により、ベイジアンネットワークが作成されます。これにより、多くの異なる変数でインストール確率を正確に計算できます。

基本的に、ここで私たちが計算するのは、インストールが不正である確率です。しかし、誤検知を回避するため、AppsFlyerが設定している厳格なしきい値を超えブロックされるためには、この確率は有意である必要があります。

この高度なモデルは、エコシステム全体ですでに使用されており、1日に100万件を超える不正なインストールを特定しています。以前のルールセットでは、これらのインストールの約50%は検出も識別もされませんでした。 不正インストールを多く検知できるようになったことで、AppsFlyerのお客様は数百万ドルの損失を回避しています。

ベイジアンネットワークを利用し、AppsFlyerは、不正検出機能に新しい機能と方法を常に追加しています。モバイル広告不正と闘うための取り組みを進めながら、現在そして将来の不正問題に対処できるようになっています。

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リモートワークでも生産性を向上できるAppsFlyerツール https://www.appsflyer.com/ja/use-cases/measurement/appsflyer-tools-boost-wfh-productivity/ Sun, 15 Mar 2020 22:00:00 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/appsflyer-tools-boost-wfh-productivity/ リモートワークでも生産性を向上させるAppsFlyerツール - スクエア

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な大流行(パンデミック)に対する予防措置として、多くの企業が在宅勤務(リモートワーク)を推奨しており、従来のオフィスではなく自宅などに閉じこもって業務を行う人が増えています。この業務環境の変化は、マーケティング効率やキャンペーンに、何かしらの影響を及ぼすのでしょうか。 AppsFlyerでは、在宅勤務を必要な業務形態として日常的に取り入れていましたが、COVID-19の流行により、現在では在宅勤務を全社的に実施しています。これは、AppsFlyerが日常業務で利用しているツールと、AppsFlyerが提供するサービスの両方が、モビリティ(移動性)とリモートワークをサポートしていたから可能となりました。 全業務をリモートワークに移行しているとは言え、いつもお客様に最新情報を確実にお届けしたいとAppsFlyerは考えています。 まずは、マーケティングのキャンペーン効率の維持に活用できるツールを、AppsFlyerのお客様に紹介したいと思います。 ライブアラート: 設定しているKPIをモニタリングし、大きな変化が検知された時に通知するのがライブアラートです。モニタリングするKPI、送信先、送信するコミュニケーションチャネル(メール、Slack、AppsFlyerのモバイルアプリ)を自由に設定できるので、適切なメッセージを適切な人にリアルタイムで送信できます。 アトリビューションおよびProtect360の様々なKPIを設定しモニタリングできるので、重大なイベントが発生した時でもライブアラートがあれば、効率的なコミュニケーションを取りながら、リアルタイムに状況を把握し、キャンペーンを推進していくことが可能になります。 ライブアラートの設定方法についてはこちらのガイドをお読みください。 検証ルール: リモートワークを行う人が増えるのに伴い、アプリの重要性はさらに増し、毎日の生活に不可欠なものになっていきます。そして、アプリの利用が劇的に増加することになります。この増大する需要に応えるため、大規模なマーケティングキャンペーンを継続的に実施するには、検証ルールが役に立ちます。 ルールの設定は簡単かつシンプルで、KPIと相関する検証ルールのもとターゲティングを行うキャンペーンが実施できるようになります。  さらに、検証ルールの変更はリアルタイムで反映されるので、ユーザーがキャンペーンを完全にコントロールできます。広告主が設定した基準を満たしていないインストールのアトリビューションは行われませんが、その情報はリアルタイムですべての連携ネットワークと共有されます。 検証ルールの設定は、下記の動画のように簡単です。 カスタム管理画面: これまで以上に調和と連携が重要になっています。チームのパフォーマンスを一度で見られるカスタム管理画面を1つ作成すれば、状況を把握するのに複数の管理画面を開く必要がなくなります。 全てのチームのメンバーが、必要なデータにアクセスできるようにすることで、お互いに連携しながら効率的に業務を遂行できるようになります。 カスタム管理画面はセットアップが簡単でカスタマイズも可能なので、それぞれのチームが独自の管理画面を作成できます。たとえば、ローカルチームが利用するのであれば、その国の情報だけを表示する管理画面を作成できますし、ユーザー獲得マネージャーが利用するのであれば、メディアソースを限定した管理画面を作成できます。 AppsFlyerモバイルアプリ: これまで紹介したツールでは不十分だと感じる人には、リモートワークで活用できるもう1つのツールを紹介します。AppsFlyerのモバイルアプリがあれば、マーケティングキャンペーンのパフォーマンスをスマートフォンから簡単に直接チェックできます。日付とメディアソースでフィルタリングすれば、もっと細かくデータを見ることも可能です。 しかも、このモバイルアプリでは、アトリビューションデータや分析機能など、AppsFlyerのコア機能に簡単にアクセスできるようになっているので、データに現れた変化や傾向などを、すぐにチームと共有できます。 また、ライブアラートもサポートしているので、対応が必要な事象が発生した場合は、モバイルアプリが通知してくれます。 AppsFlyerのモバイルアプリは、AndroidとiOSの両方で利用できます。 以上、効率的な業務を支えるAppsFlyerのツールを紹介しました。ライブアラート、検証ルール、カスタム管理画面、モバイルアプリを、在宅勤務でもぜひ利用してください。ご質問やご不明な点がありましたら、AppsFlyerのサポートチームにお問い合わせください。喜んでサポートさせていただきます。そして、皆さん、どうか安全にお過ごしください。そして効率的に仕事を進めましょう。

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リモートワークでも生産性を向上させるAppsFlyerツール - スクエア

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な大流行(パンデミック)に対する予防措置として、多くの企業が在宅勤務(リモートワーク)を推奨しており、従来のオフィスではなく自宅などに閉じこもって業務を行う人が増えています。この業務環境の変化は、マーケティング効率やキャンペーンに、何かしらの影響を及ぼすのでしょうか。

AppsFlyerでは、在宅勤務を必要な業務形態として日常的に取り入れていましたが、COVID-19の流行により、現在では在宅勤務を全社的に実施しています。これは、AppsFlyerが日常業務で利用しているツールと、AppsFlyerが提供するサービスの両方が、モビリティ(移動性)とリモートワークをサポートしていたから可能となりました。

全業務をリモートワークに移行しているとは言え、いつもお客様に最新情報を確実にお届けしたいとAppsFlyerは考えています。

まずは、マーケティングのキャンペーン効率の維持に活用できるツールを、AppsFlyerのお客様に紹介したいと思います。

ライブアラート:

設定しているKPIをモニタリングし、大きな変化が検知された時に通知するのがライブアラートです。モニタリングするKPI、送信先、送信するコミュニケーションチャネル(メール、Slack、AppsFlyerのモバイルアプリ)を自由に設定できるので、適切なメッセージを適切な人にリアルタイムで送信できます。

アトリビューションおよびProtect360の様々なKPIを設定しモニタリングできるので、重大なイベントが発生した時でもライブアラートがあれば、効率的なコミュニケーションを取りながら、リアルタイムに状況を把握し、キャンペーンを推進していくことが可能になります。

ライブアラートの設定方法についてはこちらのガイドをお読みください。

AppsFlyerのライブアラートの利用を開始

検証ルール:

リモートワークを行う人が増えるのに伴い、アプリの重要性はさらに増し、毎日の生活に不可欠なものになっていきます。そして、アプリの利用が劇的に増加することになります。この増大する需要に応えるため、大規模なマーケティングキャンペーンを継続的に実施するには、検証ルールが役に立ちます。

ルールの設定は簡単かつシンプルで、KPIと相関する検証ルールのもとターゲティングを行うキャンペーンが実施できるようになります。 

さらに、検証ルールの変更はリアルタイムで反映されるので、ユーザーがキャンペーンを完全にコントロールできます。広告主が設定した基準を満たしていないインストールのアトリビューションは行われませんが、その情報はリアルタイムですべての連携ネットワークと共有されます。

検証ルールの設定は、下記の動画のように簡単です。

AppsFlyerの検証ルールの設定

カスタム管理画面:

これまで以上に調和と連携が重要になっています。チームのパフォーマンスを一度で見られるカスタム管理画面を1つ作成すれば、状況を把握するのに複数の管理画面を開く必要がなくなります。

全てのチームのメンバーが、必要なデータにアクセスできるようにすることで、お互いに連携しながら効率的に業務を遂行できるようになります。

カスタム管理画面はセットアップが簡単でカスタマイズも可能なので、それぞれのチームが独自の管理画面を作成できます。たとえば、ローカルチームが利用するのであれば、その国の情報だけを表示する管理画面を作成できますし、ユーザー獲得マネージャーが利用するのであれば、メディアソースを限定した管理画面を作成できます。

AppsFlyerのカスタム管理画面の利用を開始

AppsFlyerモバイルアプリ:

これまで紹介したツールでは不十分だと感じる人には、リモートワークで活用できるもう1つのツールを紹介します。AppsFlyerのモバイルアプリがあれば、マーケティングキャンペーンのパフォーマンスをスマートフォンから簡単に直接チェックできます。日付とメディアソースでフィルタリングすれば、もっと細かくデータを見ることも可能です。

しかも、このモバイルアプリでは、アトリビューションデータや分析機能など、AppsFlyerのコア機能に簡単にアクセスできるようになっているので、データに現れた変化や傾向などを、すぐにチームと共有できます。

また、ライブアラートもサポートしているので、対応が必要な事象が発生した場合は、モバイルアプリが通知してくれます。

AppsFlyerのモバイルアプリは、AndroidiOSの両方で利用できます。

iOSとAndroidで利用できるAppsFlyerのモバイルアプリ

以上、効率的な業務を支えるAppsFlyerのツールを紹介しました。ライブアラート、検証ルール、カスタム管理画面、モバイルアプリを、在宅勤務でもぜひ利用してください。ご質問やご不明な点がありましたら、AppsFlyerのサポートチームにお問い合わせください。喜んでサポートさせていただきます。そして、皆さん、どうか安全にお過ごしください。そして効率的に仕事を進めましょう。

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AppsFlyerのコストレポーティングソリューション:デジタルマーケティングの難題を解決 https://www.appsflyer.com/ja/use-cases/cost-aggregation/cost-reporting-data-standardization/ Sun, 09 Feb 2020 22:00:00 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/cost-reporting-data-standardization/ AppsFlyerのコストレポートソリューション。デジタルマーケティング最大の問題の一つを解決する - 特集

今日の市場はデータの標準化という深刻な課題に直面しています。適切かつ包括的な主要業績評価指標(KPI)のレポートがなければ、誤った情報または部分的な情報をもとに、マーケターは予算と最適化について重大な判断をしなければなりません。 コストレポートはゼロサムゲームと同じです。データが不正確で部分的であれば、それは最初からデータがないことと同じです。正確で完全なデータがなければ、マーケターはキャンペーンの正確なROIの評価、効率的な最適化、予算の分配に苦労することになります。それは許容できる状態ではありません。全てのパフォーマンスマーケターには、正確で完全なコストデータと併せて信頼できるアトリビューションデータを手に入れられるような環境が必要です。 全てのパートナーやネットワークが正確なコストデータを、常に同じ粒度とディメンションで定期的にレポートすることが理想です。そうすることで、マーケティング計画の最適化が可能になり、両者(ネットワークと広告主)にとって利益につながります。しかし、あらゆるソースからあらゆるディメンションのデータを抽出して収集し、フィルタリングして分析することは、なかなか簡単ではないのが現実です。 とはいうものの、その簡単でない課題への挑戦を気に入っているAppsFlyerは、この大きな問題を解決できるソリューションを提供することができます。 あらゆるソースからのコストデータを抽出 何よりもまず、何百ものソースからデータを抽出する必要があります。次に、方法について考える必要があります。コストデータの抽出方法は複数あり、全ての方法をサポートする必要があります。しかし、全てのソースが、異なる粒度のデータを異なる頻度と方法でレポートしているので、必要な時に必要なデータを抽出するということが簡単ではありません。 キャンペーンのネーミング規則、クリックURLの構造、ディメンションのタイプについても、標準となるものがないため、何百ものネットワークのパフォーマンスとコストを並べて比較することは容易ではありません。たとえばコストに関する指標はネットワークによってさまざまで、Twitterには「ツイート」があり、Facebookには「いいね!」があり、Snapchatでは「上にスワイプ」があります。 AppsFlyerは、何千ものパートナーと連携しているので、広告主によるデータの抽出のためのさまざまな方法(クリック、API、広告費取り込み機能(英語)など)を提供します。 キャンペーンのレポーティングが、システムで処理できないディメンションで行われていると、コストデータの抽出はさらに複雑になる可能性があります。たとえば、位置情報に基づいたコストのキャンペーンレポートを受けとっても、その位置情報をシステムで処理できなければ、そのレポートは全く意味のないものになってしまいます。 キャンペーンレベルでコストデータをレポートするネットワークもあれば、他のレベルでレポートするネットワークもあり、優れたコストレポートソリューションは、こういった違いに柔軟でなければなりません。AppsFlyerは、パートナーネットワークが提供するコストデータのあらゆるディメンションとレベルをサポートしています。 広告費の取り込み機能を使って、広告主は不完全なデータや不正確なデータを再処理できます。また、追加のデータソース(インフルエンサーチャネル、メールマーケティング、プッシュ通知など)を取り込むこともできます。 AppsFlyerの主なミッションは、いかなるソースのデータでも(欠落、一貫性の欠如、遅延している過去データでも)、AppsFlyerのアトリビューションを実施して、あらゆる粒度でお客様に表示できる単一ベンダーソリューションを提供することです。 データ管理フローの所有 AppsFlyerでは、ソースや抽出方法に関係なく、広告主がデータの全ての要素を所有できるようにしています。定期的にデータを提供することを他のネットワーク、パートナー、またはチャネルに依存していては、必要な時に広告主が必要な決定を行うことが、ほぼ不可能になります。時間とともにプロセスは向上するかもしれません。しかし、データにアクセスする権限を所有することによる利益だけでなく、ネットワーク、パブリッシャー、および計測プロバイダ間の共同コラボレーションによる利益を、広告主は得られるようになります。 AppsFlyerではパートナー専用のアクセスパーミッションがあるので、差異や遅延、不整合の特定をチーム間で協力して行い、データの修正もその場でを簡単に行えまます。 たとえば、ネットワークがリベートを発行したので、広告主がそのチャネルの実際のコストをレポートと所定の期間のROI計算に反映したいとします。ここで、このデータの差異を伝えるためのコミュニケーションと、データ修正の処理にどれだけの時間が費やされるでしょうか。AppsFlyerのコストレポーティングソリューションであれば、簡単な手順1つで、正確な数値を即座に更新して反映できます。 ROIの最適化:インサイトからアクションへ 信頼できるデータを利用することで、マーケターはパフォーマンスの正確なROIを計算し、自信を持って戦略的な最適化への舵を切ることができるようになります。 AppsFlyerは、アプリキャンペーンの効果計測に役立つROIレポートをアプリマーケターに提供します。アプリ内アクティビティとLTV(顧客生涯価値)データを広告費やその他のキャンペーンの詳細データと組み合わせることで、AppsFlyerはアプリのインストールについてリアルタイムのROIレポートを提供できます。 このデータは、概要ダッシュボード、コホートダッシュボード、Pull API、ピボット、カスタムダッシュボードなど、さまざまな場所でも利用できます。 結論 ソリューションは、全ての異なる収集方法に対応しながらコストレポートを整理し標準化できる最も信頼性の高いアプリアトリビューションプラットフォームを構築することです。そして、それが1つのベンダーで実現されることです。 次に大切なのは、データ分析から引き出したインサイトをもとに即座に行動を起こし、パフォーマンスの最適化を推進することです。 AppsFlyerは、前例のないほど多くの連携パートナーを持つアトリビューションのリーディングカンパニーです。断片化した情報をつないでアトリビューションを行い、単一ベンダーソリューションとしてROIレポートを提供します。 マーケターに欠かせない正確なROI計算を実現するために大きな一歩を踏み出したことを、AppsFlyerは誇りに思います。

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AppsFlyerのコストレポートソリューション。デジタルマーケティング最大の問題の一つを解決する - 特集

今日の市場はデータの標準化という深刻な課題に直面しています。適切かつ包括的な主要業績評価指標(KPI)のレポートがなければ、誤った情報または部分的な情報をもとに、マーケターは予算と最適化について重大な判断をしなければなりません。

コストレポートはゼロサムゲームと同じです。データが不正確で部分的であれば、それは最初からデータがないことと同じです。正確で完全なデータがなければ、マーケターはキャンペーンの正確なROIの評価、効率的な最適化、予算の分配に苦労することになります。それは許容できる状態ではありません。全てのパフォーマンスマーケターには、正確で完全なコストデータと併せて信頼できるアトリビューションデータを手に入れられるような環境が必要です。

全てのパートナーやネットワークが正確なコストデータを、常に同じ粒度とディメンションで定期的にレポートすることが理想です。そうすることで、マーケティング計画の最適化が可能になり、両者(ネットワークと広告主)にとって利益につながります。しかし、あらゆるソースからあらゆるディメンションのデータを抽出して収集し、フィルタリングして分析することは、なかなか簡単ではないのが現実です。

とはいうものの、その簡単でない課題への挑戦を気に入っているAppsFlyerは、この大きな問題を解決できるソリューションを提供することができます。

AppsFlyerのコストレポーティングソリューション

あらゆるソースからのコストデータを抽出

何よりもまず、何百ものソースからデータを抽出する必要があります。次に、方法について考える必要があります。コストデータの抽出方法は複数あり、全ての方法をサポートする必要があります。しかし、全てのソースが、異なる粒度のデータを異なる頻度と方法でレポートしているので、必要な時に必要なデータを抽出するということが簡単ではありません。

キャンペーンのネーミング規則、クリックURLの構造、ディメンションのタイプについても、標準となるものがないため、何百ものネットワークのパフォーマンスとコストを並べて比較することは容易ではありません。たとえばコストに関する指標はネットワークによってさまざまで、Twitterには「ツイート」があり、Facebookには「いいね!」があり、Snapchatでは「上にスワイプ」があります。

AppsFlyerは、何千ものパートナーと連携しているので、広告主によるデータの抽出のためのさまざまな方法(クリック、API、広告費取り込み機能(英語)など)を提供します。

キャンペーンのレポーティングが、システムで処理できないディメンションで行われていると、コストデータの抽出はさらに複雑になる可能性があります。たとえば、位置情報に基づいたコストのキャンペーンレポートを受けとっても、その位置情報をシステムで処理できなければ、そのレポートは全く意味のないものになってしまいます。

キャンペーンレベルでコストデータをレポートするネットワークもあれば、他のレベルでレポートするネットワークもあり、優れたコストレポートソリューションは、こういった違いに柔軟でなければなりません。AppsFlyerは、パートナーネットワークが提供するコストデータのあらゆるディメンションとレベルをサポートしています。

広告費の取り込み機能を使って、広告主は不完全なデータや不正確なデータを再処理できます。また、追加のデータソース(インフルエンサーチャネル、メールマーケティング、プッシュ通知など)を取り込むこともできます。

AppsFlyerの主なミッションは、いかなるソースのデータでも(欠落、一貫性の欠如、遅延している過去データでも)、AppsFlyerのアトリビューションを実施して、あらゆる粒度でお客様に表示できる単一ベンダーソリューションを提供することです。

データ管理フローの所有

AppsFlyerでは、ソースや抽出方法に関係なく、広告主がデータの全ての要素を所有できるようにしています。定期的にデータを提供することを他のネットワーク、パートナー、またはチャネルに依存していては、必要な時に広告主が必要な決定を行うことが、ほぼ不可能になります。時間とともにプロセスは向上するかもしれません。しかし、データにアクセスする権限を所有することによる利益だけでなく、ネットワーク、パブリッシャー、および計測プロバイダ間の共同コラボレーションによる利益を、広告主は得られるようになります。

AppsFlyerではパートナー専用のアクセスパーミッションがあるので、差異や遅延、不整合の特定をチーム間で協力して行い、データの修正もその場でを簡単に行えまます。

たとえば、ネットワークがリベートを発行したので、広告主がそのチャネルの実際のコストをレポートと所定の期間のROI計算に反映したいとします。ここで、このデータの差異を伝えるためのコミュニケーションと、データ修正の処理にどれだけの時間が費やされるでしょうか。AppsFlyerのコストレポーティングソリューションであれば、簡単な手順1つで、正確な数値を即座に更新して反映できます。

ROIの最適化:インサイトからアクションへ

信頼できるデータを利用することで、マーケターはパフォーマンスの正確なROIを計算し、自信を持って戦略的な最適化への舵を切ることができるようになります。

AppsFlyerは、アプリキャンペーンの効果計測に役立つROIレポートをアプリマーケターに提供します。アプリ内アクティビティとLTV(顧客生涯価値)データを広告費やその他のキャンペーンの詳細データと組み合わせることで、AppsFlyerはアプリのインストールについてリアルタイムのROIレポートを提供できます。

このデータは、概要ダッシュボード、コホートダッシュボード、Pull API、ピボット、カスタムダッシュボードなど、さまざまな場所でも利用できます。

結論

ソリューションは、全ての異なる収集方法に対応しながらコストレポートを整理し標準化できる最も信頼性の高いアプリアトリビューションプラットフォームを構築することです。そして、それが1つのベンダーで実現されることです。

次に大切なのは、データ分析から引き出したインサイトをもとに即座に行動を起こし、パフォーマンスの最適化を推進することです。

AppsFlyerは、前例のないほど多くの連携パートナーを持つアトリビューションのリーディングカンパニーです。断片化した情報をつないでアトリビューションを行い、単一ベンダーソリューションとしてROIレポートを提供します。

マーケターに欠かせない正確なROI計算を実現するために大きな一歩を踏み出したことを、AppsFlyerは誇りに思います。

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オーディエンス管理ソリューションに欠かせない6つのポイント https://www.appsflyer.com/ja/use-cases/audience-segmentation/audiences-solution-features/ Mon, 02 Sep 2019 22:00:00 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/audiences-solution-features/ 強力なオーディエンスマネジメントソリューションに求められるもの - 特集

デジタルマーケターの皆さん、市場には皆さんの問題を解決する便利なオーディエンス管理ソリューションが続々と登場していることはご存知でしょう。しかし、選択肢がここまで多すぎるとその見極めに時間がかかり、逆にうんざりしてしまいます。そこで今回は、お客様から多くの支持を獲得しているAppsFlyerのオーディエンスソリューションの人気の秘密と、その高い効果のワケについて少しご紹介したいと思います。 1. データに対するオーナーシップ ご存知の通り、ユーザーデータの保護とターゲティング戦略の構築で最も重要となるのはデータのセキュリティです。現在利用しているオーディエンス管理ツールを高度なセキュリティで守られたプラットフォームにまとめて管理し、最高水準のデータプライバシーとデータセキュリティに準拠することは、容易に実現できるものではありません。 ユーザーの行動データの活用が求められる今日のマーケティングには、サードパーティへのデータ露出を必要最小限に抑えられる安全なソリューションが必要です。パートナーネットワークに、機密性を要するユーザーの特性情報を送信するのではなく、必要なデバイスIDだけを送信すれば良い仕組みがあれば、マーケティング業務においてデータの機密性を保持できます。そして、各ブランドは自社のロイヤルユーザーの機密データの安全性を常に確保することができます。 2. パートナーとワンクリックで連携 AppsFlyer Audiencesは非常に多くのパートナーツールとの連携が可能です。新規ネットワークでオーディエンスのテストを行う際に、カスタマイズに毎回苦労する必要はありません。Audiencesの連携機能で、複数のパートナーとオーディエンスの情報を一度で簡単に同期できます。連携のための追加作業は広告主にもパートナーにも発生しません。他のプロバイダーでは各オーディエンスの一覧をエクスポートするオプションのみを提供している場合がありますが、これではデータを各ネットワークに個別にアップロードするという手作業が発生してしまいます。AppsFlyerなら、複数ネットワークへの同期を自動かつシームレスに行えます。 また、AppsFlyerは継続的にパートナーコミュニティの拡大を図っており、その成果として今月のみでJampp、Remerge、AppreciateとAppsFlyer Audiencesとの新規連携を開始しました。 「高度な機能を有するAppsFlyer Audiencesを利用して時間のムダを省き、リターゲティング戦略を全面的に最適化できるようになりました。このような洗練されたツールをお客様に提供することができるのも、かねてより培ってきた強力なパートナーシップがあってこそです」– Jampp ビジネスソリューションマネージャー Rafael Lima氏 3. 正確かつ細やかなターゲティング 現在市場に出回っているほとんどのオーディエンスツールは、単純なルールセットに基づいたセグメンテーションソリューションを提供しています。たとえば、「過去30日間に購入を行ったユーザー」といった具合です。 AppsFlyerは、効果的なオーディエンス戦略の鍵はデータの粒度にあると考えています。Audiencesではセグメント化する一般的なイベントタイプだけではなく、カテゴリ、コンテンツタイプ、数量、さらには製品識別子まで、イベントに紐付く細かな属性も選択することができます。 また、ルールセットの構築も単なる 「AND」ロジックだけに限定されていません。AND、OR、INCLUDE、EXCLUDEなど、様々なロジックをルールとして設定できるのもAppsFlyerの魅力です。 それでは、あるeコマースブランドの例を詳しく見てみましょう。このブランドは最近アプリ内購入を行ったユーザーに対するプロモーションの作成を希望しています。この場合、基本的なルールセットに基づく一般的なセグメント「過去30日間に購入を行ったユーザー」を作成する代わりに、Audiencesなら精度の高い購入データと「OR」ロジックを併用することでさらに洗練された、個々人に適した高いセグメントを階層的に設定することができます。たとえば、「特定の商品を購入(PURCHASE)または(OR)過去90日以内に300ドルを超える高額製品を購入したユーザー(REVENUE)で、かつ(AND)ニューヨーク市に在住(LOCATION)」などが考えられます。 その他によくあるシナリオは、ブランドが既存のオーディエンスリストを使用して新しいセグメントを作成したいという場合です。たとえば、先ほど作成したオーディエンス(Audience A)を利用し、過去7日間にアプリをアンインストールしたユーザー(Audience B)を除外(EXCLUDE)したオーディエンスを作成するなどです。 精度の高いオーディエンスセグメントがあれば、コンバージョンファネルの様々なポイントで特定のユーザーに対し効果的なマーケティングキャンペーンを仕掛けることができ、不必要だったり重複したコミュニケーションに対して予算が使われることもなくなるので、マーケティング予算の有効活用につながります。 4. データを直感的に可視化 オーディエンスの規模や重複の双方をリアルタイムで見ることができる強力なビジュアライゼーションツールがあれば、オーディエンスに与えうる潜在的な影響をその成長とともに観察できます。これにより、各キャンペーンの公開前にリーチ数を計画することが可能となります。また、ベン図を用いてデータを可視化することも重要です。重複するオーディエンスの相互関係を調べたり、必要に応じてメッセージングを洗練したり、オーディエンスにキャンペーンを行う前に何らかのアクションを起こす場合に役立ちます。 5. インクリメンタリティテスト どのようなマーケティング施策についても、その 施策により増加した効果(インクリメンタリティ)を分析することは極めて重要です。 AppsFlyerのスプリットオーディエンスツールを利用すれば、オーディエンスセグメントのA/Bテストを行い、検証対象のグループを比較して自社のオーディエンスの行動とリエンゲージメントキャンペーンの真のパフォーマンスをより良く理解することができます。 さらに、スプリットオーディエンス機能を使って、ネットワークをまたいだ複数のサブセグメントにオーディエンスを分割することも可能です。こうしておけば、ユーザーに同じメッセージを何度も送ってしまったり、メッセージの送信で矛盾が出たりという心配もありません。 6. 集中管理 多くの場合、マーケターは既存のオーディエンスセグメントを外部ソースから取得しています。どのソースから得られたオーディエンスでも、AppsFlyerなら簡単に管理できます。AppsFlyer外で作成されたオーディエンスをインポートするだけで、連携パートナーとの同期も簡単になります。たとえば、ある戦略に他のマーケティングキャンペーン(プッシュ通知、アプリ内広告、メールなど)でエンゲージメントを記録したユーザーを含むか含まないか、などという設定も可能で、マーケティングの予算に応じて効果的な運用ができるのも魅力です。 結論 データ量が増え続けるにつれて、オーディエンスをセグメントに分割するための属性も増加するばかりです。もはや、基本的なオーディエンスセグメンテーションツールでは事足りなくなります。マーケターの皆さんは市場に登場する各種ツールの特徴をよく理解し、現在お使いのプロバイダーでは手が届かない機能についても把握しておくことが大切です。 リターゲティング、またリエンゲージメントターゲティングはいずれも高額で面倒な作業であるため、成熟しきっていないソリューションを使う気になれないのは当然のことかもしれません。マーケティングスタックがさらに充実し、複雑性が増すにつれて、マーケティングの世界で賢くプレーするための秘策は、リエンゲージメント業務の管理の難しさをきちんと理解している最良のアトリビューションプロバイダーを慎重に選ぶことです。最初から群を抜いたパフォーマンスが期待できる、また各プロセスで何が問題になるかを把握した上で設計されている「適切な」ツールで身を固めることが大切です。  AppsFlyer Audiencesの機能詳細はこちらをクリックするか、担当のCSMまでお問い合わせください。  

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強力なオーディエンスマネジメントソリューションに求められるもの - 特集

デジタルマーケターの皆さん、市場には皆さんの問題を解決する便利なオーディエンス管理ソリューションが続々と登場していることはご存知でしょう。しかし、選択肢がここまで多すぎるとその見極めに時間がかかり、逆にうんざりしてしまいます。そこで今回は、お客様から多くの支持を獲得しているAppsFlyerのオーディエンスソリューションの人気の秘密と、その高い効果のワケについて少しご紹介したいと思います。

1. データに対するオーナーシップ

ご存知の通り、ユーザーデータの保護とターゲティング戦略の構築で最も重要となるのはデータのセキュリティです。現在利用しているオーディエンス管理ツールを高度なセキュリティで守られたプラットフォームにまとめて管理し、最高水準のデータプライバシーとデータセキュリティに準拠することは、容易に実現できるものではありません。

ユーザーの行動データの活用が求められる今日のマーケティングには、サードパーティへのデータ露出を必要最小限に抑えられる安全なソリューションが必要です。パートナーネットワークに、機密性を要するユーザーの特性情報を送信するのではなく、必要なデバイスIDだけを送信すれば良い仕組みがあれば、マーケティング業務においてデータの機密性を保持できます。そして、各ブランドは自社のロイヤルユーザーの機密データの安全性を常に確保することができます。

2. パートナーとワンクリックで連携

AppsFlyer Audiencesは非常に多くのパートナーツールとの連携が可能です。新規ネットワークでオーディエンスのテストを行う際に、カスタマイズに毎回苦労する必要はありません。Audiencesの連携機能で、複数のパートナーとオーディエンスの情報を一度で簡単に同期できます。連携のための追加作業は広告主にもパートナーにも発生しません。他のプロバイダーでは各オーディエンスの一覧をエクスポートするオプションのみを提供している場合がありますが、これではデータを各ネットワークに個別にアップロードするという手作業が発生してしまいます。AppsFlyerなら、複数ネットワークへの同期を自動かつシームレスに行えます。

また、AppsFlyerは継続的にパートナーコミュニティの拡大を図っており、その成果として今月のみでJampp、Remerge、AppreciateとAppsFlyer Audiencesとの新規連携を開始しました。

AppsFlyer連携パートナー - ロゴ

「高度な機能を有するAppsFlyer Audiencesを利用して時間のムダを省き、リターゲティング戦略を全面的に最適化できるようになりました。このような洗練されたツールをお客様に提供することができるのも、かねてより培ってきた強力なパートナーシップがあってこそです」– Jampp ビジネスソリューションマネージャー Rafael Lima氏

3. 正確かつ細やかなターゲティング

現在市場に出回っているほとんどのオーディエンスツールは、単純なルールセットに基づいたセグメンテーションソリューションを提供しています。たとえば、「過去30日間に購入を行ったユーザー」といった具合です。

AppsFlyerは、効果的なオーディエンス戦略の鍵はデータの粒度にあると考えています。Audiencesではセグメント化する一般的なイベントタイプだけではなく、カテゴリ、コンテンツタイプ、数量、さらには製品識別子まで、イベントに紐付く細かな属性も選択することができます。

また、ルールセットの構築も単なる 「AND」ロジックだけに限定されていません。AND、OR、INCLUDE、EXCLUDEなど、様々なロジックをルールとして設定できるのもAppsFlyerの魅力です。

それでは、あるeコマースブランドの例を詳しく見てみましょう。このブランドは最近アプリ内購入を行ったユーザーに対するプロモーションの作成を希望しています。この場合、基本的なルールセットに基づく一般的なセグメント「過去30日間に購入を行ったユーザー」を作成する代わりに、Audiencesなら精度の高い購入データと「OR」ロジックを併用することでさらに洗練された、個々人に適した高いセグメントを階層的に設定することができます。
たとえば、「特定の商品を購入(PURCHASE)または(OR)過去90日以内に300ドルを超える高額製品を購入したユーザー(REVENUE)で、かつ(AND)ニューヨーク市に在住(LOCATION)」などが考えられます。

eコマース分野におけるオーディエンスセグメンテーションの例:場所、収益、購入

その他によくあるシナリオは、ブランドが既存のオーディエンスリストを使用して新しいセグメントを作成したいという場合です。たとえば、先ほど作成したオーディエンス(Audience A)を利用し、過去7日間にアプリをアンインストールしたユーザー(Audience B)を除外(EXCLUDE)したオーディエンスを作成するなどです。
AppsFlyerでのオーディエンスセグメンテーションの例(オーディエンスAからBを除く)

精度の高いオーディエンスセグメントがあれば、コンバージョンファネルの様々なポイントで特定のユーザーに対し効果的なマーケティングキャンペーンを仕掛けることができ、不必要だったり重複したコミュニケーションに対して予算が使われることもなくなるので、マーケティング予算の有効活用につながります。

4. データを直感的に可視化

オーディエンスの規模や重複の双方をリアルタイムで見ることができる強力なビジュアライゼーションツールがあれば、オーディエンスに与えうる潜在的な影響をその成長とともに観察できます。これにより、各キャンペーンの公開前にリーチ数を計画することが可能となります。また、ベン図を用いてデータを可視化することも重要です。重複するオーディエンスの相互関係を調べたり、必要に応じてメッセージングを洗練したり、オーディエンスにキャンペーンを行う前に何らかのアクションを起こす場合に役立ちます。

5. インクリメンタリティテスト

どのようなマーケティング施策についても、その 施策により増加した効果(インクリメンタリティ)を分析することは極めて重要です。 AppsFlyerのスプリットオーディエンスツールを利用すれば、オーディエンスセグメントのA/Bテストを行い、検証対象のグループを比較して自社のオーディエンスの行動とリエンゲージメントキャンペーンの真のパフォーマンスをより良く理解することができます。

さらに、スプリットオーディエンス機能を使って、ネットワークをまたいだ複数のサブセグメントにオーディエンスを分割することも可能です。こうしておけば、ユーザーに同じメッセージを何度も送ってしまったり、メッセージの送信で矛盾が出たりという心配もありません。

6. 集中管理

多くの場合、マーケターは既存のオーディエンスセグメントを外部ソースから取得しています。どのソースから得られたオーディエンスでも、AppsFlyerなら簡単に管理できます。AppsFlyer外で作成されたオーディエンスをインポートするだけで、連携パートナーとの同期も簡単になります。たとえば、ある戦略に他のマーケティングキャンペーン(プッシュ通知、アプリ内広告、メールなど)でエンゲージメントを記録したユーザーを含むか含まないか、などという設定も可能で、マーケティングの予算に応じて効果的な運用ができるのも魅力です。

結論

データ量が増え続けるにつれて、オーディエンスをセグメントに分割するための属性も増加するばかりです。もはや、基本的なオーディエンスセグメンテーションツールでは事足りなくなります。マーケターの皆さんは市場に登場する各種ツールの特徴をよく理解し、現在お使いのプロバイダーでは手が届かない機能についても把握しておくことが大切です。

リターゲティング、またリエンゲージメントターゲティングはいずれも高額で面倒な作業であるため、成熟しきっていないソリューションを使う気になれないのは当然のことかもしれません。マーケティングスタックがさらに充実し、複雑性が増すにつれて、マーケティングの世界で賢くプレーするための秘策は、リエンゲージメント業務の管理の難しさをきちんと理解している最良のアトリビューションプロバイダーを慎重に選ぶことです。最初から群を抜いたパフォーマンスが期待できる、また各プロセスで何が問題になるかを把握した上で設計されている「適切な」ツールで身を固めることが大切です。

 
AppsFlyer Audiencesの機能詳細はこちらをクリックするか、担当のCSMまでお問い合わせください。
 

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コホート分析でデータから正しいインサイトを読み取る https://www.appsflyer.com/ja/use-cases/marketing-analytics/cohort-analysis-data-insights/ Wed, 15 May 2019 22:00:00 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/cohort-analysis-data-insights/ コホート分析 データインサイト - スクエア

よく誤解されているのは、高度で対象範囲の広いデータ分析では広範な概観が得られるということ。実際はその真逆で、範囲が広すぎるデータは誤った印象を与えかねません。正しい区分、そしてデータの細かい分析と整理をすることで、有効なものとそうでないものを判別することができます。忘れてはいけないのが、正しいコンテキストに基づいたデータ分析が一番大切ということです。 ノイズをクリアにする コンテキストの切り離しはとても複雑である上、コンテキストという言葉は同時に複数の意味を持ちます。統計の授業でまず学ぶことのひとつが、データからは因果関係を読み取ることはできず、相互関係しかわからないとうことです。相互関係においては、周囲のノイズをできるだけ除去して強力な証拠を抽出する必要があります。データからノイズを完全に取り去ることは不可能かもしれませんが、できるだけ多くのノイズを消すフィルターを選択することで信頼性の高いインサイトが得られるのです。 本当の意味での「アップルトゥアップル(同一条件での比較)」をお見せしましょう。目的:世帯におけるりんご1ダースの消費動向の比較。世帯人数は最低4人とし、一定量(1ダース)の消費を比較するものとします。: 世帯Aは日曜日に1ダースのりんごを買う世帯Bは水曜日に1ダースのりんごを買う アップルトゥアップル(同一条件での比較):4人以上の世帯におけるりんごの消費動向 グループ化されていないデータを見ると、土曜日が一番の消費量の多い日となっています。しかし、それ以外で見えてくるものはありません。購入した日によってデータを分けると、動向が見やすくなってきます:世帯Aは遅いが一定のペースでりんごを消費しているが、3日目には飽きてしまったのか、数字が横ばいになっています。一方、世帯Bはパッとしないスタートですが、3・4日目にして消費量が急増しました(いいアップルパイのレシピでも見つけたのでしょうか?)。   広告技術の世界に話を戻して、先のARPU(ユーザーあたりの平均収益)の例をもう一度見てみましょう。1日あたりのARPUを比較するだけでは不十分なのです。全てのノイズを考慮し、フィルターをかけなければいけません:曜日ごとのARPUを始め、ユーザー数やアクティビティの比較、多くの購入を促すセールの有無などです。KPIを分析する際、パラレルデータと並行してデータを比較するようにしてください。つまり、アップルトゥアップルに比較(同一条件で比較)するということです。 コホートという救世主 KPIを並列して成功戦略を分析する際に必要なツールが、コホート分析となります。 コホート分析:共通の特性を持つユーザーをグループ化し、異なる時間枠で特定のKPIを計測すること。 コホートはKPIの分析だけのものではありません。コホート分析で隠れた動向を明るみに出すことによって、ライブキャンペーンの最適化をしたり、エンゲージメントや収益を底上げするリアルタイムでの変更を行うために必要なインサイトを得ることができます。 コホートをはじめよう コホート分析は難しいものと思いがちですが、いくつかのステップを踏めばすぐに習得できてしまいます。  クエリの設定 まず始めに、どんな情報を導き出したいのかを設定します。KPIと成功の評価基準を定義づけることで、正しい方向に進むことができます。メディアソースを比較するのにそれぞれのキャンペーンを計測していますか?または、異なる地域における同キャンペーンの成果を計測していますか?そして、成果の定義とは?知りたい情報とそれを得るための計測法が固まれば、半分終わったようなものです。 こちらがコホート分析の質問に関する手軽な方程式です: 共通の特性を持つユーザーをグループ化し、特定の時間枠で行動や指標を比較します。 コホート分析で使えるフィルターやグループ化の例 この特性とは、結果を計測する次元を意味します。KPIは実際に分析する指標を、時間枠は計測期間を示します。 異なる国ごとの特定のキャンペーンの成果を分析する場合を例に見てみましょう。ユーザーがアプリをインストールした日、インストールした日の翌日、そして数日後のユーザーの行動を調べます。期間を揃えることで条件が平等になり、ユーザーの行動やアプリとのインタラクションの度合いを測ることができます。全てのユーザーに対しこの指標で揃えることにより、アップルトゥアップル(同一条件での比較)が可能になります。調べたいコホートをダッシュボードで定義する際、関連するアプリを選びます。以下の例では、国別にコホートを分け、2019年4月1日~4月7日の週を選択します。 最低コホート数は10ユーザーに設定します。フィルターを追加し、キャンペーンを特定します: spring_sale_aprilキャンペーン。選択項目はこのような感じになります: AppsFlyerダッシュボードでコホートグループ、フィルター、区分を設定する 設定ができたら、適用ボタンを押し、クエリを実行します。 結果の分析 データのビューは、事前に決定されたアプリ内のイベントによって設定されます。この例では、事前に決定された2つの指標を見ることにします: ユーザーあたりの平均セッション数とユーザーあたりの平均収益です。ユーザーあたりの平均セッション数を見た場合、このように表示されます: ロシアのユーザーのエンゲージメント率は高いですが、それだけでしょうか? ひと目見ると、春のキャンペーンはロシア(RU)で極めて好評、インドネシア(ID)ではいまいちなのがわかります。以下の表では、インド(IN)と中国(CN)ではわずかな増加が見られ、ロシアでは30日目にユーザーあたりのセッション数に急激な増加があったことがわかります。デフォルトの累積データであることにご注意ください。 国別ユーザーあたりの平均セッション数を表で表した場合。0日目はインストール日 しかし、このデータでは全体像がわかりません。他国に比べ、ロシアでのエンゲージメント率が高く、引き続き増加傾向にあるのはわかりました。しかし、それだけでキャンペーンはロシアで一番成功したと言えるのでしょうか? 物事には(少なくとも)二面性があります とは言えないでしょう。  データ表示をユーザーあたりの平均収益に切り替えると、全く異なる様子が見えてきます: キャンペーン中のロシアのユーザーの行動は活発でしたが、一切お金を使っていません。一方、中国のユーザーはアクセスあたりの平均支払額が高いです。結論として、ロシア市場にはキャンペーンを最適化し、購入を完了してもらう余地があるということが言えます(特価販売、クーポン、セールなど)。中国ユーザーは4日目で購入が停滞しているため、その前後でリターゲティングのキャンペーンを行ってもいいかもしれません。理想とするのは、購入率が順調な右肩上がりを見せているインドのようなユーザーです。 これら2つのコホート分析から得られるもう1つの興味深いインサイトとして、インドネシアのユーザーの奇妙な行動が挙げられます。(249)というそれなりのインストール数があるにも関わらず、アプリの起動と購入が1つも確認できないのです。これは不正行為とも考えられるので、Protect360 ダッシュボードで詳しく分析する必要があります。 インサイトが待っています ご紹介した基本のコホート分析で、ダッシュボードに流れ込む大量のデータ解析への苦手意識を少しは払拭できたでしょうか。コホートの姉妹レポート、リテンションレポートもアプリ未使用レベルを同様の仕組みで分析することができます。ぜひご覧ください。 AppsFlyer ヘルプセンターでさらに詳しくコホートについてお読みいただけます。デモもお申し込みいただけます!デモを申し込む

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コホート分析 データインサイト - スクエア

よく誤解されているのは、高度で対象範囲の広いデータ分析では広範な概観が得られるということ。実際はその真逆で、範囲が広すぎるデータは誤った印象を与えかねません。正しい区分、そしてデータの細かい分析と整理をすることで、有効なものとそうでないものを判別することができます。忘れてはいけないのが、正しいコンテキストに基づいたデータ分析が一番大切ということです。

ノイズをクリアにする

コンテキストの切り離しはとても複雑である上、コンテキストという言葉は同時に複数の意味を持ちます。統計の授業でまず学ぶことのひとつが、データからは因果関係を読み取ることはできず、相互関係しかわからないとうことです。相互関係においては、周囲のノイズをできるだけ除去して強力な証拠を抽出する必要があります。データからノイズを完全に取り去ることは不可能かもしれませんが、できるだけ多くのノイズを消すフィルターを選択することで信頼性の高いインサイトが得られるのです。

本当の意味での「アップルトゥアップル(同一条件での比較)」をお見せしましょう。目的:世帯におけるりんご1ダースの消費動向の比較。世帯人数は最低4人とし、一定量(1ダース)の消費を比較するものとします。:

世帯Aは日曜日に1ダースのりんごを買う
世帯Bは水曜日に1ダースのりんごを買う

アップルトゥアップル(同一条件での比較):4人以上の世帯におけるりんごの消費動向

グループ化されていないデータを見ると、土曜日が一番の消費量の多い日となっています。しかし、それ以外で見えてくるものはありません。購入した日によってデータを分けると、動向が見やすくなってきます:世帯Aは遅いが一定のペースでりんごを消費しているが、3日目には飽きてしまったのか、数字が横ばいになっています。一方、世帯Bはパッとしないスタートですが、3・4日目にして消費量が急増しました(いいアップルパイのレシピでも見つけたのでしょうか?)。  

広告技術の世界に話を戻して、先のARPU(ユーザーあたりの平均収益)の例をもう一度見てみましょう。1日あたりのARPUを比較するだけでは不十分なのです。全てのノイズを考慮し、フィルターをかけなければいけません:曜日ごとのARPUを始め、ユーザー数やアクティビティの比較、多くの購入を促すセールの有無などです。KPIを分析する際、パラレルデータと並行してデータを比較するようにしてください。つまり、アップルトゥアップルに比較(同一条件で比較)するということです。

コホートという救世主

KPIを並列して成功戦略を分析する際に必要なツールが、コホート分析となります。

コホート分析:共通の特性を持つユーザーをグループ化し、異なる時間枠で特定のKPIを計測すること。

コホートはKPIの分析だけのものではありません。コホート分析で隠れた動向を明るみに出すことによって、ライブキャンペーンの最適化をしたり、エンゲージメントや収益を底上げするリアルタイムでの変更を行うために必要なインサイトを得ることができます。

コホートをはじめよう

コホート分析は難しいものと思いがちですが、いくつかのステップを踏めばすぐに習得できてしまいます。 

クエリの設定

まず始めに、どんな情報を導き出したいのかを設定します。KPIと成功の評価基準を定義づけることで、正しい方向に進むことができます。メディアソースを比較するのにそれぞれのキャンペーンを計測していますか?または、異なる地域における同キャンペーンの成果を計測していますか?そして、成果の定義とは?知りたい情報とそれを得るための計測法が固まれば、半分終わったようなものです。

こちらがコホート分析の質問に関する手軽な方程式です:

共通の特性を持つユーザーをグループ化し、特定の時間枠で行動や指標を比較します

コホート分析で使えるフィルターやグループ化の例

この特性とは、結果を計測する次元を意味します。KPIは実際に分析する指標を、時間枠は計測期間を示します。

異なる国ごとの特定のキャンペーンの成果を分析する場合を例に見てみましょう。ユーザーがアプリをインストールした日、インストールした日の翌日、そして数日後のユーザーの行動を調べます。期間を揃えることで条件が平等になり、ユーザーの行動やアプリとのインタラクションの度合いを測ることができます。全てのユーザーに対しこの指標で揃えることにより、アップルトゥアップル(同一条件での比較)が可能になります。調べたいコホートをダッシュボードで定義する際、関連するアプリを選びます。以下の例では、国別にコホートを分け2019年4月1日~4月7日の週を選択します最低コホート数は10ユーザーに設定します。フィルターを追加し、キャンペーンを特定します: spring_sale_aprilキャンペーン。選択項目はこのような感じになります:


AppsFlyerダッシュボードでコホートグループ、フィルター、区分を設定する

設定ができたら、適用ボタンを押し、クエリを実行します。

結果の分析

データのビューは、事前に決定されたアプリ内のイベントによって設定されます。この例では、事前に決定された2つの指標を見ることにします: ユーザーあたりの平均セッション数とユーザーあたりの平均収益です。
ユーザーあたりの平均セッション数を見た場合、このように表示されます:


ロシアのユーザーのエンゲージメント率は高いですが、それだけでしょうか?

ひと目見ると、春のキャンペーンはロシア(RU)で極めて好評、インドネシア(ID)ではいまいちなのがわかります。以下の表では、インド(IN)と中国(CN)ではわずかな増加が見られ、ロシアでは30日目にユーザーあたりのセッション数に急激な増加があったことがわかります。デフォルトの累積データであることにご注意ください。


国別ユーザーあたりの平均セッション数を表で表した場合。0日目はインストール日

しかし、このデータでは全体像がわかりません。他国に比べ、ロシアでのエンゲージメント率が高く、引き続き増加傾向にあるのはわかりました。しかし、それだけでキャンペーンはロシアで一番成功したと言えるのでしょうか?


物事には(少なくとも)二面性があります

とは言えないでしょう。  データ表示をユーザーあたりの平均収益に切り替えると、全く異なる様子が見えてきます: キャンペーン中のロシアのユーザーの行動は活発でしたが、一切お金を使っていません。一方、中国のユーザーはアクセスあたりの平均支払額が高いです。結論として、ロシア市場にはキャンペーンを最適化し、購入を完了してもらう余地があるということが言えます(特価販売、クーポン、セールなど)。中国ユーザーは4日目で購入が停滞しているため、その前後でリターゲティングのキャンペーンを行ってもいいかもしれません。理想とするのは、購入率が順調な右肩上がりを見せているインドのようなユーザーです。

これら2つのコホート分析から得られるもう1つの興味深いインサイトとして、インドネシアのユーザーの奇妙な行動が挙げられます。(249)というそれなりのインストール数があるにも関わらず、アプリの起動と購入が1つも確認できないのです。これは不正行為とも考えられるので、Protect360 ダッシュボードで詳しく分析する必要があります。

インサイトが待っています

ご紹介した基本のコホート分析で、ダッシュボードに流れ込む大量のデータ解析への苦手意識を少しは払拭できたでしょうか。コホートの姉妹レポート、リテンションレポートもアプリ未使用レベルを同様の仕組みで分析することができます。ぜひご覧ください。

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OTTメディアの購入およびテスト戦略 https://www.appsflyer.com/ja/use-cases/measurement/ott-media-buying-test-strategies/ Mon, 04 Feb 2019 22:00:00 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/ott-media-buying-test-strategies/ OTTメディアバイイングテスト戦略 - スクエア

オーバー・ザ・トップ(OTT)ブログシリーズのパート1ではアドバンスドTVの概要、パート2ではOTT/コネクテッドTV (CTV)の計測、パート3ではAmazon Fire TVの機能をご紹介しました。今回の記事では、OTTメディア購入に関する初心者向けガイドで、これらの知識をCTV広告全般に適用します。 これまでのところ最大のポイントは、OTTの成長の可能性と、それがデジタルパフォーマンス広告主にとって何を意味するのかということでしょう。OTTは米国のテレビ広告支出全体の5%未満に過ぎませんが、リニアテレビ(従来型のTV放送)の支出は2016年以降減少しています(MAGNA & eMarketerより)。逆に、OTT広告支出は昨年40%以上増加し、米国のWi-Fi所有世帯の少なくとも80%で見られます(MAGNA & comScoreより)。OTTとアドレサブルTVの登場は、最低料金を引き下げることでテレビ購入の活躍の場を開き、ターゲティングの選択肢を広げ、よりシームレスなクロススクリーン リターゲティングの道筋を提供しました。 しかし、その可能性にもかかわらずよくある誤解の1つは、CTVでのOTT広告のパフォーマンスはデジタルの場合と同じであるという認識です。実際には、CTVはパフォーマンスの向上要因というよりは、アッパーファネルに対する戦略です。一般的なCTV動画のCPMは20~40ドルの範囲で、本当のクロススクリーン/マルチタッチアトリビューションにはまだ多少限界があります。つまり、CTVキャンペーンの実質CPI/CPAは、デスクトップ/モバイルのCPI/CPAよりもはるかに高くなる可能性があるということです。そうは言っても、CTVは正しい方法で活用すれば、OTTアプリの認知度とクロススクリーン採用の促進に大きな影響を与える可能性があります。   OTTメディアソース 一般に、アドレサブル購入を通じてOTTインベントリにアクセスする方法には、プログラマティック、プラットフォームからの直接購入、パブリッシャーからの直接購入の3つがあります。 プログラマティック:DSPや広告ネットワークはプラットフォームを越えてリーチが広く、最低料金が低く、クロススクリーンの混合CPMが安くて(例:CTV+モバイル動画)、オーディエンスセグメンテーションが洗練され、高度なレポートオプション(例:プラットフォーム/パブリッシャーレベルのレポート+クロスデバイスグラフ)を利用できるため、CTVを初めて使用する方にとって最も始めやすい方法です。サードパーティデータおよびプライベート マーケット プレイス(PMP)取引では、さまざまな特定分野へのターゲティングのオプションを提供できますが、通常、ターゲティングを番組またはプラットフォームレベルで保証することはできません。OTTプラットフォームプロバイダーがホームページの配置やクリック可能な表示形式の鍵を握っているため、プログラマティック広告フォーマットは今のところ、クリックできない動画(つまり、ミッドロール広告)に限定されています。 プラットフォームからの直接購入:ターゲット設定の検討事項以上に、OTTプラットフォームプロバイダーから直接購入することで、時にはより低いレートとより多くの配置オプションを提示することができます。たとえば、Amazon Fire TVやRokuはクリック可能なディスプレイバナーを提供しており、これは通常のミッドロール広告よりも低いeCPIをもたらす傾向があります。ただし、それぞれのOTTプラットフォームには独自のやり方があります。例えば、スマートテレビパートナー(例:Samsung Ads、Inscape)は、リニアテレビ(従来型のTV放送)と同様にOTTでもネイティブプレースメントを提供しています。他の企業はより限定的で、PMPまたはパブリッシャーからの直接購入の取引で特定のインベントリへのアクセスを保証します。Apple TVは自社では広告を販売していませんが、XboxとPlayStationはそれぞれのプラットフォームでアプリ所有者にのみ直接インベントリを販売しています。 パブリッシャーからの直接購入: 最後に、特定の番組やチャンネル(例:HULU、FOX NOW)への掲載を保証したい大手のテレビやOTTアプリの広告主は、パブリッシャーから直接購入すると良いでしょう。ただし一部のOTTアプリには、どの広告主を受け入れるかという点で競争上の制限があることに留意してください。   ターゲティングに関する考慮事項 ターゲティングはメディアソースを検討する際、インベントリや料金設定、計測などの要素以上に、OTTメディアのプランニングプロセスにおいて極めて重要です。番組ベースの購入に通常焦点を当てている従来型の広告主は、OTTをデジタルメディアに合わせるため、より繊細なターゲティングの検討を希望するかもしれません。CPIパートナーとのランオブネットワーク(RON)ターゲティングに慣れているモバイルパフォーマンス広告主の方は、OTTがCPMと定額料金制に限定されることに留意してください(私たちが知る限りCPC/CPIのオプションはありません)。類似オーディエンスやリターゲティングのためにDMPやMMP(AppsFlyerなど)のファーストパーティデータを統合すれば、追加の予算をかけずに簡単にターゲットの関連性を高められます。また予算によっては、基本的なサードパーティのフィルターをいくつか追加することも役立ちます。以下は、OTTターゲット戦略を検討する際の選択肢の一部です。 プラットフォームターゲティング OTTプラットフォームプロバイダーと直接連携して、OSのターゲティングを保証 行動ターゲティング ルックアライク(ファーストパーティデータ) サイコグラフィック/デモグラフィック(セカンド/サードパーティデータ) Samba TV、Inscape、Alphonso、Tru Optikなどのテレビ中心のDMPおよびデータプロバイダーは、複数のスクリーンにわたる視聴データに基づいて、スマートテレビのネットワークからターゲットユーザーにアクセスします。 モバイルユーザーのデータは 自動コンテンツ認識(ACR)、つまりスマートフォンデバイスのマイクを利用してCTVで視聴されているコンテンツを認識するテクノロジーを介してCTVに接続されます。 関心ベースのプロファイルは、eXelate、Data Alliance、Twine、PushSpring、Skydeo、Datalogix、Neustar、BlueKai、EpsilonなどのDMPからオーディエンスを引き出し、ウェブやアプリのインストール/使用状況データを組み合わせることで、プログラムによって拡張できます。 コンテンツターゲティング OTTアプリのグループ化(10以上のアプリ) 関心ベースのターゲティングの延長として、OTTプラットフォームプロバイダーやPMP取引と連携して特定のグループのアプリに広告を掲載することで、視聴するコンテンツの種類に基づいて特定のユーザーにリーチできる素晴らしい方法になります(例:無料アプリマーケターにとってのAVODチャネル)。 特定のOTTアプリ(1つのアプリ/パブリッシャー) 前述したように、特定のテレビ番組やチャンネルでプレミアムポジションや高いSOVを確保するには、OTTアプリのパブリッシャーと直接連携する必要があります(通常は高コスト)。 リターゲティング OTTパブリッシャーまたはプログラマティックパートナーと連携してOTTでの認知度を高め、その後、モバイル/ウェブでユーザーをリターゲティングして獲得を促進します。   OTT活用事例とテスト戦略 OTTは幅広い種類の広告主と関連する可能性があります。モバイルアプリの所有者や新しいOTT/モバイルアプリの所有者、さらに、すでにリニアTVに予算を割いている大手ブランドまで。それぞれに、独自の目標と考慮するべき特質があります。ここでは、初めてOTTメディアのテスト戦略を策定する場合の方法について、詳細な一例を挙げるために、新規OTT/モバイルアプリの所有者という中間カテゴリに焦点を絞ります。貴社がこのカテゴリに当てはまらない場合でも、以下の2つのシナリオのそれぞれで説明されている理論的根拠から、個別の活用事例に応用できるインスピレーションが得られるかもしれません。 マーケターのプロファイル:新規TVアプリのパフォーマンス広告主あなたは昨年開始したばかりの無料の広告付きTVコンテンツサービスをデスクトップ、Android、iOS、Roku、Fire TVで運営しています。予算は限られ、獲得パフォーマンスの目標が厳しく、アッパーファネルをテストする余裕はほとんどありません。これまでのところ有料メディアへの取り組みは、1〜3ドルのCPIを達成できるモバイルに限定してきました。会社の分析チームはあなたに、ユーザーLTV(顧客生涯価値)はテレビ画面の方が6倍高く、テレビユーザーの方が固定的で頻繁に視聴すると言いますが、あなたは同時に、テレビ広告が非常に高価であることを知っています。 第1段階:目標設定最初のステップとして、あなたはOTTアトリビューションの選択肢を理解したいと思うでしょう。それぞれのOTTプラットフォームとS2S/SDKの統合を設定することが非常に重要で、AppsFlyerではこのプロセスを簡単にするお手伝いをいたします。さらに、まだマーケティング クラウド プラットフォームを利用していない場合、高度なクロススクリーン分析の長所と短所をコストと比較検討する必要があります。ここでは基本的に2つの道筋があります。 […]

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OTTメディアバイイングテスト戦略 - スクエア

オーバー・ザ・トップ(OTT)ブログシリーズのパート1ではアドバンスドTVの概要、パート2ではOTT/コネクテッドTV (CTV)の計測、パート3ではAmazon Fire TVの機能をご紹介しました。今回の記事では、OTTメディア購入に関する初心者向けガイドで、これらの知識をCTV広告全般に適用します。

これまでのところ最大のポイントは、OTTの成長の可能性と、それがデジタルパフォーマンス広告主にとって何を意味するのかということでしょう。OTTは米国のテレビ広告支出全体の5%未満に過ぎませんが、リニアテレビ(従来型のTV放送)の支出は2016年以降減少しています(MAGNA & eMarketerより)。逆に、OTT広告支出は昨年40%以上増加し、米国のWi-Fi所有世帯の少なくとも80%で見られます(MAGNA & comScoreより)。OTTとアドレサブルTVの登場は、最低料金を引き下げることでテレビ購入の活躍の場を開き、ターゲティングの選択肢を広げ、よりシームレスなクロススクリーン リターゲティングの道筋を提供しました。

しかし、その可能性にもかかわらずよくある誤解の1つは、CTVでのOTT広告のパフォーマンスはデジタルの場合と同じであるという認識です。実際には、CTVはパフォーマンスの向上要因というよりは、アッパーファネルに対する戦略です。一般的なCTV動画のCPMは20~40ドルの範囲で、本当のクロススクリーン/マルチタッチアトリビューションにはまだ多少限界があります。つまり、CTVキャンペーンの実質CPI/CPAは、デスクトップ/モバイルのCPI/CPAよりもはるかに高くなる可能性があるということです。そうは言っても、CTVは正しい方法で活用すれば、OTTアプリの認知度とクロススクリーン採用の促進に大きな影響を与える可能性があります。

 

OTTメディアソース

一般に、アドレサブル購入を通じてOTTインベントリにアクセスする方法には、プログラマティック、プラットフォームからの直接購入、パブリッシャーからの直接購入の3つがあります。

*上記のパートナーリストはあくまでも例であり、必ずしも各分野の「最高」または「トップ」の企業を反映しているわけではありません。HULUは、ネイティブOTTに限らず、上記3つのdMVPDカテゴリすべてに分類される製品を提供しています。
  1. プログラマティック:DSPや広告ネットワークはプラットフォームを越えてリーチが広く、最低料金が低く、クロススクリーンの混合CPMが安くて(例:CTV+モバイル動画)、オーディエンスセグメンテーションが洗練され、高度なレポートオプション(例:プラットフォーム/パブリッシャーレベルのレポート+クロスデバイスグラフ)を利用できるため、CTVを初めて使用する方にとって最も始めやすい方法です。サードパーティデータおよびプライベート マーケット プレイス(PMP)取引では、さまざまな特定分野へのターゲティングのオプションを提供できますが、通常、ターゲティングを番組またはプラットフォームレベルで保証することはできません。OTTプラットフォームプロバイダーがホームページの配置やクリック可能な表示形式の鍵を握っているため、プログラマティック広告フォーマットは今のところ、クリックできない動画(つまり、ミッドロール広告)に限定されています。
  2. プラットフォームからの直接購入:ターゲット設定の検討事項以上に、OTTプラットフォームプロバイダーから直接購入することで、時にはより低いレートとより多くの配置オプションを提示することができます。たとえば、Amazon Fire TVやRokuはクリック可能なディスプレイバナーを提供しており、これは通常のミッドロール広告よりも低いeCPIをもたらす傾向があります。ただし、それぞれのOTTプラットフォームには独自のやり方があります。例えば、スマートテレビパートナー(例:Samsung Ads、Inscape)は、リニアテレビ(従来型のTV放送)と同様にOTTでもネイティブプレースメントを提供しています。他の企業はより限定的で、PMPまたはパブリッシャーからの直接購入の取引で特定のインベントリへのアクセスを保証します。Apple TVは自社では広告を販売していませんが、XboxとPlayStationはそれぞれのプラットフォームでアプリ所有者にのみ直接インベントリを販売しています。
  3. パブリッシャーからの直接購入: 最後に、特定の番組やチャンネル(例:HULU、FOX NOW)への掲載を保証したい大手のテレビやOTTアプリの広告主は、パブリッシャーから直接購入すると良いでしょう。ただし一部のOTTアプリには、どの広告主を受け入れるかという点で競争上の制限があることに留意してください。

 

ターゲティングに関する考慮事項

ターゲティングはメディアソースを検討する際、インベントリや料金設定、計測などの要素以上に、OTTメディアのプランニングプロセスにおいて極めて重要です。番組ベースの購入に通常焦点を当てている従来型の広告主は、OTTをデジタルメディアに合わせるため、より繊細なターゲティングの検討を希望するかもしれません。CPIパートナーとのランオブネットワーク(RON)ターゲティングに慣れているモバイルパフォーマンス広告主の方は、OTTがCPMと定額料金制に限定されることに留意してください(私たちが知る限りCPC/CPIのオプションはありません)。類似オーディエンスやリターゲティングのためにDMPやMMP(AppsFlyerなど)のファーストパーティデータを統合すれば、追加の予算をかけずに簡単にターゲットの関連性を高められます。また予算によっては、基本的なサードパーティのフィルターをいくつか追加することも役立ちます。以下は、OTTターゲット戦略を検討する際の選択肢の一部です。

  • プラットフォームターゲティング
    • OTTプラットフォームプロバイダーと直接連携して、OSのターゲティングを保証
  • 行動ターゲティング
    • ルックアライク(ファーストパーティデータ)
    • サイコグラフィック/デモグラフィック(セカンド/サードパーティデータ)
      • Samba TV、Inscape、Alphonso、Tru Optikなどのテレビ中心のDMPおよびデータプロバイダーは、複数のスクリーンにわたる視聴データに基づいて、スマートテレビのネットワークからターゲットユーザーにアクセスします。
      • モバイルユーザーのデータは 自動コンテンツ認識(ACR)、つまりスマートフォンデバイスのマイクを利用してCTVで視聴されているコンテンツを認識するテクノロジーを介してCTVに接続されます。
      • 関心ベースのプロファイルは、eXelate、Data Alliance、Twine、PushSpring、Skydeo、Datalogix、Neustar、BlueKai、EpsilonなどのDMPからオーディエンスを引き出し、ウェブやアプリのインストール/使用状況データを組み合わせることで、プログラムによって拡張できます。
  • コンテンツターゲティング
    • OTTアプリのグループ化(10以上のアプリ)
      • 関心ベースのターゲティングの延長として、OTTプラットフォームプロバイダーやPMP取引と連携して特定のグループのアプリに広告を掲載することで、視聴するコンテンツの種類に基づいて特定のユーザーにリーチできる素晴らしい方法になります(例:無料アプリマーケターにとってのAVODチャネル)。
    • 特定のOTTアプリ(1つのアプリ/パブリッシャー)
      • 前述したように、特定のテレビ番組やチャンネルでプレミアムポジションや高いSOVを確保するには、OTTアプリのパブリッシャーと直接連携する必要があります(通常は高コスト)。
  • リターゲティング
    • OTTパブリッシャーまたはプログラマティックパートナーと連携してOTTでの認知度を高め、その後、モバイル/ウェブでユーザーをリターゲティングして獲得を促進します。

 

OTT活用事例とテスト戦略

OTTは幅広い種類の広告主と関連する可能性があります。モバイルアプリの所有者や新しいOTT/モバイルアプリの所有者、さらに、すでにリニアTVに予算を割いている大手ブランドまで。それぞれに、独自の目標と考慮するべき特質があります。ここでは、初めてOTTメディアのテスト戦略を策定する場合の方法について、詳細な一例を挙げるために、新規OTT/モバイルアプリの所有者という中間カテゴリに焦点を絞ります。貴社がこのカテゴリに当てはまらない場合でも、以下の2つのシナリオのそれぞれで説明されている理論的根拠から、個別の活用事例に応用できるインスピレーションが得られるかもしれません。

マーケターのプロファイル:新規TVアプリのパフォーマンス広告主
あなたは昨年開始したばかりの無料の広告付きTVコンテンツサービスをデスクトップ、Android、iOS、Roku、Fire TVで運営しています。予算は限られ、獲得パフォーマンスの目標が厳しく、アッパーファネルをテストする余裕はほとんどありません。これまでのところ有料メディアへの取り組みは、1〜3ドルのCPIを達成できるモバイルに限定してきました。会社の分析チームはあなたに、ユーザーLTV(顧客生涯価値)はテレビ画面の方が6倍高く、テレビユーザーの方が固定的で頻繁に視聴すると言いますが、あなたは同時に、テレビ広告が非常に高価であることを知っています。

第1段階:目標設定
最初のステップとして、あなたはOTTアトリビューションの選択肢を理解したいと思うでしょう。それぞれのOTTプラットフォームとS2S/SDKの統合を設定することが非常に重要で、AppsFlyerではこのプロセスを簡単にするお手伝いをいたします。さらに、まだマーケティング クラウド プラットフォームを利用していない場合、高度なクロススクリーン分析の長所と短所をコストと比較検討する必要があります。ここでは基本的に2つの道筋があります。

  1. プラットフォームからの直接購入:単一デバイスアトリビューション
    最も抵抗が少ない方法としては、ポテンシャルが最も高いと予測されるOTTオペレーティングシステム(RokuまたはFire TV)に対象を絞ります。これにより、さまざまな広告フォーマットをテストして、CTVでの動画とディスプレイの効率の違いを理解することができます。こうしたユーザーを、たとえばAmazon DSPを介してモバイルでリターゲティングすることもできます(Fire TVで広告を掲載する方法の詳細については、以前のブログ記事をこちらでご覧ください)。
  2. プログラマティック:クロススクリーンアトリビューション
    DSPと連携してクロスプラットフォームのベンチマークを確立し、モバイルに対して複数のOTTオペレーティングシステムをテストします。これは通常、より多くの予算を必要とし、最初は効率的ではないかもしれません。しかし希望する場合は、より短期間でよりきめ細かく調べることができ、どの分野に長期的に投資すべきかを決定する際に役立ちます。

第2段階:アトリビューションの設定
ABどちらの方法を選ぶ場合でも、最低限必要な計測要件はサイト対応レポートです。ただし当然、MMPと連携して、高度な分析機能でレポート作成プロセスを合理化することを強くお勧めします(例:AppsFlyerによるアプリ内イベント計測、カスタム アトリビューション ウィンドウ、ROI/LTVレポートなど)。また、OTTテレビからの確率的なモバイル/ウェブアトリビューションの可視性を高めるためにマーケティング クラウド プラットフォームを統合することもできます。一部のDSPはデバイス間のグラフを無料で提供しますが(シナリオB)、追加コストを払ってでも専門のパートナーと協力することには利点があります。

第3段階:メディアプランニングとテスト設定

  1. プラットフォームからの直接購入:単一デバイスアトリビューション
    • パートナーの選択:成長目標で焦点を当てたいプラットフォームを選択するか、またはすべてのOTTプラットフォームプロバイダーをより慎重に比較するために全社に見積もりを依頼します(最終的に選択肢は少ししか残りません)。
    • メディア配分:予算内に収まる支出レベルのさまざまな広告フォーマットを選択します。カスタムディスプレイ広告枠の中には最低料金が高額なものもあるため、テストに含める場合はモバイル/ウェブのリターゲティングを先送りにすることをお勧めします。
    • ターゲティング:オーディエンス戦略を決定します。
      • パートナーがコンテンツまたは番組レベルのレポートを作成できる場合は、RONターゲティングから開始するのが最適です。それ以外の場合は少なくとも1つの広告表示で、RONと、より絞り込んだオーディエンスをテストすることを検討します。
  2. プログラマティック:クロスデバイスアトリビューション
    • パートナーの選択:以下を提供できる、リーチが広いプログラマティックパートナーを1社選択します。
      • 複数のデバイスおよびプラットフォームにわたる豊富な動画インベントリを適正な価格で
      • ニーズに合わせたプレースメントレベルのレポート(例:クリエイティブ、OS、IP、タイムスタンプ、完了率、アプリカテゴリ、アプリ、地域、オーディエンスセグメント、ユーザーエージェント、IDFA/G-AID、Cookie)
    • メディア配分:メディア配分の初期テスト予算を設定するために、統計的な有意性に必要な最少インストール数と所要時間を決定します。
      • 実際のeCPIを正確に予測するのは難しいことを理解した上で、CTVのCPIを控えめに予測する(例:$75~300以上)
      • 各プラットフォームに露出しているメディアの重なりを理解するために、OTTとモバイルの両方に最低限のメディアを割り当てる
    • ターゲティング:オーディエンス戦略を決定します。
      • CTVでのRONターゲティングは、CPMとCPIを最も低く抑える
      • 通常のモバイル向けターゲティング戦略(すなわちRON)に準じるか、CTV/OTT所有などの最低限のオーディエンスフィルターを検討する

第4段階:キャンペーン後の分析と最適化

  • キャンペーンの実施後、データを分析して以下のような要素を理解します。
    • OS別CPIベンチマーク
    • デバイスを越えて複数の広告露出がユーザー獲得とLTVに与えた影響
    • 優良コンテンツ(広告クリエイティブ、番組、コンテンツカテゴリなど)
  • これらの結果に応じて、次のOTTテストを計画します。
    • 計測戦略の最適化
    • 広告クリエイティブ配分の刷新または焦点の見直し
    • 最初のテストで利用したパートナーで新しいセグメントを探るか、新たなパートナーに見積もりを依頼して成功のために最も有望なセグメントを絞り込みます(例:OTTプラットフォームプロバイダーの拡大、特定の広告フォーマット、トップ アプリ パブリッシャー、拡張プログラマティック インベントリ、リターゲティングなど)。

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オーディエンス最適化が注目される理由は? https://www.appsflyer.com/ja/use-cases/audience-segmentation/audience-optimization-buzz/ Sun, 27 Jan 2019 22:00:00 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/audience-optimization-buzz/ 視聴者最適化で話題になっていることとは?- 特集 - スクエア

今日の市場は複雑で競争が激しく、基本的なオーディエンス戦略を使用するだけでは不十分です。ユーザーは、各自のユーザージャーニーに関連する、高度にパーソナライズされたメッセージを状況に応じてリアルタイムに受け取ることに慣れてきました。クロスプラットフォームかつクロスデバイスのターゲティング戦略を準備していない場合、販売のチャンスを逃したり、十分に活用できなかったりすることになります。このような状況は誰にとっても望ましくありません。また、計測やアトリビューション用の高度なプラットフォームを使用しないことも、マーケティング活動の大きな妨げとなります。しかし、ご心配には及びません。当社がお手伝いいたします。 オーディエンスセグメンテーションの基本 ターゲティング戦略を策定する場合には、次のセグメンテーション手法を考慮してください。 リターゲティングセグメンテーション:この戦略はさまざまな理由で使用されます。初心者にとっては、アプリをしばらく使用していないユーザー、またはアプリから離れてしまったユーザーを取り戻すために便利な方法です。また、特定のオファーやプロモーションでユーザーにインセンティブを提供し、アプリを継続的に使用してもらうためにも役立ちます。AppsFlyerでは、詳細な分析を使用して、洗練されたセグメントを容易に作成できます。たとえば、アプリ内の特定のステップまたはアクションで、購入ファネルから離れてしまったビジターなどです。 If you’re not already, you should be segmenting based off of some basic rules such as: viewed or clicked an ad, performed a specific event, installed within a set time range and yielded a certain revenue amount. 類似オーディエンスに基づいたセグメンテーション: 類似オーディエンス(LAL) とは、Facebookの行動および人口統計データに基づいたカスタムオーディエンスで、シードオーディエンスに最も類似したオーディエンス集団と見なすことができます。まず、既存クライアントのCRMリストに基づいてカスタムオーディエンスを作成し、Facebookでこれを使用してLALを生成します。LALオーディエンスが作成されたら、これを使用して、コンバージョンに達したクライアントに類似した、良質なユーザーをターゲティングできます。最も良質なクライアントに類似したユーザーをターゲティングする場合にこそ、マーケティング予算を費やすべきです。 ルールベースのセグメンテーション: 定義した基準に基づいて、特定のユーザーを除外する、または含めるルールを作成します。たとえば、初回購入者をターゲットとしたキャンペーンで、過去2週間の購入時にすでに割引コードを適用したユーザーを除外できます。これにより、購入したことのあるユーザーからなるカスタムオーディエンスを含めておきながら、過去2週間に購入したユーザーを除外することができます。こうすることで、すべてのクリック操作を無駄にすることなく、メッセージング対象を粒度の細かい適切なオーディエンスに絞り込むことができます。 アンインストール数などのAppsFlyerのインサイトを使用すれば、このような特定のユーザーをまとめて、ターゲティングキャンペーンから除外することができます。 クロスアプリ プロモーションに使用するセグメントを作成する: 既存のクライアントリストから、ある特定のアプリを頻繁に使用しながら、自社で開発している他のアプリは使用していないユーザーをターゲットにします。これにより、良質なユーザーにおすすめの追加アプリを簡単に紹介することができます。これをアプリ内プッシュ通知で行えば、ライブエンゲージメント中にユーザーを獲得できるのです。 アプリ内エンゲージメントのセグメンテーション: アプリ内イベントに基づいたセグメンテーションは、リエンゲージメントキャンペーンで重要になります。これを行うには、AppsFlyer SDKを使用して、さまざまなアプリ内イベントを計測できる必要があります。その後、AppsFlyerのオーディエンスツールを使用して、これらのアプリ内アクションに基づき、ユーザーのセグメントを作成できます。これにより、コンバージョンファネルに沿ってユーザーに働きかけることができます。その後、ユーザーをアプリ内のどこに誘導したいかに基づいて、メッセージングをカスタマイズできます。 カスタマイズ可能なディープリンクメッセージング: 最適なユーザージャーニーを提供するには、マーケティングキャンペーンでディープリンクを活用し、適切なタイミングと場所でユーザーをターゲティングできるようにすることが不可欠です。ディープリンクを使用すれば、アプリ内の最も関連性の高いページにユーザーを確実に誘導できます。さらに、カスタマイズされたメッセージングを使用してユーザーを獲得すれば、ブランドのエンゲージメント体験はさらに向上します。 ウェブとアプリのつながり: ウェブとモバイルはもはや独立したサービスとして見なすことはできなくなっており、ウェブのみや、モバイルのみをターゲティングすることは避けなければなりません。 ウェブとモバイルのリターゲティングでは、ユーザーのトラッキング方法のみが異なります。モバイルリターゲティングでは、ログイン情報、アトリビューションフロー、デバイス特定をトラッキングしますが、ウェブリターゲティングでは、Cookieをトラッキングします。(モバイルやデスクトップを問わず)ウェブページを訪問したユーザーから収益化し、これらのユーザーがモバイルデバイスでアプリをダウンロードするように働きかけます。このための簡単な方法として、AppsFlyerのスマートバナーがあります。ユーザーがウェブからモバイルアプリに容易に移動できるようにして、ユーザー体験を向上しながら、各自のネイティブトラフィックを十分に活用します。 […]

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視聴者最適化で話題になっていることとは?- 特集 - スクエア

今日の市場は複雑で競争が激しく、基本的なオーディエンス戦略を使用するだけでは不十分です。ユーザーは、各自のユーザージャーニーに関連する、高度にパーソナライズされたメッセージを状況に応じてリアルタイムに受け取ることに慣れてきました。クロスプラットフォームかつクロスデバイスのターゲティング戦略を準備していない場合、販売のチャンスを逃したり、十分に活用できなかったりすることになります。このような状況は誰にとっても望ましくありません。また、計測やアトリビューション用の高度なプラットフォームを使用しないことも、マーケティング活動の大きな妨げとなります。しかし、ご心配には及びません。当社がお手伝いいたします。

オーディエンスセグメンテーションの基本

ターゲティング戦略を策定する場合には、次のセグメンテーション手法を考慮してください。

  • リターゲティングセグメンテーション:
    この戦略はさまざまな理由で使用されます。初心者にとっては、アプリをしばらく使用していないユーザー、またはアプリから離れてしまったユーザーを取り戻すために便利な方法です。また、特定のオファーやプロモーションでユーザーにインセンティブを提供し、アプリを継続的に使用してもらうためにも役立ちます。AppsFlyerでは、詳細な分析を使用して、洗練されたセグメントを容易に作成できます。たとえば、アプリ内の特定のステップまたはアクションで、購入ファネルから離れてしまったビジターなどです。

If you’re not already, you should be segmenting based off of some basic rules such as: viewed or clicked an ad, performed a specific event, installed within a set time range and yielded a certain revenue amount.

  • 類似オーディエンスに基づいたセグメンテーション:
    類似オーディエンス(LAL) とは、Facebookの行動および人口統計データに基づいたカスタムオーディエンスで、シードオーディエンスに最も類似したオーディエンス集団と見なすことができます。まず、既存クライアントのCRMリストに基づいてカスタムオーディエンスを作成し、Facebookでこれを使用してLALを生成します。LALオーディエンスが作成されたら、これを使用して、コンバージョンに達したクライアントに類似した、良質なユーザーをターゲティングできます。最も良質なクライアントに類似したユーザーをターゲティングする場合にこそ、マーケティング予算を費やすべきです。
  • ルールベースのセグメンテーション: 定義した基準に基づいて、特定のユーザーを除外する、または含めるルールを作成します。たとえば、初回購入者をターゲットとしたキャンペーンで、過去2週間の購入時にすでに割引コードを適用したユーザーを除外できます。これにより、購入したことのあるユーザーからなるカスタムオーディエンスを含めておきながら、過去2週間に購入したユーザーを除外することができます。こうすることで、すべてのクリック操作を無駄にすることなく、メッセージング対象を粒度の細かい適切なオーディエンスに絞り込むことができます。 アンインストール数などのAppsFlyerのインサイトを使用すれば、このような特定のユーザーをまとめて、ターゲティングキャンペーンから除外することができます。
 含める/除外する機能。上図: 過去120日以内にアプリをインストールしており、かつ過去120日以内に購入しており、かつ過去14日以内に購入していないユーザー。
  • クロスアプリ プロモーションに使用するセグメントを作成する: 既存のクライアントリストから、ある特定のアプリを頻繁に使用しながら、自社で開発している他のアプリは使用していないユーザーをターゲットにします。これにより、良質なユーザーにおすすめの追加アプリを簡単に紹介することができます。これをアプリ内プッシュ通知で行えば、ライブエンゲージメント中にユーザーを獲得できるのです。
  • アプリ内エンゲージメントのセグメンテーション: アプリ内イベントに基づいたセグメンテーションは、リエンゲージメントキャンペーンで重要になります。これを行うには、AppsFlyer SDKを使用して、さまざまなアプリ内イベントを計測できる必要があります。その後、AppsFlyerのオーディエンスツールを使用して、これらのアプリ内アクションに基づき、ユーザーのセグメントを作成できます。これにより、コンバージョンファネルに沿ってユーザーに働きかけることができます。その後、ユーザーをアプリ内のどこに誘導したいかに基づいて、メッセージングをカスタマイズできます。
  • カスタマイズ可能なディープリンクメッセージング: 最適なユーザージャーニーを提供するには、マーケティングキャンペーンでディープリンクを活用し、適切なタイミングと場所でユーザーをターゲティングできるようにすることが不可欠です。ディープリンクを使用すれば、アプリ内の最も関連性の高いページにユーザーを確実に誘導できます。さらに、カスタマイズされたメッセージングを使用してユーザーを獲得すれば、ブランドのエンゲージメント体験はさらに向上します。
  • ウェブとアプリのつながり: ウェブとモバイルはもはや独立したサービスとして見なすことはできなくなっており、ウェブのみや、モバイルのみをターゲティングすることは避けなければなりません。 ウェブとモバイルのリターゲティングでは、ユーザーのトラッキング方法のみが異なります。モバイルリターゲティングでは、ログイン情報、アトリビューションフロー、デバイス特定をトラッキングしますが、ウェブリターゲティングでは、Cookieをトラッキングします。(モバイルやデスクトップを問わず)ウェブページを訪問したユーザーから収益化し、これらのユーザーがモバイルデバイスでアプリをダウンロードするように働きかけます。このための簡単な方法として、AppsFlyerのスマートバナーがあります。ユーザーがウェブからモバイルアプリに容易に移動できるようにして、ユーザー体験を向上しながら、各自のネイティブトラフィックを十分に活用します。

プロの戦略のポイント

  • フリークエンシーキャップの重要性: フリークエンシーキャップとは、ユーザーに広告が表示される回数を指します。キャップが重要であるのは、ユーザーに広告を過度に表示してしまうことによるブランドへの否定的な印象を生じないようにする必要があるためです。これにより、数だけではなく、質に基づいたターゲティングが可能になります。
  • A/Bテストは必須: A/Bテストを徹底的に行うことが重要です!このためには、AppsFlyerのスプリット オーディエンス テストが役に立ちます。オーディエンスやさまざまなセグメントを複数のネットワークと手軽に同期できるため、これらのオーディエンスを分割して、各ネットワークでパフォーマンスをテストする方法を選択できます。このスプリットオーディエンス機能を使用すると、複数の期間、イベント値、区分にわたって、複雑なユーザーセグメントを作成できます。また、プラットフォーム内で正確な規模の予想をすばやく実行することができます。そして、カスタムオーディエンスを簡単にアップロードして、1回の操作ですべてのパートナーネットワークに適用できます。AppsFlyerでは、構成済みのオーディエンスが最新ユーザーデータによって自動的に更新され、選択したパートナーにアップロードされます。これにより、オーディエンスを1回作成するだけで、お客様による追加の操作を必要とすることなく、データを継続的に更新することができます。

          上図: 選択したパートナー間のスプリットオーディエンス。
  • オーディエンスを「広げる」: ルールベースのロジックを使用して、LALオーディエンスを拡大します。Facebookで「ネストされた」LALを作成して、例えばシードグループから4%のLALをターゲティングし、同じシードグループの2%は除外することができます。これは、より広範囲のLALグループでテストしながら、パフォーマンスの最も優れたグループ(つまり、ROASが最も高いグループ)を分離するために行います。

    AppsFlyerのダッシュボードに表示される、含めた場合/除外した場合の図
  • 結論

    オーディエンス戦略を攻略するには、オーディエンスに関するインサイトを分析するための技術が重要になります。オーディエンスを最適化する方法を習得するため、1つのチャネルから学んで得た情報に基づいて、別のチャネルで戦略的な意思決定を行うことができる必要があります。

    AppsFlyerオーディエンスビルダーの機能はますます向上しています。マーケティングコストを最適化するには、絞り込んだセグメンテーションに基づいてターゲティングすることが不可欠です。オーディエンスの作成、整理、分析、最適化を1か所で実行しましょう。 

    AppsFlyerのオーディエンス機能の詳細については、こちらをクリックするか、担当のサクセスマネージャーまで今すぐお問い合わせください。

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