You searched for iOS 14 - AppsFlyer https://www.appsflyer.com/ja/ Attribution Data You Can Trust Fri, 07 Apr 2023 07:34:54 +0000 ja-JP hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.5.5 https://www.appsflyer.com/wp-content/uploads/2020/07/favicon.svg You searched for iOS 14 - AppsFlyer https://www.appsflyer.com/ja/ 32 32 ゲームアプリ: AppsFlyerとFacebook GamingでiOS 14以降の環境を生き抜き成功するには https://www.appsflyer.com/ja/resources/reports/af-and-fb-gaming-ios-playbook/ Sun, 02 Oct 2022 15:18:30 +0000 https:////www.appsflyer.com//?post_type=resource&p=255143

プライバシーファーストの時代において、価値の高いユーザーを獲得し、維持し、長期的に魅了し続けることは、これまで以上に困難になってきています。 AppsFlyerとFacebook Gamingは、キャンペーンを迅速に最適化し、IDFAのない未来に対応する強固なファーストパーティデータ戦略を構築し、画期的なソリューションとインサイトを共有するために提携しています。下記内容をメイントピックとしたレポートで詳細をお読みいただけます。 内容: モバイル業界における主なプライバシーシフトのまとめ ユーザーレベルのデータがない中でSKAdNetworkの計測を最大限に活用するための、AppsFlyerの成功事例と革新的なソリューションのご紹介 Metaが提供するiOSデバイスの最新広告ソリューション、キャンペーンを成功させるための設定方法とパフォーマンス管理に関する推奨事項とプロのヒントをご紹介

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プライバシーファーストの時代において、価値の高いユーザーを獲得し、維持し、長期的に魅了し続けることは、これまで以上に困難になってきています。

AppsFlyerとFacebook Gamingは、キャンペーンを迅速に最適化し、IDFAのない未来に対応する強固なファーストパーティデータ戦略を構築し、画期的なソリューションとインサイトを共有するために提携しています。下記内容をメイントピックとしたレポートで詳細をお読みいただけます。

内容:

  • モバイル業界における主なプライバシーシフトのまとめ
  • ユーザーレベルのデータがない中でSKAdNetworkの計測を最大限に活用するための、AppsFlyerの成功事例と革新的なソリューションのご紹介
  • Metaが提供するiOSデバイスの最新広告ソリューション、キャンペーンを成功させるための設定方法とパフォーマンス管理に関する推奨事項とプロのヒントをご紹介

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iOS 14以降のモバイル不正で知っておきたいこと https://www.appsflyer.com/ja/blog/mobile-fraud/ios-14-fraud/ https://www.appsflyer.com/ja/blog/mobile-fraud/ios-14-fraud/#respond Fri, 15 Jul 2022 07:24:25 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/ios-14%e4%bb%a5%e9%99%8d%e3%81%ae%e3%83%a2%e3%83%90%e3%82%a4%e3%83%ab%e4%b8%8d%e6%ad%a3%e3%81%a7%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8a%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%81%84%e3%81%93%e3%81%a8/ Everything you need to know about iOS 14+ fraud - featured

AppleがiOS 14をリリースした2021年4月、モバイルマーケティング界全体が再編へと動き出しました。 突如、主要な要素の多くが削除されるか、かなりの制約が課せられることになりました。ユーザーIDへの制限によって計測する時間枠が変わり、さらにはSKAdNetwork(SKAN)(英語)やそのコンバージョン値のメカニズムがiOSのランドスケープを根本から変えてしまったのです。  過去にそれなりの数の変化をくぐり抜けてきた業界でもあり、主要ステークホルダーの大半が迅速に対応し、新しい現実を受け入れていきました。 iOS以外に活路を見いだそうとした一部のマーケターがマーケティング予算を組み替えたため、iOS予算が25%減少した一方で、革新的なアプローチを採用し、業務にテコ入れをしながら新たな現実に対応していこうとするマーケターもあらわれました。 市場関係者の間に起こった計測への懸念を解決するべく、新たな製品やソリューションが市場に導入されましたが、ある重要な問題がまだ解決していません。 iOS 14のリリース以降、iOSの広告不正はどのような状況にあるでしょうか。 この疑問に答えるため、現状を整理してみましょう。 多面的なランドスケープ iOS 14のリリース以降、SKANと紐づけられるインストールの大半がダイレクトトラフィックをソースとし、トラフィックの圧倒的大多数がセルフレポーティングネットワーク(SRN)やSDKネットワークのいずれかをソースとしています。 SRNトラフィックはGoogleやFacebook(およびその他の)安定した基盤を持つメディアチャネルで構成され、不正発生率は業界平均を大幅に下回り、iOSに至ってはほぼ0%という実績があります。  Protect360はソースを問わず、AppsFlyerのエコシステム全体のあらゆるトラフィックを分析します。SRNもその例外ではありません。当社では、長期間にわたりきわめて低い不正発生率を維持し、前述したメディアパートナーとの連携によりコミュニケーションやデータ統合を高い水準で実現しており、モバイルアトリビューション不正の観点から「安全なトラフィック」を提供する環境を整えています。 SKANで有効な他のソースについては、2種類のメディアパートナーに大別できます。SKANトラフィックの49%を占めるSDKネットワークと、主としてDSP(英語)やアドネットワーク(英語)などの他のメディアソースです。  後者はトラフィック量が比較的少なく、まだ様子見の感がありますが、市場の大手SDKネットワークはSKAN登場後の新たな現実を積極的に受け入れているようです。AppsFlyerと完全に連携したメディア企業はまだそれほど多くはありませんが、彼らのトラフィックはもともと相対的にクリーンであり、不正発生率も平均を大きく下回ります。 メディアパートナーの2大グループは現在SKANランドスケープで支配的な立場にあるため、当社ではAppleの新しいSKAN環境は、現状において「不正がない」とみなしています。上述したデータはメディアミックスが主流となっている現状を反映しており、今後変わっていく可能性が非常に高いため、常に用心を怠らないよう努める必要があります。 ただ、iOSのアクティビティはSKANだけではありません。SKANに(厳密には)依存していないアクティビティも多数あります。下記のグラフが示すとおり、iOSのアクティビティの大多数を占めるのが、実はSKAN以外のアトリビューションです。 そのあたりの理解を深めるため、iOSでのデータ計測指標の内訳を検討していきましょう。 iOSアトリビューション計測のオプション マーケターが現在利用できるiOSアトリビューションフレームワークは以下の3種類です。 SKANのみSKAN計測に大きく依存するモバイルアプリキャンペーンのアトリビューション。  MMPのみアトリビューションは同意済みユーザー(企業がIDFA(英語)を取得することを許可したユーザー)のIDマッチングか、全ユーザーを対象とした確率論的モデリング(英語)のいずれかを通じて取得できます。 ハイブリッド上述した2種類のモデルを組み合わせてアトリビューションを取得します。このシナリオでは、ネットワークはSKANアクティビティであっても、引き続きMMPに(英語)エンゲージメントデータを送信します。 例:特定のユーザーが広告を閲覧した際に、エンゲージメントレポートがパブリッシャーからSKANに送信されると同時に、インプレッションURLがMMPに送信されます。 ハイブリッドモデルを採用した広告主やメディアパートナーは、多数あるAppsFlyerの計測モデルの優れた機能を利用できるほか、Appleのプライバシーに関する要件にも対応できます。ただ、計測の重複による問題も生じています。こうしたトラブルに対処するため、当社は先ごろSingle Source of Truth(SSoT)(英語)というソリューションをリリースしました。AppsFlyer独自の重複防止プロセスにより、AppsFlyerとSKANの両方でインストールのアトリビューションを記録した場合は必ず、1回のアトリビューションにつき1件のレコードとして記録されます。そうすることで、ユーザーのアクティビティが正確で信頼できる唯一の事実となります。 データへのアクセスに制約がある今、モバイル不正を監視するには iOSキャンペーンの計測でProtect360と確率的アトリビューション(ハイブリッドモデルか、MMPのみのモデルで)を併用するAppsFlyerのお客様は、Protect360不正防止ソリューションもご利用いただけます。  Protect360の不正防止モデルと検出ロジックは現時点でほぼすべての確率的アトリビューションモデルに適用できます。不正防止ロジックはここ数年で劇的な進歩を遂げ、不正な行動パターンを検出する際も、ユーザー識別子に依存することはありません。 Protect360にはベイジアンネットワークなどの高度な検出技術が採用されており、不正防止ロジックで幅広い行動パターンを解析し、個別のIDに影響を受けることなく、検出ロジックを1回の不正発生に適用します。こうした高度な機械学習型解析手法では過去の事象から学習し、精緻なロジックを適用して、将来的に発生するモバイル不正を正確に検出します。ユーザークラスター行動、バイオメトリック分析、大規模統計といった各種モデルを、確率的アトリビューションモデルと相関関係にある複数の計測手法に適用し、非常に高精度のしきい値を設定して、誤判定の発生を最小限に食い止めます。  AppsFlyerのアトリビューションを活用することで、広告主はエンゲージメントに完全な透明性を確保するとともに、インストールのタイムスタンプデータを得られます。AppsFlyerのアトリビューションは不正検出メカニズムで重要な役割を果たすほか、分析や最適化の精度を高めることで広告主に多大な価値をもたらします。  何より知っておいていただきたいのは、SKANのみを活用する環境ではモバイル不正に対してまったくの無防備ですが、Protect360では、iOSの新しいランドスケープに対応する標準的な不正防止モデルがフルカバーされているということです。以下のような不正対策が挙げられます。 クリック洪水(英語):クリック洪水の検出に必要なのは、クリックの量とクリックからインストールまでの時間(CTIT)(英語)という2種類の基本的な指標です。クリック洪水は、MMPとハイブリッドアトリビューションで得た網羅的なクリックデータで検出できます。  SKANは現在広告主にエンゲージメントデータ全体を提供していないため、クリック洪水を検出できません。 クリックインジェクション(英語):クリックインジェクションによる不正は通常、クリックやインストールタイムスタンプ全体で異常を分析して検出します。SKANはアトリビューションタイムスタンプデータをレポートしないため、こうしたシグナルはMMPアトリビューションが関与する場合にのみ利用できます。 フェイクインストール(偽のインストール):タイムスタンプなど計測可能なポイントをすべて包括的に分析しないと、エミュレーター(英語)、ボット、デバイスファームを経由しアトリビューションサイクル全体を偽装する手口は検出できません。 MMPアトリビューションでは、広告主とProtect360の両方がこのデータをレポートおよび監視できます。 イノベーションを取り入れた不正行為への備え iOSの新しいランドスケープで不正行為を検出するロジックやモデル、機能が登場するなか、マーケティング関係者はレポート作成で積極的な役割を果たす必要があります。 広告主とメディアパートナーはオープンで透明性の高い関係の構築を目指し、お互いの利益を守り、彼らの環境から不正行為を撲滅させるよう努めるべきでしょう。  SKANキャンペーンを実施するなら、AppsFlyerの確率的アトリビューションを組み込むよう強くおすすめします。そうすることで(Protect360を利用するお客様は)Protect360の不正保護機能だけでなく、AppsFlyerのSSoTやその他の製品が提供する計測機能やインサイトを利用できます。  当社では以前からさまざまなSKAN不正のシナリオを想定し、モバイル不正を技術的に予防する適切なソリューションの実現を目指して議論を重ねてきました。 AppsFlyerのProtect360チームはSSoTなどの革新的なソリューションを投入し、iOSをめぐる開発やエコシステム全般を注視しつつ、プライバシー中心の将来に向けて迅速な対応を進めています。 

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Everything you need to know about iOS 14+ fraud - featured

AppleがiOS 14をリリースした2021年4月、モバイルマーケティング界全体が再編へと動き出しました。

突如、主要な要素の多くが削除されるか、かなりの制約が課せられることになりました。ユーザーIDへの制限によって計測する時間枠が変わり、さらにはSKAdNetwork(SKAN)(英語)やそのコンバージョン値のメカニズムがiOSのランドスケープを根本から変えてしまったのです。 

過去にそれなりの数の変化をくぐり抜けてきた業界でもあり、主要ステークホルダーの大半が迅速に対応し、新しい現実を受け入れていきました。

iOS以外に活路を見いだそうとした一部のマーケターがマーケティング予算を組み替えたため、iOS予算が25%減少した一方で、革新的なアプローチを採用し、業務にテコ入れをしながら新たな現実に対応していこうとするマーケターもあらわれました。

市場関係者の間に起こった計測への懸念を解決するべく、新たな製品やソリューションが市場に導入されましたが、ある重要な問題がまだ解決していません。

iOS 14のリリース以降、iOSの広告不正はどのような状況にあるでしょうか。

この疑問に答えるため、現状を整理してみましょう。

多面的なランドスケープ

iOS 14のリリース以降、SKANと紐づけられるインストールの大半がダイレクトトラフィックをソースとし、トラフィックの圧倒的大多数がセルフレポーティングネットワーク(SRN)やSDKネットワークのいずれかをソースとしています。

SRNトラフィックはGoogleやFacebook(およびその他の)安定した基盤を持つメディアチャネルで構成され、不正発生率は業界平均を大幅に下回り、iOSに至ってはほぼ0%という実績があります。 

Protect360はソースを問わず、AppsFlyerのエコシステム全体のあらゆるトラフィックを分析します。SRNもその例外ではありません。当社では、長期間にわたりきわめて低い不正発生率を維持し、前述したメディアパートナーとの連携によりコミュニケーションやデータ統合を高い水準で実現しており、モバイルアトリビューション不正の観点から「安全なトラフィック」を提供する環境を整えています。

SKANで有効な他のソースについては、2種類のメディアパートナーに大別できます。SKANトラフィックの49%を占めるSDKネットワークと、主としてDSP(英語)アドネットワーク(英語)などの他のメディアソースです。 

後者はトラフィック量が比較的少なく、まだ様子見の感がありますが、市場の大手SDKネットワークはSKAN登場後の新たな現実を積極的に受け入れているようです。AppsFlyerと完全に連携したメディア企業はまだそれほど多くはありませんが、彼らのトラフィックはもともと相対的にクリーンであり、不正発生率も平均を大きく下回ります。

メディアパートナーの2大グループは現在SKANランドスケープで支配的な立場にあるため、当社ではAppleの新しいSKAN環境は、現状において「不正がない」とみなしています。上述したデータはメディアミックスが主流となっている現状を反映しており、今後変わっていく可能性が非常に高いため、常に用心を怠らないよう努める必要があります。

ただ、iOSのアクティビティはSKANだけではありません。SKANに(厳密には)依存していないアクティビティも多数あります。下記のグラフが示すとおり、iOSのアクティビティの大多数を占めるのが、実はSKAN以外のアトリビューションです。

そのあたりの理解を深めるため、iOSでのデータ計測指標の内訳を検討していきましょう。

iOSアトリビューション計測のオプション

マーケターが現在利用できるiOSアトリビューションフレームワークは以下の3種類です。

  1. SKANのみ
    SKAN計測に大きく依存するモバイルアプリキャンペーンのアトリビューション。 
  2. MMPのみ
    アトリビューションは同意済みユーザー(企業がIDFA(英語)を取得することを許可したユーザー)のIDマッチングか、全ユーザーを対象とした確率論的モデリング(英語)のいずれかを通じて取得できます。
  3. ハイブリッド
    上述した2種類のモデルを組み合わせてアトリビューションを取得します。このシナリオでは、ネットワークはSKANアクティビティであっても、引き続きMMPに(英語)エンゲージメントデータを送信します。

    :特定のユーザーが広告を閲覧した際に、エンゲージメントレポートがパブリッシャーからSKANに送信されると同時に、インプレッションURLがMMPに送信されます。

ハイブリッドモデルを採用した広告主やメディアパートナーは、多数あるAppsFlyerの計測モデルの優れた機能を利用できるほか、Appleのプライバシーに関する要件にも対応できます。ただ、計測の重複による問題も生じています。こうしたトラブルに対処するため、当社は先ごろSingle Source of Truth(SSoT)(英語)というソリューションをリリースしました。AppsFlyer独自の重複防止プロセスにより、AppsFlyerとSKANの両方でインストールのアトリビューションを記録した場合は必ず、1回のアトリビューションにつき1件のレコードとして記録されます。そうすることで、ユーザーのアクティビティが正確で信頼できる唯一の事実となります。

データへのアクセスに制約がある今、モバイル不正を監視するには

iOSキャンペーンの計測でProtect360と確率的アトリビューション(ハイブリッドモデルか、MMPのみのモデルで)を併用するAppsFlyerのお客様は、Protect360不正防止ソリューションもご利用いただけます。 

Protect360の不正防止モデルと検出ロジックは現時点でほぼすべての確率的アトリビューションモデルに適用できます。不正防止ロジックはここ数年で劇的な進歩を遂げ、不正な行動パターンを検出する際も、ユーザー識別子に依存することはありません。

Protect360にはベイジアンネットワークなどの高度な検出技術が採用されており、不正防止ロジックで幅広い行動パターンを解析し、個別のIDに影響を受けることなく、検出ロジックを1回の不正発生に適用します。こうした高度な機械学習型解析手法では過去の事象から学習し、精緻なロジックを適用して、将来的に発生するモバイル不正を正確に検出します。
ユーザークラスター行動、バイオメトリック分析、大規模統計といった各種モデルを、確率的アトリビューションモデルと相関関係にある複数の計測手法に適用し、非常に高精度のしきい値を設定して、誤判定の発生を最小限に食い止めます。 

AppsFlyerのアトリビューションを活用することで、広告主はエンゲージメントに完全な透明性を確保するとともに、インストールのタイムスタンプデータを得られます。AppsFlyerのアトリビューションは不正検出メカニズムで重要な役割を果たすほか、分析や最適化の精度を高めることで広告主に多大な価値をもたらします。 

何より知っておいていただきたいのは、SKANのみを活用する環境ではモバイル不正に対してまったくの無防備ですが、Protect360では、iOSの新しいランドスケープに対応する標準的な不正防止モデルがフルカバーされているということです。以下のような不正対策が挙げられます。

  • クリック洪水(英語)クリック洪水の検出に必要なのは、クリックの量とクリックからインストールまでの時間(CTIT)(英語)という2種類の基本的な指標です。クリック洪水は、MMPとハイブリッドアトリビューションで得た網羅的なクリックデータで検出できます。 

    SKANは現在広告主にエンゲージメントデータ全体を提供していないため、クリック洪水を検出できません。
  • クリックインジェクション(英語)クリックインジェクションによる不正は通常、クリックやインストールタイムスタンプ全体で異常を分析して検出します。SKANはアトリビューションタイムスタンプデータをレポートしないため、こうしたシグナルはMMPアトリビューションが関与する場合にのみ利用できます。
  • フェイクインストール(偽のインストール):タイムスタンプなど計測可能なポイントをすべて包括的に分析しないと、エミュレーター(英語)、ボット、デバイスファームを経由しアトリビューションサイクル全体を偽装する手口は検出できません。

    MMPアトリビューションでは、広告主とProtect360の両方がこのデータをレポートおよび監視できます。
限定したデータテーブルでの不正監視

イノベーションを取り入れた不正行為への備え

iOSの新しいランドスケープで不正行為を検出するロジックやモデル、機能が登場するなか、マーケティング関係者はレポート作成で積極的な役割を果たす必要があります。

広告主とメディアパートナーはオープンで透明性の高い関係の構築を目指し、お互いの利益を守り、彼らの環境から不正行為を撲滅させるよう努めるべきでしょう。 

SKANキャンペーンを実施するなら、AppsFlyerの確率的アトリビューションを組み込むよう強くおすすめします。そうすることで(Protect360を利用するお客様は)Protect360の不正保護機能だけでなく、AppsFlyerのSSoTやその他の製品が提供する計測機能やインサイトを利用できます。 

当社では以前からさまざまなSKAN不正のシナリオを想定し、モバイル不正を技術的に予防する適切なソリューションの実現を目指して議論を重ねてきました。

AppsFlyerのProtect360チームはSSoTなどの革新的なソリューションを投入し、iOSをめぐる開発やエコシステム全般を注視しつつ、プライバシー中心の将来に向けて迅速な対応を進めています。 

まとめ

iOS 14以降のモバイル不正で知っておきたいこと

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様相が一変:iOS 14以降のSKAdNetwork環境でのゲームアプリマーケティングを考える https://www.appsflyer.com/ja/resources/reports/gaming-app-marketing-ios-14/ Tue, 31 May 2022 01:16:14 +0000 https:////www.appsflyer.com//?post_type=resource&p=134584 iOS 14 for gaming - og

内容 iOS 14とSKAdNetworkの登場で、ゲームアプリマーケターは未曾有の課題に直面しています。 プライバシー中心の時代を迎え、キャンペーンの計測やアトリビューション、最適化の方針を考え直さなければいけなくなりました。 ゲームアプリがあらたな現実を乗り越えるにはどうすべきか。ゲームアプリ制作大手のCrazyLabs、Pixel Federation、Product Madnessの専門家3名にインタビューを敢行し、詳しい話をうかがいました。 このガイドではiOS 14環境でゲームアプリが抱える主な課題を取り上げ、これらの制作会社がどう立ち向かっているかをまとめています。 トピックは次のとおりです:

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iOS 14 for gaming - og

内容

iOS 14とSKAdNetworkの登場で、ゲームアプリマーケターは未曾有の課題に直面しています。

プライバシー中心の時代を迎え、キャンペーンの計測やアトリビューション、最適化の方針を考え直さなければいけなくなりました。

ゲームアプリがあらたな現実を乗り越えるにはどうすべきか。ゲームアプリ制作大手のCrazyLabsPixel FederationProduct Madnessの専門家3名にインタビューを敢行し、詳しい話をうかがいました。

このガイドではiOS 14環境でゲームアプリが抱える主な課題を取り上げ、これらの制作会社がどう立ち向かっているかをまとめています。

トピックは次のとおりです:

  • ポップアップとプレポップアップ:オプトイン率上昇に寄与する技術とは
  • コンバージョン値の最適化:ビットの分割方法と得られるインサイト
  • SKANのタイマー:遅延か延長か。LTV(顧客生涯価値)ROAS(広告費用対効果)の予測に役立つ初期イベント
  • その他多数のトピック

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iOS 14とATTがモバイルアプリ業界に与える影響 https://www.appsflyer.com/ja/resources/reports/ios-14-att-dashboard/ Wed, 27 Apr 2022 13:25:48 +0000 https:////www.appsflyer.com//?post_type=resource&p=135053

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Apple社 iOS 14 App Clip – 開発者のためのガイド【決定版】 by AppsFlyer https://www.appsflyer.com/ja/resources/guides/ios-14-app-clips/ Sun, 03 Apr 2022 07:08:00 +0000 https:////www.appsflyer.com//?post_type=resource&p=133205 Apple's ios 14 apps clips guide

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Apple's ios 14 apps clips guide
イントロダクション

iOS 14発表後のアップデート

iOS 14とともにApp Clip(英語)を発表したApple社はイノベーションへの新しい一歩を踏み出したと言えます。AppsFlyerでは、アプリの未来と進歩にとってApp Clipが大きな鍵を握ると考えています。特に日常用途ではないアプリにとって、App Clipは大きな役割を担うことになるでしょう。そこでAppsFlyerでは、初めてのApp Clip開発に役立つ包括的なガイドを作成しまし 

App Clipを使うメリットとは?

次のような場合を考えてみましょう。コーヒーを買いにカフェに入ったら、レジに長い行列ができていましたが、レジの横には、「待たずに購入」というサインがあり、カフェのアプリを使ってコーヒーを購入できると書いてあります。 

実際に、この状況に遭遇したらどう思うでしょうか?

私だったら「このアプリをわざわざインストールして、スマホのストレージを無駄遣いしたくない」と思います。次に、自分のどんな生活情報をこのアプリが収集するのかを考え、アプリのインストール後に不必要な通知や広告を受け取る自分を想像します。結局アプリはインストールせず、行列に並んでコーヒーを注文する選択をします。

行列に並ばなくても、プライバシーは守れる

Apple社のApp Clipによって、これまでの私たちの考え方が大きく変わることになります。さらに、モバイルデバイスを使った周囲との関わり方も、おそらく大きく変化することになるでしょう。App Clipを使用すると、プライバシーを犠牲にすることも位置情報を共有することもなく、「今すぐここで」必要なアクティビティをほぼ瞬時にデバイスで実行できるようになります。

上記のコーヒーショップの例では、QRコードがApp Clipを起動します。App Clipでは、ユーザー認証にApple Sign-in(英語)を使用し、購入にはApple Pay(英語)を使用するので、行列に並ばなくても購入は数秒で完了できます。

App Clipの開発にあたり、アプリデベロッパーは新しい概念を理解する必要があります。また、アプリ開発とともにApp Clip開発を実施する必要があり、これにはリファクタリングが必要になる場合があります。

*重要なお知らせ

このブログの内容は、App Clipの実際の開発に基づいたものです。WWDC 2020の動画に関連する全てのApp Clipのコンパイルを使用し、慎重にドキュメント化して、徹底的に調査を行いました。フルアプリ(通常の完全アプリ)とペアリングされたApp Clipはこちらをご覧ください。

私が初めてアプリとApp Clipをアプリストアに送信した時に、App Clipについて“currently cannot be submitted”(現在、送信できない状態です)というエラーメッセージが表示されました。このように、Appleのドキュメンテーションで確認のとれないフローがいくつかあったため、未確認のフローについてのガイドの説明では、Apple社の画像を利用しています。 

App Clipを送信できるようになり次第、ガイドを更新し内容を向上させていきます。

App clip invocation flow
チャプター1

App Clip Invocation(起動)フロー

このセクションでは、App Clipを利用するユーザーや、App Clipからフルアプリに切り替えるさまざまな方法に触れ、App Clipのライフサイクルについて説明します。

Apple App Clips Invocation Flow

App Clipは、ユーザーがInvocation(起動)を操作したときに開始します。

Invocationは、App Clipにおいて非常に重要な概念であり、詳しく説明します。

ユーザーがApp Clip InvocationであるNFC タグをタグ付けしたとします。

その場合のフローは次のようになります。

iOSシステムは、NFCタグがApp Clip Invocationであることを検出し、「Invocation URL」を抽出します。 

  1. Invocation URLには、この起動で期待される機能が定義されています。これは、NFCタグのサービスに必要な機能をユーザーに誘導するのに必要なすべてのデータとともに、App Clipに渡されます。アプリが既にインストールされている場合はアプリが起動し、ユニバーサルリンク(英語)のフローで渡されるのと同じように、Invocation URLが渡されます。

    ここでいくつか、例を紹介します。


    a. https://megacoffee.com/buy/paris/table/6 – パリ支店の購入メニューでApp Clipが開いています。環境設定でテーブル#6がすでに設定されています。ユーザー認証をApple Sign-in(英語)で行い、支払いでApple Pay(英語)を使えば注文は完了です。このフローでは、位置情報の確認が必要です。詳細はこちらで説明しています。

    b. https://scooter.me/rent?scooter_id=3456 – スクーターIDがすでに設定されている状態で、レンタルメニューからApp Clipを開きます。App Clipは、レンタル期間がまもなく終了することをユーザーに通知できます。このフローではApp Clipの通知が必要です。詳細はこちらで説明しています。
  2. iOSは、Invocation URLのドメインからApple-App-Site-Association(AASA)ファイルを読み込むことで、Invocation URLが有効であることを確認します。AASAファイルの設定についてはこちら(英語)で詳しく説明しています。
  3. Invocation URLが確認されると、iOSはユーザーにApp Clip Cardを表示します。
    1つのアプリに紐付けられるApp Clipは1つだけですが、1つのApp Clipが表示するカードは複数持つことができます。
apple app clips invocation flow

それぞれのApp Clip Cardには、1つのApp Clip Experienceが紐付けられています。App Clip Experienceについては、こちらで詳しく説明しています。iOSシステムは、ユーザーがクリックしたInvocation URL最も近いエクスペリエンスのApp Clip Cardを表示します。App Clip Cardは、デベロッパーの操作やコードを介さずに、システムによって表示されます。

App Clip Cardには、いくつかの目的があります。

  1. App Clipの機能について一般的な紹介をユーザーに表示します。これは、通常のフルアプリのダウンロードフローで表示されるApp Storeのアプリページに似ています。カードには、カフェの写真と簡単な事業説明を表示することもできます。
  2. デベロッパーが設定しているアクセス権限を提示し、ユーザーがその権限を拒否できるようにします。App Clipで設定される権限は非常に少なく、含まれているリストも非常に小さくなります。このメリットとしては、ユーザーはApp Clipの強力なプライバシーポリシーで安心を得られることがあります。
  3. CTA(Call-to-Action)ボタンを表示し、App Clipが提供する主な機能(レンタルする、購入する、共有する、チェックインなど)をユーザーに通知します。
  4. バナーを表示し、App Storeのアプリ(フルバージョン)にユーザーを誘導します。

4. カードのCTAボタンがクリックされると、iOSはApp StoreからApp Clipをダウンロードします。App Clipのサイズは最大で10MBなので、すぐにダウンロードできます。なお、最近投稿されたアプリの平均サイズは38MBなので、これはかなり小さくまとまったサイズです。 

5. Invocation URLはNSUserActivityを介してApp Clipに渡されます。デベロッパーはURLを使用して、指定した機能へのディープリンク(英語)を作成します。デベロッパーはURLのパラメーターを使用できます。例えば、URLから支店名とテーブル番号を抽出することができます。例) https://megacoffee.com/buy/paris/table/[ガイドをお読みください] ディープリンクについてデベロッパーが知っておくべきポイントをまとめました(英語)

6. App Clipが最初にアップロードされると、App Storeのフルアプリにユーザーを誘導するバナーが表示されます。デベロッパーは、SkOverlayを使用してバナーを再度表示できます。詳細はこちら(英語)で説明しています。

App Clip SKoverlay
Apps clips invocations
チャプター2

App Clip Invocation(起動)とExperience(エクスペリエンス)

このセクションでは、App Clipがどのように起動されるか、どのApp Clip Cardが表示されるか、App Clipに渡されるデータ、および方法について説明します。

Invocationとは

App ClipはInvocationから生成されます。ユニバーサルリンクでご存知の方も多いと思いますが、Invocationは単なるクリックではありません。InvocationはApple社が作成したオブジェクトで、現在のところApple社のツールやインフラでしか作成することができません。「App Clip URL」をどのようにして取得するのかはまだ不明ですが、SMSで送信したり、QRコードの後ろに配置したりすることができます(このプロセスについては、Apple社がより明確な情報を提供し次第、随時更新していく予定です)。

Invocationの方法

Safari Smart App Banner

  • Safariで表示されるSmart App Bannerを作成するために、ウェブサイトのヘッダーにメタデータを追加できます。
    • 追加する必要があるサンプルコードのスニペットを次に示します。

iOS 13以前のデバイスの場合は、app-idが含まれています。この場合、バナーはApp Storeのフルアプリにユーザーを誘導します。

  • このクリックでは、バナーを表示するURLがInvocation URLとなります。
Safari Smart App Banner

iMessages 

  • ユーザーがスマートバナーを表示するサイトへのリンクを共有すると、メッセージにはApp Clipを起動するバナーが表示されます。
  • この場合のInvocation URLは、共有サイトのURLになります。
Safari Smart App Banner configuration

NFC tag 

  • App Clipに紐付けられているタグをタップすると、App Clipが起動されます。
  • Invocation URLはタグ内部で構成されています。
    *Apple社はNFCタグ作成をまだ公開していない。

ビジュアルコード

  • Apple社は、視覚的に明確なコードをリリースする予定です。このコードは、円形のスキャン可能なコードで囲まれたNFCタグをホストします。Apple社の目標の1つは、このコードをタップまたはスキャンすると、App Clipに誘導されるという動作に、iOSユーザーを慣れさせることです。上記のように、Apple社はまだ標準のQRコードの後ろにApp Clip URLを配置する方法を開示していません。
visual codes Safari Smart App Banner

位置情報

位置情報に基づいたSiriによる提案について、Apple社はまだ完全な情報を開示していません(今後アップデート予定)。

地図 

  • マップ上のタグには、App Clipを起動するタグを含めることができる可能性があります。

すべてのApp Clipの起動には、Invocation URLが紐付けられています。URLは常に「https://mygreatapp.com/」のような文字列で始まります。「https」はスキーム、「mygreatapp.com」はホストまたはドメインを表しています。

iOSは、App Clipのパブリッシャーがドメインを所有しているかどうかを確認するために、Invocation URLを確認する必要があります。そうでない場合、ユーザーは不正やその他の悪意のある好意に晒される可能性が高くなります。 

スキームは「https」であるため(「http」ではなく)、Invocation URLはSSL証明書を使用して検証することができます。この検証により、App Clipのデベロッパーがドメインを所有していることを確認できます。

iOS は、Apple-App-Site-Association(AASA)ファイル(英語) にアクセスしてドメインを検証します。このファイルは、通常、特定のドメインのユニバーサルリンクの確認で使用されることが知られています。

App Clipの検証には、AASAファイルの次のセクションに下記のコードを追加する必要があります

{
“appclips”: {
“apps”: [“ABCED12345.com.fruitstore.feedmeapp.Clip”]
}

}

*AASAファイルに関する重要な注意

Apple社はWWDC 2020において、AASAファイルへのデバイスによるアクセスのメカニズムを改良する予定であると発表しました。改良されるメカニズムでは、アプリに紐づいたドメインからデバイスがAASAを直接フェッチする代わりに、AppleがAASAファイルをフェッチしCDN(コンテンツ配信ネットワーク)にキャッシュとして保存します。デバイスはAppleのCDNにアクセスして、複数のAASAファイルをまとめてフェッチし、読み込みや操作を最適化します。

App Clipによって、フェッチするAASAファイル数は増えることになりますが、このメカニズムによってフェッチ回数は減少する可能性があります。

AASA valid domains
AASA domain URL status

特定のApp Clip用に定義されたInvocation URLに関連するこのキャッシュのステータスは、App Store Connectの[Domain URL Status(ドメインURLステータス)]の下に表示されます。

Cache Statusは、顧客のデバイス上でApp Clip Invocationの動作に関わる情報です。Debug Statusは、この項目をクリックすると、AppleがリアルタイムでAASAファイルにアクセスしてURLの検証を行えるようになります。

Apps clips experiences
チャプター3

App Clip Experienceとは

App Clipについて理解すべき最も重要な用語は、おそらくExperience(エクスペリエンス)です。

App Clip Experienceは、購入、レンタル、ホテルへのチェックインなど、ユーザーに提供されるアクションのことで、その種類は多種多様です。Experienceごとに異なる1つのApp Clip Cardが表示されます 。特定のApp Clip Cardを表示するには、特定のExperienceを定義する必要があります。

では、InvocationExperienceをどのようにマッチングし、紐づくApp Clip Cardをどうやって表示するのでしょうか?

先述のように、InvocationにはそれぞれInvocation URLが含まれています。iOSはこのInvocation URLをApp Clip Experienceの一部として登録されているURLとマッチングします。指定されたものとマッチングした接頭辞を持つURLと一緒に、App Clip ExperienceApp Clip Experienceを表示します。 

例えば、https://myrental.com/rent/car 、https://myrental.com/rent/suv などに対応するURLとして https://myrental.com/rent を設定したApp Clip Experienceを作成できます。  

ただし、複数の運用がある場合は、複数の運用のためのApp Clip Experienceを設定し、運用ごとにApp Clip CardとInvocation URLを使い分けることをお勧めします。

例えば、https://myrental.com/rent/car/il、https://myrental.com/rent/car/jp などがあります。

デフォルトのApp Clip Experience

App Store Connect(英語)で、[new app version(新しいアプリのバージョン)]のページで、デフォルトのApp Clip Experienceを設定し、下記のようなApp Clip Card用のメタデータを提供する必要があります。

  • ヘッダー画像
  • App Clipについての詳細を伝えるサブタイトル
  • App Clipを起動するためにタップするCTAボタンに表示するアクション名
app clip experience

デフォルトのApp Clip Experienceは、Advanced App Clip Experienceが設定されていない場合に、メッセージアプリでユーザーが共有するSmart App BannersやリンクからAppsFlyer Clipを起動するのに使用します。

デフォルトのApp Clip Experienceの登録にInvocation URLは必要ありません。

システムがApp Clipを検証する際に、Invocation URLが定義されていなくても、デフォルトのものが表示されます (次のセクションを参照)。繰り返しになりますが、これは、Safari の Smart App Banner、またはメッセージ内で共有されるサイトリンクにのみ適用されます。

Advanced App Clip Experience

Advanced App Clip Experienceで、次のようなことができます。

  • NFCやビジュアルコードから起動などの、すべての可能なInvocationをサポート
  • App Clipと物理的位置情報を紐付け
  • App ClipとInvocation URLの紐付け

前述のように、これにより、さまざまなビジネスケースで複数のApp Clip Cardの使用が可能になります。それぞれのエクスペリエンスが、App Clip Experienceの作成時にApp Storeでカスタマイズされた特定の カードにつながります。

advanced app clip experience
(画像出典:App Store Connect)
new app clip experience
(画像出典:App Store Connect)
app clip experiences dashboard
(画像出典:App Store Connect)
Developing an app clip
チャプター4

App Clip開発

Apple App Clipを簡単に体験できるように、App Clipの使用を試せるシンプルなサンプルアプリと、それと連携するフルアプリを作成しました。
サンプルでは、次のようなApp Clipの機能を見ることができます。

  • App Clip作成
  • App Clipと、フルアプリのユニバーサルリンクの両方に紐付いたドメインのエンタイトルメントの設定
  • フルアプリとApp Clip間のリソースの共有
  • フルアプリとApp Clipの両方において、NSUserActivityからのInvocation URLの抽出
  • 通知
  • Appグループを使用した、App Clipからフルアプリへのデータの受け渡し
  • 位置情報の確認
  • SKOverlayを使用したApp Clipからフルアプリの推奨
App clip limitations
チャプター5

App Clipの制限

Apple社はApp Clipにいくつかの制限を設定することで、最大限のプライバシーと透明性のもとユーザーが瞬間的な機能を楽しむことができるようにしています。 これらの制限により、ユーザーが自分のプライバシーを詳細に制御できるようになり、アプリのプライバシー基準に対し安心を得ることができます。

  • App Clipのサイズ制限は最大で10 MB
  • App Clipは、iOSのバックアップには含まれません(これは制限というよりは、特徴といった方が良いかもしれません)。
  • 一部のフレームワーク(CallKitCareKitCloudKitHealthKitHomeKitResearchKitSensorKitSpeech)はApp Clipで使用できません。これらのフレームワークをApp Clipで使用してもコンパイル時のエラーは発生しませんが、これらのフレームワークのAPIは、使用できないことを示す値、空のデータ、ランタイムでエラーコードを戻します。
  • App Clipにおいて、Limit App Tracking(英語)は常に有効です。ユーザーのプライバシーを保護し、アプリとApp Clip間でのユーザートラッキングを防止します。App Clipは、AppTrackingTransparencyでユーザーをトラッキングする権限を要求できないので、nameとIdentifierForVendorの両方が空の文字列で戻されます。
  • App Clipは、URLSessionを使ったバックグラウンドネットワーキングやAppsFlyer Clipが使用されていない時にBluetooth接続を維持するなど、 バックグラウンドのアクティビティを実行できません。
  • ユーザーデータ保護の観点から、App Clipは次のデータにアクセスできません
    • モーションとフィットネスのデータ
    • Apple Music と Media
    • 連絡先、ファイル、メッセージ、リマインダー、写真などのアプリのデータ
  • App Clipは、対応するアプリ以外のアプリとデータを共有することはできません
  • 位置情報のアクセスに重要な制限事項があります。App Clipは、継続的な位置情報アクセスを要求できません。このため、位置情報に紐づいたInvocationで問題が発生する可能性があります。例えば、Invocation URLが https://mybigcup/seattle/table/17 であれば、他人に請求するような支払いを行うユーザーと混同しないように、そのURLが本当にシアトルのものかを確認することが重要です。このためにApp Clipでは、正確な位置情報にアクセスするのではなく、ユーザーがポリゴン(ある一定のエリア)内にデバイスが位置しているかを確認できるようになっています。しかし、継続的に位置情報にアクセスするために、<When In Use> (アプリの使用時)の権限を要求することができます。この権限はローカル時間の翌日午前4時に自動的にリセットされます。
Testing iOS 14 app clips
チャプター6

App Clipのテスト

Invocationフローがシステム内で開始しApp Store Connectとも関わるので、App Clipのテストは難しくなる場合があります。したがって、最初にApp Clipを作成するときは、Invocationをテストするために次の方法を使用する必要があります。

Invocation URLの処理をテスト

App Clipのテストにおいて重要なステップは、入ってくるInvocation URLが次のような条件を満たすことです。

  1. NSUserActivityから正常に抽出されること
  2. パラメーターで正しくパース(解析)されること
  3. 適切なフローを実行すること

テストでIncvocation URLを取得する手順は次の通りです。

  1. [Product]をクリックして、[Scheme]を編集
  2. 環境変数 _xcappCliPurl をInvocation URL の値に設定
  3. ターゲットで App Clip スキームを実行し、NSUserActivityがこの値を保持

このコードの例を見るにはこちらをクリックしてください。

App Store Connect へ送信後にApp Clipのテスト

フルアプリとApp ClipをApp Storeに送信する時に、App ClipのInvocationをTestFlightタブで定義できます。それぞれのInvocationは、Invocation URLとともに定義されます。 

testing after submission to App Store Connect
(画像出典:App Store Connect)
Add App Clip invocation
(画像出典:App Store Connect)

アプリのベータテストでは、TestFlightでInvocationを認識し、前段階で定義したInvocation URLを使用してInvocationがクリックされたかのようにApp Clipを実行します。

app-clips-conclusion
チャプター7

まとめ – 「今すぐここで」の実現

App Clipは、iOSユーザーに幅広い瞬間的な機能を提供しながら、アプリが消費され開発される新しい段階に入ったことを表しています。これにより、設計と開発の自由度が向上します。

App Clipのユーザーエクスペリエンスは、次の2つのフェーズに分類できます。

  • 「今すぐここで(Here-and-Now)」 – ユーザーと周囲のやりとりのためのApp Clip、シンプルだが非常にセキュアな方法で実行
  • 「常に汎用的に(On-Going-Universal)」 – ユーザーが常にアプリの機能を利用し、通知やサービスをグローバルに受信することを可能にするフルアプリ

Apple社は、これら2つのフェーズのインフラ構築と、App Clipからフルアプリのフェーズのシームレスな転換の設計を上手に行いました。

この新しいテクノロジーを活用することで、多くのビジネスが、顧客とユーザーに大きな価値と優れたインタラクションを提供できると、AppsFlyerは信じています。Apple App Clipに関する知識を深められるように、AppsFlyerはこの包括的なガイドをまとめました。

詳細については、Apple App Clipのドキュメント(英語)を参照してください

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[ガイド] iOS 14以降のアプリマネタイズを考える https://www.appsflyer.com/ja/resources/guides/ios-14-app-monetization-strategies/ Mon, 28 Mar 2022 15:21:43 +0000 https:////www.appsflyer.com//?post_type=resource&p=125923 ios 14 app monetization strategies

内容 ユーザーのプライバシーを保護することは、特にiOS 14以降のアプリマーケティングにおいて欠かせないものになりましたが、結果としてアトリビューション計測、リマーケティング、ユーザー体験の面に大きく影響して、iOSアプリでマネタイズをはかることが困難になりました。 今回ご紹介するガイドには、変わり行くアトリビューション計測に対応し、iOS 14時代を生き抜くマーケティング戦略を考えるためのヒントをまとめています。 主なポイント iOS 14がアトリビューション計測にもたらした変化 SKAdNetworkのタイマーの仕組みとコンバージョン値 IDFAのオプトイン率を向上する方法 AppsFlyerのiOS 14向けのソリューション

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ios 14 app monetization strategies

内容

ユーザーのプライバシーを保護することは、特にiOS 14以降のアプリマーケティングにおいて欠かせないものになりましたが、結果としてアトリビューション計測、リマーケティング、ユーザー体験の面に大きく影響して、iOSアプリでマネタイズをはかることが困難になりました。

今回ご紹介するガイドには、変わり行くアトリビューション計測に対応し、iOS 14時代を生き抜くマーケティング戦略を考えるためのヒントをまとめています。

主なポイント

  • iOS 14がアトリビューション計測にもたらした変化
  • SKAdNetworkのタイマーの仕組みとコンバージョン値
  • IDFAのオプトイン率を向上する方法
  • AppsFlyerのiOS 14向けのソリューション

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iOS 14とSKAdNetworkに潜む不正広告の落とし穴 https://www.appsflyer.com/ja/blog/mobile-fraud/fraud-ios-14-skadnetwork/ https://www.appsflyer.com/ja/blog/mobile-fraud/fraud-ios-14-skadnetwork/#respond Sun, 21 Feb 2021 22:00:00 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/fraud-ios-14-skadnetwork/ Fraude na skadnetwork iOS 14 - quadrado

SKAdNetworkをめぐっては混乱や不確かな情報による憶測が飛び交っていますが、まだ解明できてない問題がひとつあります。SKAdNetwork計測では不正広告のリスクはあるのか? Appleは、アトリビューションの不正防止の仕組みをいくつか導入しています。SKAdNetwork経由のイベントはすべて「Apple認証済み」のコンバージョンイベントであることがわかるように、Appleの署名を付けてポストバック時に検証をおこないます。 ポストバックには個別のトランザクションID(「購入・課金」や「再インストール」を識別するためのID)が割り当てられ、同じコンバージョンイベントが重複されることを防ぎます。 ただし、これはあくまでもポストバックの妥当性を検証するものであり、ユーザーにひも付いているインプレッションやクリックといった行動を証明するものではありません。 ではこの仕組みに抜け穴はあるのでしょうか?あるとすれば、不正集団はその隙を狙ってバレることなく新しい手口を生み出すことはできるのでしょうか? この答えを見つけるために、SKAdNetworkで起こり得るアトリビューション不正のシナリオを書き出してみました。ポストバックが広告主のもとに届く前に不正をおこなう: SKAdNetworkのアトリビューション計測では、パブリッシャー(広告配信先)およびキャンペーンIDに関する情報しか得ることができません。広告の効果計測や最適化をはかるうえで取得できるデータが限定的であることは確かです。 また、端末の操作時間(インタラクション)を取得することができません。効果計測に操作時間が必要な理由は、主にクリックからインストールに至るまでにかかった時間など、重要なイベント間の経過時間をはかるためです。この時間をはかることができなければ、不審な動きを検出して、ユーザー本来の行動パターンを形成することができません(ボットはユーザーの行動を大規模にコピーすることが困難という特徴がある)。 そこで我々は、不正行為の可能性を探るために別のアングルからこの問題に取り組むことにしました。 方法としては、不正集団の行動パターンを予測して、考えられる不正行為をそっくりそのままつくりあげます。そうすることで、弱点の可能性を分析・究明し、広告主を不正広告から守ることができると考えました。 インストールファーム 誰でも端末を1台以上持っている人であれば、アプリをクリック → インストール → 使用したあとに端末IDをリセットして、あたかも違う端末であるかのように装うことができます。これがいわゆるデバイスファームです。VPNを使えば、不正集団はIPアドレスを変更または隠すことができます では、SKAdNetworkでも同様の手口が発生する可能性はあるのでしょうか? その可能性は、大いにあります。 SKAdNetwork計測ではIDFAは利用できなくなりましたが、Apple IDは変わらず広告の効果計測をおこなう目的で利用されます。  さまざまなツールやサービスを通して自動プログラムでApple IDのリセットができるため、1つの端末から偽のユーザーを複数生み出すことは高確率で可能です。 ジェイルブレイクされた端末であれば、パブリッシャーのアプリを経由することなく偽クリックを生成することができます  SKAdNetworkでは、クリック操作の情報をすべて端末内のデータベースに記録します。技術的な基礎知識さえあれば、本物そっくりの偽アプリ環境をつくることは簡単です。そこからアドネットワークのサーバーに接続して、署名や広告キャンペーンに関する情報を取得できます。 偽アプリ環境からSKAdNetworkのデータベースにクリックを不正侵入させると、iOSはこの偽クリックが本物のアプリによって発生したものだと誤って認識します。 ジェイルブレイク端末は、偽アプリ環境から自動プログラムによってSKAdNetworkのタイマーを不正に操作することができます。どういうことかと言うと、少なくとも24時間かかるとされているポストバックをわずか20~30秒で送信します。タイマーの乗っ取りは端末上でおこなわれるうえ、端末の操作時間に関するデータもないので、広告主はこの不正に気付くことができません。 このことからも、デバイスファームは人間の手を使わずに広範囲にわたって不正行為を拡散することができるのです クリック洪水 クリック洪水とは、偽のクリックを大量に送りつけて、オーガニックインストール(自然検索のインストール)または非オーガニックインストール(ユーザーが別のパブリッシャーの広告を見たあとにクリックを不正侵入させる)のどちらかにひも付けようとするものです。 SKAdNetworkでは、Appleのアプリストアを経由したインストールに成果がひも付けられます。ユーザーがパブリッシャーのアプリから広告をクリックした場合、アプリのストアページはパブリッシャーのアプリ内(英語)に表示されます。 SKAdNetworkのアトリビューション計測では、アプリのストアページが表示されると、これを「クリック」とみなします。 ユーザーがそこからアプリをインストールして起動すると、このインストールはパブリッシャーの成果に結びつけられます。 不正集団はこの流れをどうやってだますことができるのでしょうか?我々が実施したテストでは、ユーザーが広告をクリックしなくても、パブリッシャーは広告主のストアページを表示させるだけで、偽のクリックレポートをつくることが可能なことがわかりました。 アプリのストアページを一度もクリックすることなく、クリック洪水と同様の原理で繰り返し表示させることができます。これは広告のインプレッションが偽クリックとしてレポートされる手口によく似ています。 Appleのビュースルー計測にどう影響を与えるか? 少し前にAppleがSKAdNetworkに追加したビュースルー計測だと、なおさらクリック洪水のリスクが高まります。クリックスルー計測の場合、Appleは全体の流れ(クリック → アプリストア → インストール)をチェックして検証をおこないます。 しかしビュースルー計測の場合、全体の流れからクリックが省かれてしまうため、同じ形式で検証をおこなうことができません。そのため、理論上は誰もがインプレッションを送りつけてインストールの成果を横取りすることができます。 SKAdNetworkの場合、パブリッシャーはインプレッションの開始・終了時間を指定できます。Appleの公式ドキュメントによれば、このタイムラインを「3秒以上」設けると記されていますが、決して強制しているわけではありません。パブリッシャーはこの隙を突いて、偽のインプレッション洪水やクリック洪水のレポートを送りつけることができます。 実はもっと安易な方法でビュースルー計測の不正を働くことができます。前述した端末のデータベースへアクセスし、偽のインプレッションを不正侵入させれば、最後のインプレッションを必ずパブリッシャーにひも付けるように作為できます。 自動プログラムを使ってクリックまたはインプレッションのレポートを送り付けることができてしまうので、クリック洪水・インプレッション洪水の機会を与えることになりかねません。  アプリストアでポップアップページを表示させて本物のユーザーからのインストールを促すようにする一方で、その他の不正行為は広告やストアページと関連のないオーガニックインストールの成果を奪うことを狙っています。 我々が実施したテストでは、クリックレポートから最大24時間後に発生したインストールでも、SKAdNetworkから成果をひも付けられることがわかりました。Appleの公式ドキュメントでは、30日のルックバック期間について言及されていて、このような手口が実際におこなわれる可能性が高くなっています。 上記で説明したパブリッシャーによる手口は、さまざまな検知モデルを取り入れているAppsFlyerの「Protect360」で防ぐことができます。たとえSKAdNetworkの集約データであっても、ある程度大きなデータを使ってユーザー行動を監視すれば、先ほどのような異常な行動を特定して振るいにかけることができます。 今後の展開 アトリビューション計測の新しい時代に突入しようとしているいま、広告詐欺の手口や狙いに関してはまだわからないことのほうが多いです。けれど、アトリビューション計測の新時代を迎えるにあたり、AppsFlyerは不正広告ゼロを目指して、Appleおよびエコシステム全体と協力し、不正行為が発生するごとに問題を提起していきます。 不正広告対策のスペシャリストとして広告主を守るためには、あらゆる弱点や悪用の可能性について掘り下げて、不正行為のリスク要因を特定していくことが我々の役目だと思っています。 今後も新たなソリューションを開発していきます。こうご期待ください。

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Fraude na skadnetwork iOS 14 - quadrado

SKAdNetworkをめぐっては混乱や不確かな情報による憶測が飛び交っていますが、まだ解明できてない問題がひとつあります。SKAdNetwork計測では不正広告のリスクはあるのか?

Appleは、アトリビューションの不正防止の仕組みをいくつか導入しています。SKAdNetwork経由のイベントはすべて「Apple認証済み」のコンバージョンイベントであることがわかるように、Appleの署名を付けてポストバック時に検証をおこないます。

ポストバックには個別のトランザクションID(「購入・課金」や「再インストール」を識別するためのID)が割り当てられ、同じコンバージョンイベントが重複されることを防ぎます。

ただし、これはあくまでもポストバックの妥当性を検証するものであり、ユーザーにひも付いているインプレッションやクリックといった行動を証明するものではありません。

ではこの仕組みに抜け穴はあるのでしょうか?あるとすれば、不正集団はその隙を狙ってバレることなく新しい手口を生み出すことはできるのでしょうか?

この答えを見つけるために、SKAdNetworkで起こり得るアトリビューション不正のシナリオを書き出してみました。
ポストバックが広告主のもとに届く前に不正をおこなう:

  1. 前述した署名やトランザクションIDは、ポストバック時の不正を防ぐために設計されたものです。けれどもこれだけでは万全とは言い切れません。
    その理由は、署名にはコンバージョン値が含まれていないことや、トランザクションIDは繰り返し利用できることがあげられます(過去のトランザクションIDが永久保存されている場合は再利用されるリスクが高まる)。
    唯一の解決方法はポストバックをもとの持ち主、つまり広告主のもとへ返すことです。
  2. 端末レベルでAppleを間違ったアトリビューションに導く
    どのようなケースかについては、以下に例をあげていきます。

SKAdNetworkのアトリビューション計測では、パブリッシャー(広告配信先)およびキャンペーンIDに関する情報しか得ることができません。広告の効果計測や最適化をはかるうえで取得できるデータが限定的であることは確かです。

また、端末の操作時間(インタラクション)を取得することができません。効果計測に操作時間が必要な理由は、主にクリックからインストールに至るまでにかかった時間など、重要なイベント間の経過時間をはかるためです。この時間をはかることができなければ、不審な動きを検出して、ユーザー本来の行動パターンを形成することができません(ボットはユーザーの行動を大規模にコピーすることが困難という特徴がある)。

そこで我々は、不正行為の可能性を探るために別のアングルからこの問題に取り組むことにしました。

方法としては、不正集団の行動パターンを予測して、考えられる不正行為をそっくりそのままつくりあげます。そうすることで、弱点の可能性を分析・究明し、広告主を不正広告から守ることができると考えました。

インストールファーム

誰でも端末を1台以上持っている人であれば、アプリをクリック → インストール → 使用したあとに端末IDをリセットして、あたかも違う端末であるかのように装うことができます。これがいわゆるデバイスファームです。VPNを使えば、不正集団はIPアドレスを変更または隠すことができます

では、SKAdNetworkでも同様の手口が発生する可能性はあるのでしょうか?

その可能性は、大いにあります。

SKAdNetwork計測ではIDFAは利用できなくなりましたが、Apple IDは変わらず広告の効果計測をおこなう目的で利用されます。 

さまざまなツールやサービスを通して自動プログラムでApple IDのリセットができるため、1つの端末から偽のユーザーを複数生み出すことは高確率で可能です。

ジェイルブレイクされた端末であれば、パブリッシャーのアプリを経由することなく偽クリックを生成することができます 

SKAdNetworkでは、クリック操作の情報をすべて端末内のデータベースに記録します。技術的な基礎知識さえあれば、本物そっくりの偽アプリ環境をつくることは簡単です。そこからアドネットワークのサーバーに接続して、署名や広告キャンペーンに関する情報を取得できます。

偽アプリ環境からSKAdNetworkのデータベースにクリックを不正侵入させると、iOSはこの偽クリックが本物のアプリによって発生したものだと誤って認識します。

iOS 14 SKAdNetwork attribution fraud
ジェイルブレイク端末は、偽アプリ環境から自動プログラムによってSKAdNetworkのタイマーを不正に操作することができます。どういうことかと言うと、少なくとも24時間かかるとされているポストバックをわずか20~30秒で送信します。タイマーの乗っ取りは端末上でおこなわれるうえ、端末の操作時間に関するデータもないので、広告主はこの不正に気付くことができません。

このことからも、デバイスファームは人間の手を使わずに広範囲にわたって不正行為を拡散することができるのです

クリック洪水

クリック洪水とは、偽のクリックを大量に送りつけて、オーガニックインストール(自然検索のインストール)または非オーガニックインストール(ユーザーが別のパブリッシャーの広告を見たあとにクリックを不正侵入させる)のどちらかにひも付けようとするものです。

SKAdNetworkでは、Appleのアプリストアを経由したインストールに成果がひも付けられます。ユーザーがパブリッシャーのアプリから広告をクリックした場合、アプリのストアページはパブリッシャーのアプリ内(英語)に表示されます。

SKAdNetworkのアトリビューション計測では、アプリのストアページが表示されると、これを「クリック」とみなします。

ユーザーがそこからアプリをインストールして起動すると、このインストールはパブリッシャーの成果に結びつけられます。

不正集団はこの流れをどうやってだますことができるのでしょうか?

我々が実施したテストでは、ユーザーが広告をクリックしなくても、パブリッシャーは広告主のストアページを表示させるだけで、偽のクリックレポートをつくることが可能なことがわかりました。

アプリのストアページを一度もクリックすることなく、クリック洪水と同様の原理で繰り返し表示させることができます。これは広告のインプレッションが偽クリックとしてレポートされる手口によく似ています。

Appleのビュースルー計測にどう影響を与えるか?

少し前にAppleがSKAdNetworkに追加したビュースルー計測だと、なおさらクリック洪水のリスクが高まります。クリックスルー計測の場合、Appleは全体の流れ(クリック → アプリストア → インストール)をチェックして検証をおこないます。

しかしビュースルー計測の場合、全体の流れからクリックが省かれてしまうため、同じ形式で検証をおこなうことができません。そのため、理論上は誰もがインプレッションを送りつけてインストールの成果を横取りすることができます。

SKAdNetworkの場合、パブリッシャーはインプレッションの開始・終了時間を指定できます。Appleの公式ドキュメントによれば、このタイムラインを「3秒以上」設けると記されていますが、決して強制しているわけではありません。パブリッシャーはこの隙を突いて、偽のインプレッション洪水やクリック洪水のレポートを送りつけることができます。

実はもっと安易な方法でビュースルー計測の不正を働くことができます。前述した端末のデータベースへアクセスし、偽のインプレッションを不正侵入させれば、最後のインプレッションを必ずパブリッシャーにひも付けるように作為できます。

自動プログラムを使ってクリックまたはインプレッションのレポートを送り付けることができてしまうので、クリック洪水・インプレッション洪水の機会を与えることになりかねません。 

アプリストアでポップアップページを表示させて本物のユーザーからのインストールを促すようにする一方で、その他の不正行為は広告やストアページと関連のないオーガニックインストールの成果を奪うことを狙っています。

我々が実施したテストでは、クリックレポートから最大24時間後に発生したインストールでも、SKAdNetworkから成果をひも付けられることがわかりました。Appleの公式ドキュメントでは、30日のルックバック期間について言及されていて、このような手口が実際におこなわれる可能性が高くなっています。

上記で説明したパブリッシャーによる手口は、さまざまな検知モデルを取り入れているAppsFlyerの「Protect360」で防ぐことができます。たとえSKAdNetworkの集約データであっても、ある程度大きなデータを使ってユーザー行動を監視すれば、先ほどのような異常な行動を特定して振るいにかけることができます。

今後の展開

アトリビューション計測の新しい時代に突入しようとしているいま、広告詐欺の手口や狙いに関してはまだわからないことのほうが多いです。けれど、アトリビューション計測の新時代を迎えるにあたり、AppsFlyerは不正広告ゼロを目指して、Appleおよびエコシステム全体と協力し、不正行為が発生するごとに問題を提起していきます。

不正広告対策のスペシャリストとして広告主を守るためには、あらゆる弱点や悪用の可能性について掘り下げて、不正行為のリスク要因を特定していくことが我々の役目だと思っています。

今後も新たなソリューションを開発していきます。こうご期待ください。

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iOS 14のデバイスでIDFAがゼロになった知られざる話 https://www.appsflyer.com/ja/blog/measurement-analytics/zeroed-idfa-ios-14/ https://www.appsflyer.com/ja/blog/measurement-analytics/zeroed-idfa-ios-14/#respond Tue, 24 Nov 2020 22:00:00 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/zeroed-idfa-ios-14/ zeroed idfa ios 14 - OG

今年の9月16日、待望のiOS 14が大々的に公開されました。業界はこのバージョンが9月にリリースされる予定であることを知っていましたが、Appleは開発者に告知してから24時間を経たずに一般公開しました。 例年とは異なり、今年は新しいiOSがiPhoneの新機種よりも先にリリースされ、同時にリリースされたわけではありませんでした。予想されたように、これが新しいiOSの採用率を鈍らせました(新しいデバイスは新しいiOSをインストールした状態で販売されるため)。私たちのデータによると、iOS 14は先週46%の採用率を突破したばかりで、11月に新しいiPhone 12が普及するとこの率は劇的に上昇すると予想されています。 Appleは、6月にiOS 14が導入されたときに、豊富な新しいプライバシー機能を発表しました。 最も注目すべきは、IDFAの収集を減少させることが予想されていた新しいApp Tracking Transparency (ATT)フレームワークです。この機能のリリースは2021年初頭に延期され、開発者に準備するためのより多くの時間を与えることになった一方で、不思議な現象が発生しました。iOS 14の一般公開以来、業界では、IDFAがゼロになったiOSデバイスの大規模な急増が指摘されているのです。 ゼロ化されたIDFAは、2016年に戻ってiOS 10で導入されたもので、ユーザーが広告トラッキングをオプトアウトした結果です。iOS 14がリリースされる前は、Limited Ad Trackingを有効にしたデバイスの世界的な平均普及率は約24%で、LATデバイスの普及率が最も高かったのは米国と欧州(それぞれ30%と18.3%)でした。リリース以来、ゼロIDFAデバイスの数は急増し、現在では全世界のiOS 14デバイスの45%という驚異的な数字を記録しています。 前述のATTは、LATに代わるものとして設計されました。iOSユーザーがデバイスの設定で広告主とのIDFA共有をオプトアウトする機会を提供するのではなく、新しいAppTrackingTransparencyフレームワーク(ATT)では、ユーザーがアプリを使用する際にIDFAの収集を積極的にオプトインすることを要求しています。これまでLATをオンにしていたユーザーは、自動的にATTネガティブのユーザーに変換され、広告主にゼロのIDFAを送信するステータスが維持されていました。このため、ゼロIDFA端末の普及率は一定であると予想されたのです。しかし実際には、明らかにそうではありませんでした。 では、何が起きているのでしょうか?そしてなぜなのでしょうか? IDFAアポカリプスの四騎手 ゼロ化されたIDFAデバイスの急増はすぐに明らかになり、業界内で多くの混乱と不満を引き起こしました。いくつかの調査・研究の結果、原因が明らかになりました。 LATからATTへの移行は、私たちが予想していたような「オプトイン/オプトアウト」のバイナリシナリオにはなりませんでした。実際には、新しいiOS14のユーザーは、4つの可能性のある存在状態を持っています。 未決定 – ユーザーにATTダイアログが表示されなかったため、ユーザーはIDFAの共有について積極的な選択をしませんでした。このステータスには、以前のiOSバージョンでLATがオンになっていたユーザーデバイスも含まれます(IDFAが共有されている/されていないに応じて共有されている)。 拒否 – ユーザーはATT経由でアプリに追跡されないように選択しました(IDFAは共有されていません)。 許可 – ユーザーはATT経由でトラッキングを許可するように選択しました (IDFA共有) 制限つき – エンドユーザーの入力なしにIDFA共有へのアクセスがブロックされます(IDFAは共有されていません)。 ATTフレームワークの展開が遅れているため、ほとんどのユーザーが未決定の状態になると予想していました。iOS 14のパブリックリリース後、約75%のデバイスが未決定状態になると予想していましたが、実際には、現在62%のデバイスしか未決定ステータスになっていません。 驚くべきことに、拒否と許可の合計は20%程度です。AppleはATTの実装要件を2021年初頭に延期しましたが、それにも関わらず一部の開発者は先に進み、ATTをiOS14のアプリに実装しました。ATTのフレームワークは、アップデートされたアプリをユーザーが使用するときにトラッキングを許可するためにオプトインするように促します。当然のごとく、プロンプトが表示されたとき、大多数のユーザー(99%)はトラッキングを許可しないことを選択しています。  しかし、これらの結果の中で大きな驚きは、18%のデバイスが「制限付き」カテゴリに該当することです。これらのデバイスは、ユーザーが共有について積極的な選択をすることなく、ゼロのIDFAを送信しています。 制限つきステータスについての解説 見て見ぬ振りをされている問題に対処しましょう: なぜiOS14では、ゼロ化されたIDFAデバイスが87.5%増加しているのでしょうか?その答えは「制限つき」デバイスというカテゴリーにあります。この漠然とした定義のカテゴリーは、業界に複雑さを生み、予測していなかったシナリオをもたらします。  まず、ここでは 「制限つき」の意味を定義しておきましょう。「制限付き」デバイスは、LAT対応デバイスと同様の報告をします。「制限つき」デバイスを使用しているユーザーからは、デバイスの LAT プライバシー設定(「Apps to Request to Track を許可」)がグレーアウトしているとの報告がありました。 Source: reddit さらに、この設定はいくつかの操作が可能で、バグが発生しやすいようです。熟練したiOSユーザーは、ログアウトして、自分のiCloudアカウントに戻ることによって、設定を解除することができたことを報告しています。 […]

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zeroed idfa ios 14 - OG

今年の9月16日、待望のiOS 14が大々的に公開されました。業界はこのバージョンが9月にリリースされる予定であることを知っていましたが、Appleは開発者に告知してから24時間を経たずに一般公開しました。

例年とは異なり、今年は新しいiOSがiPhoneの新機種よりも先にリリースされ、同時にリリースされたわけではありませんでした。予想されたように、これが新しいiOSの採用率を鈍らせました(新しいデバイスは新しいiOSをインストールした状態で販売されるため)。私たちのデータによると、iOS 14は先週46%の採用率を突破したばかりで、11月に新しいiPhone 12が普及するとこの率は劇的に上昇すると予想されています。

Appleは、6月にiOS 14が導入されたときに、豊富な新しいプライバシー機能を発表しました。 最も注目すべきは、IDFAの収集を減少させることが予想されていた新しいApp Tracking Transparency (ATT)フレームワークです。この機能のリリースは2021年初頭に延期され、開発者に準備するためのより多くの時間を与えることになった一方で、不思議な現象が発生しました。iOS 14の一般公開以来、業界では、IDFAがゼロになったiOSデバイスの大規模な急増が指摘されているのです。

ゼロ化されたIDFAは、2016年に戻ってiOS 10で導入されたもので、ユーザーが広告トラッキングをオプトアウトした結果です。iOS 14がリリースされる前は、Limited Ad Trackingを有効にしたデバイスの世界的な平均普及率は約24%で、LATデバイスの普及率が最も高かったのは米国と欧州(それぞれ30%と18.3%)でした。リリース以来、ゼロIDFAデバイスの数は急増し、現在では全世界のiOS 14デバイスの45%という驚異的な数字を記録しています。

前述のATTは、LATに代わるものとして設計されました。iOSユーザーがデバイスの設定で広告主とのIDFA共有をオプトアウトする機会を提供するのではなく、新しいAppTrackingTransparencyフレームワーク(ATT)では、ユーザーがアプリを使用する際にIDFAの収集を積極的にオプトインすることを要求しています。これまでLATをオンにしていたユーザーは、自動的にATTネガティブのユーザーに変換され、広告主にゼロのIDFAを送信するステータスが維持されていました。このため、ゼロIDFA端末の普及率は一定であると予想されたのです。
しかし実際には、明らかにそうではありませんでした。

では、何が起きているのでしょうか?そしてなぜなのでしょうか?

IDFAアポカリプスの四騎手

ゼロ化されたIDFAデバイスの急増はすぐに明らかになり、業界内で多くの混乱と不満を引き起こしました。いくつかの調査・研究の結果、原因が明らかになりました。

LATからATTへの移行は、私たちが予想していたような「オプトイン/オプトアウト」のバイナリシナリオにはなりませんでした。実際には、新しいiOS14のユーザーは、4つの可能性のある存在状態を持っています。

  1. 未決定 – ユーザーにATTダイアログが表示されなかったため、ユーザーはIDFAの共有について積極的な選択をしませんでした。このステータスには、以前のiOSバージョンでLATがオンになっていたユーザーデバイスも含まれます(IDFAが共有されている/されていないに応じて共有されている)。
  2. 拒否 – ユーザーはATT経由でアプリに追跡されないように選択しました(IDFAは共有されていません)。
  3. 許可 – ユーザーはATT経由でトラッキングを許可するように選択しました (IDFA共有)
  4. 制限つきエンドユーザーの入力なしにIDFA共有へのアクセスがブロックされます(IDFAは共有されていません)。

ATTフレームワークの展開が遅れているため、ほとんどのユーザーが未決定の状態になると予想していました。iOS 14のパブリックリリース後、約75%のデバイスが未決定状態になると予想していましたが、実際には、現在62%のデバイスしか未決定ステータスになっていません。

驚くべきことに、拒否と許可の合計は20%程度です。AppleはATTの実装要件を2021年初頭に延期しましたが、それにも関わらず一部の開発者は先に進み、ATTをiOS14のアプリに実装しました。ATTのフレームワークは、アップデートされたアプリをユーザーが使用するときにトラッキングを許可するためにオプトインするように促します。当然のごとく、プロンプトが表示されたとき、大多数のユーザー(99%)はトラッキングを許可しないことを選択しています。 

しかし、これらの結果の中で大きな驚きは、18%のデバイスが「制限付き」カテゴリに該当することです。これらのデバイスは、ユーザーが共有について積極的な選択をすることなく、ゼロのIDFAを送信しています。

制限つきステータスについての解説

見て見ぬ振りをされている問題に対処しましょう: なぜiOS14では、ゼロ化されたIDFAデバイスが87.5%増加しているのでしょうか?
その答えは「制限つき」デバイスというカテゴリーにあります。この漠然とした定義のカテゴリーは、業界に複雑さを生み、予測していなかったシナリオをもたらします。 

まず、ここでは 「制限つき」の意味を定義しておきましょう。「制限付き」デバイスは、LAT対応デバイスと同様の報告をします。「制限つき」デバイスを使用しているユーザーからは、デバイスの LAT プライバシー設定(「Apps to Request to Track を許可」)がグレーアウトしているとの報告がありました。

Allow apps to request to track grayed out
zeroed idfa's ios 14

Source: reddit

さらに、この設定はいくつかの操作が可能で、バグが発生しやすいようです。熟練したiOSユーザーは、ログアウトして、自分のiCloudアカウントに戻ることによって、設定を解除することができたことを報告しています。

ungreying restricted status ios 14
ios 14 - restricted status issues

Source: reddit

そもそもなぜユーザーが制限されるのか?

これは、公式な答えが出ていない良い質問です。いくつかの推測とAppleからの部分的な回答があります。これまでに分かっていることを集めてみました。

  1. ユーザー年齢
    1. 利用者が13歳未満、または13歳から18歳の間であること
    2. ユーザーの年齢が不明
  2. 教育
    1. デバイスが教育モードになっている
    2. App Storeのアカウントが教育機関が作成したもの(Managed Apple IDと呼ばれている)
  3. 制限つきプロフィール
    デバイスには、あらかじめ制限が設定されたプロファイルがインストールされています。その例としては、「MCFeatureLimitAdTrackingForced」が挙げられます。これは、例えば、従業員用デバイスのために組織によって設定されている場合があります。

未来に向かって、真っ向勝負

iOS14はモバイルマーケティングの世界を混乱させましたが、iOS14の採用が拡大するにつれ、混乱のペースはさらに加速すると予想されます。そのため、当社では、単に適応するだけではなく、目の前にある変化を予測し、計画することを可能にするために、アジリティとイノベーションの文化を会社の中心に築き上げました。

IDFAを搭載していないデバイスの突然の増加は、私たちにとっては驚きでしたが、心配なことではありません。この発見そのものが、当社がサポートするために十分な設備を備えている、進化しているということを示す一つの側面に過ぎません。モバイルアトリビューションと計測がこれまで以上に複雑になる中、当社は業界最大かつ最も経験豊富な開発者チームの構築に投資し、ブランドが成功するために必要な計測ツールを提供し、変化し続ける今日の市場で競争力を維持できるようにこれからもサポートを続けてまいります。

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プライバシー重視の時代におけるモバイルアトリビューション入門:iOS 14以降におけるモバイル計測の完全ガイド https://www.appsflyer.com/ja/resources/guides/mobile-attribution-privacy-age/ Thu, 21 Mar 2019 13:52:00 +0000 https://www.appsflyer.com/resources//mobile-attribution-privacy-age/ mobile attribution privacy age

マーケティングのモバイルファースト時代が本格的に到来しようとしています。 私たちはこれまで以上にモバイルデバイスに依存しており、この傾向はCOVID-19によってさらに加速しました。 マーケティングの成功には、計測とデータを賢く利用することが不可欠であり、その中核となるのがアトリビューションです。しかし、ユーザーのプライバシーにより配慮を要する状況の変化や、特にAppleが今後発表するAppTrackingTransparency(ATT)フレームワークによって、AndroidとiOSの2つのほとんど別々のアトリビューションメソッドによって、計測がより複雑になるでしょう。 このガイドでは、モバイルアトリビューションの基礎と、新しい個人情報保護基準によって計測方法がどのように変わるかを説明します。 内容:

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mobile attribution privacy age

マーケティングのモバイルファースト時代が本格的に到来しようとしています。

私たちはこれまで以上にモバイルデバイスに依存しており、この傾向はCOVID-19によってさらに加速しました。

マーケティングの成功には、計測とデータを賢く利用することが不可欠であり、その中核となるのがアトリビューションです。しかし、ユーザーのプライバシーにより配慮を要する状況の変化や、特にAppleが今後発表するAppTrackingTransparency(ATT)フレームワークによって、AndroidとiOSの2つのほとんど別々のアトリビューションメソッドによって、計測がより複雑になるでしょう。

このガイドでは、モバイルアトリビューションの基礎と、新しい個人情報保護基準によって計測方法がどのように変わるかを説明します。

内容:

  • モバイルアトリビューションモデル、期間、方法論について
  • 導入後のマーケティング分析に関するヒントが満載: コホートとリテンション、LTVROAS、その他
  • 不正の脅威: インストール不正、ポストアトリビューション不正、アプリ内不正
  • SKAdNetworkの概要と集計アトリビューションへの移行について

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自社データと連携し アトリビューション分析を最適化 iOS14.5対応も万全 https://www.appsflyer.com/ja/customers/capcom/ Sun, 03 Apr 2022 12:30:31 +0000 https://www.appsflyer.com/?post_type=customer&p=130229

株式会社カプコンは、複数のカジュアルゲームをリリースしています。中でもスヌーピーシリーズは、2011年に配信した「スヌーピー ストリート」を皮切りに、「スヌーピー ドロップス」「スヌーピー ライフ」「スヌーピー パズルジャーニー」など、複数のスヌーピータイトルをリリースしており、国内外でのダウンロード数は、累計1000万DLを超えている人気シリーズとなっています。 その中から、AppsFlyerを活用中のアプリの分析や、iOSを取り巻く変化の対応についてモバイルアプリの事業戦略チームの村松照也氏と、分析チームの森竜之氏に聞きました。(敬称略) ――AppsFlyerの分析ツールを入れる前、どんな課題があったのでしょうか。 森「以前に利用していた分析ツールは、サマリー化されたレポートは送ってくれていました。しかし、ローデータそのものを手に入れることが出来なかったので、ユーザーレベルのアトリビューション分析は出来ませんでした。また、フラウド対策は、送付されてきたレポートを信じるしかなく、結果として対策が曖昧になっていました。」 ――他にも分析ツールがある中で、AppsFlyerを選んだ理由は何だったのですか。 森「技術的なサポートが手厚い点です。導入を決める前の段階でも一つ一つ丁寧に説明くださいましたし、アドテクに弱い私のために言葉の定義など全て教えてもらえました。また、欲しい時に欲しいデータを得られることも大きな魅力でした。管理画面も競合他社に比べ、圧倒的に優れていて、マーケティングチームが意思決定をするのもしやすかったと思います。」 村松「営業の立場から言えば、(今や当たり前になりましたが)アプリ計測ツールの導入にお金がかかるため、予算内でアプリの運営をする上で必要な機能が得られるかが重要でした。アドフラウド対策や分析に必要なデータなど、機能とコストのバランスをとりつつ、営業の大谷さんには最適なご提案をいただきました。また分析チームがAppsFlyerの技術力に納得していたことも、私個人の判断としても大きな決定要因でした。」 ――ツールの具体的な使い方について教えてください。より鮮度の高いデータ分析ができる「Data Locker」をどう活用していますか。 森「実はData Lockerが一番欲しかった機能で、自社データとAppsFlyerのデータを連携して分析しています。これまで全く見られなかったものが見れるので、媒体の選定にも使っています。 具体的に言えば、どの導線からユーザーが入り、どんな動きをするのかがわかるようになりました。また、社内のデータと照らし合わせることができ、Data Lockerのデータを基にKPIの算出もしています。」 ――インターネット上で不正に広告費をだまし取る「アドフラウド」対策に、AppsFlyerの「P360」をどう使っていますか。 森「以前はそれほど意識していなかったのですが、上がってくるデータを見て、アドフラウドの多さに驚きました。AppsFlyerのP360はどの媒体がどの種類で、どの程度の件数フラウドが出ているのか、しっかりと把握できます。最近では、検証ルール(Validation rules)が簡単に指定できるようになり、さらに使いやすくなっていますね。直近ですと、すでに配布していないはずの古いアプリバージョンでインストールが大量に発生していたこともあり、そういった不正をブロックするのに活用しています。」 ――iOS14.5のリリースに伴い、Appleがユーザーの個人情報保護を目的としたフレームワーク、ATT(App Tracking Transparency)を導入しました。マーケティングの面で制限が大きくなりますが、どう受け止めていますか。 村松「(新iOSで情報の活用を承認する消費者が減り)単純に今までと同じように広告運用の評価ができなくなるのではという懸念はあります。こうした環境の変化を社内で理解してもらう努力をしつつ、今後はこれまで使ってきた獲得単価や回収率といった評価軸とは別に、自分たちでも評価できる指標をつくっていかなければならないのではと思っています。」 ――スヌーピーシリーズでは、ATTのポップアップを早くから実装されていました。オプトイン率はどのぐらい上がりましたか。 森「『スヌーピードロップス』『スヌーピーパズルジャーニー』の2つで見ると、良いほうでスタートが30%ぐらいだったのが直近は45%に上がりました。これはゲームタイトル(の知名度)によるところも大きいのではと思います。」 ――AppsFlyerが約300のアプリを対象に行った調査では、ゲーム分野のATTオプトイン率の平均が30%なので、45%は高い数字ですね。カプコンという会社とスヌーピーシリーズの知名度からユーザーに安心感があるのだと思います。ポップアップの前の説明のメッセージもオプトイン率向上に効いている印象です。どう工夫していますか。 森「プランナーの方にお任せしている部分はあるのですが、ユーザーに寄り添い、冷たい印象を与えないような文言にすることに気を使っています」 ――最後にAppsFlyerへの期待、要望はありますか。 森「今回のATT導入でよくわかりましたが、AppsFlyerは普段の運用だけでなく、ATTに関しても、早くから詳細にわかりやすく説明してもらっているので、困っていることというのは本当にないというのが正直なところです。今後、リターゲティングをサポートする機能の強化をお願いしたいということぐらいでしょうか」 村松「AppsFlyerにはとても満足しています。管理画面が今後のアップデートで今以上に便利になることを期待しています。」

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株式会社カプコンは、複数のカジュアルゲームをリリースしています。
中でもスヌーピーシリーズは、2011年に配信した「スヌーピー ストリート」を皮切りに、「スヌーピー ドロップス」「スヌーピー ライフ」「スヌーピー パズルジャーニー」など、複数のスヌーピータイトルをリリースしており、国内外でのダウンロード数は、累計1000万DLを超えている人気シリーズとなっています。

その中から、AppsFlyerを活用中のアプリの分析や、iOSを取り巻く変化の対応についてモバイルアプリの事業戦略チームの村松照也氏と、分析チームの森竜之氏に聞きました。(敬称略)

――AppsFlyerの分析ツールを入れる前、どんな課題があったのでしょうか。

「以前に利用していた分析ツールは、サマリー化されたレポートは送ってくれていました。しかし、ローデータそのものを手に入れることが出来なかったので、ユーザーレベルのアトリビューション分析は出来ませんでした。また、フラウド対策は、送付されてきたレポートを信じるしかなく、結果として対策が曖昧になっていました。」

――他にも分析ツールがある中で、AppsFlyerを選んだ理由は何だったのですか。

「技術的なサポートが手厚い点です。導入を決める前の段階でも一つ一つ丁寧に説明くださいましたし、アドテクに弱い私のために言葉の定義など全て教えてもらえました。また、欲しい時に欲しいデータを得られることも大きな魅力でした。管理画面も競合他社に比べ、圧倒的に優れていて、マーケティングチームが意思決定をするのもしやすかったと思います。」

村松「営業の立場から言えば、(今や当たり前になりましたが)アプリ計測ツールの導入にお金がかかるため、予算内でアプリの運営をする上で必要な機能が得られるかが重要でした。アドフラウド対策や分析に必要なデータなど、機能とコストのバランスをとりつつ、営業の大谷さんには最適なご提案をいただきました。また分析チームがAppsFlyerの技術力に納得していたことも、私個人の判断としても大きな決定要因でした。」

――ツールの具体的な使い方について教えてください。より鮮度の高いデータ分析ができる「Data Locker」をどう活用していますか。

「実はData Lockerが一番欲しかった機能で、自社データとAppsFlyerのデータを連携して分析しています。これまで全く見られなかったものが見れるので、媒体の選定にも使っています。

具体的に言えば、どの導線からユーザーが入り、どんな動きをするのかがわかるようになりました。
また、社内のデータと照らし合わせることができ、Data Lockerのデータを基にKPIの算出もしています。」

――インターネット上で不正に広告費をだまし取る「アドフラウド」対策に、AppsFlyerの「P360」をどう使っていますか。

「以前はそれほど意識していなかったのですが、上がってくるデータを見て、アドフラウドの多さに驚きました。AppsFlyerのP360はどの媒体がどの種類で、どの程度の件数フラウドが出ているのか、しっかりと把握できます。最近では、検証ルール(Validation rules)が簡単に指定できるようになり、さらに使いやすくなっていますね。直近ですと、すでに配布していないはずの古いアプリバージョンでインストールが大量に発生していたこともあり、そういった不正をブロックするのに活用しています。」

――iOS14.5のリリースに伴い、Appleがユーザーの個人情報保護を目的としたフレームワーク、ATT(App Tracking Transparency)を導入しました。マーケティングの面で制限が大きくなりますが、どう受け止めていますか。

村松「(新iOSで情報の活用を承認する消費者が減り)単純に今までと同じように広告運用の評価ができなくなるのではという懸念はあります。こうした環境の変化を社内で理解してもらう努力をしつつ、今後はこれまで使ってきた獲得単価や回収率といった評価軸とは別に、自分たちでも評価できる指標をつくっていかなければならないのではと思っています。」

――スヌーピーシリーズでは、ATTのポップアップを早くから実装されていました。オプトイン率はどのぐらい上がりましたか。

「『スヌーピードロップス』『スヌーピーパズルジャーニー』の2つで見ると、良いほうでスタートが30%ぐらいだったのが直近は45%に上がりました。これはゲームタイトル(の知名度)によるところも大きいのではと思います。」

――AppsFlyerが約300のアプリを対象に行った調査では、ゲーム分野のATTオプトイン率の平均が30%なので、45%は高い数字ですね。カプコンという会社とスヌーピーシリーズの知名度からユーザーに安心感があるのだと思います。ポップアップの前の説明のメッセージもオプトイン率向上に効いている印象です。どう工夫していますか。

「プランナーの方にお任せしている部分はあるのですが、ユーザーに寄り添い、冷たい印象を与えないような文言にすることに気を使っています」

――最後にAppsFlyerへの期待、要望はありますか。

「今回のATT導入でよくわかりましたが、AppsFlyerは普段の運用だけでなく、ATTに関しても、早くから詳細にわかりやすく説明してもらっているので、困っていることというのは本当にないというのが正直なところです。今後、リターゲティングをサポートする機能の強化をお願いしたいということぐらいでしょうか」

村松「AppsFlyerにはとても満足しています。管理画面が今後のアップデートで今以上に便利になることを期待しています。」

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