You searched for アプリマーケティング - AppsFlyer https://www.appsflyer.com/ja/ Attribution Data You Can Trust Wed, 28 Aug 2024 11:24:28 +0000 ja-JP hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.5.5 https://www.appsflyer.com/wp-content/uploads/2020/07/favicon.svg You searched for アプリマーケティング - AppsFlyer https://www.appsflyer.com/ja/ 32 32 ゲームアプリマーケティングの現状 – 2024年版 https://www.appsflyer.com/ja/resources/reports/gaming-app-marketing/ Wed, 28 Aug 2024 10:33:43 +0000 https://www.appsflyer.com/resources//%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%ae%e7%8f%be%e7%8a%b6-2024%e5%b9%b4%e7%89%88/

昨年のモバイルゲーム業界は、適度に安定して成長したと思われていました。ところが、これはあくまでも外面的な判断で、実際はとても大きな変化が起きていたのです。  主な変化としては、ハイブリッド収益化モデルの台頭、カジュアルゲームの飛躍、アプリ内広告とアプリ内購入の対照的な収益格差、などが見られました。 AppsFlyerは、これら以外にも、多くのトレンドを深く掘り下げるため、約15,000のゲームアプリの210億以上にもおよぶインストールの分析を行いました。  レポートの主な内容

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昨年のモバイルゲーム業界は、適度に安定して成長したと思われていました。ところが、これはあくまでも外面的な判断で、実際はとても大きな変化が起きていたのです。 

主な変化としては、ハイブリッド収益化モデルの台頭、カジュアルゲームの飛躍、アプリ内広告とアプリ内購入の対照的な収益格差、などが見られました。

AppsFlyerは、これら以外にも、多くのトレンドを深く掘り下げるため、約15,000のゲームアプリの210億以上にもおよぶインストールの分析を行いました。 

レポートの主な内容

  • 広告と購入が混合する新しい収益モデル
  • 収益モデルの動向(高額課金ユーザーに関する業界初の分析)
  • 広告費(ジャンル、国別)
  • 主要成長性指標(市場、ジャンル、サブジャンル別)
  • パフォーマンスの高いクリエイティブのバリエーション(ジャンル別)

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アプリマーケティングにおける広告クリエイティブの現状:2024年版 https://www.appsflyer.com/ja/resources/reports/creative-optimization/ Wed, 29 May 2024 08:05:44 +0000 https://www.appsflyer.com/resources//%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e5%ba%83%e5%91%8a%e3%82%af%e3%83%aa%e3%82%a8%e3%82%a4%e3%83%86%e3%82%a3/ The state of ad creative in app marketing 2024 edition - Featured image

AIを駆使して勝つ広告クリエイティブの時代がやってきました!クリエイティブの価値は未だかつてないほどの影響力を見せており、AI世代はクリエイティブのアイデア、構想、制作の在り方を一新させています。 一方で、AIを使用することで、マーケターは非常に詳細で精密なデータを計測&活用し、この競争の激しい分野において成功するクリエイティブ戦略を見つけることができるようになりました。   このレポートでは、そんな活用法の一つとして、AppsFlyerのAIが、2,000のアプリにおける22万もの異なるクリエイティブバリエーションの分析いたしました。そちらの比類のないデータを元に、クリエイティブのパフォーマンスに関する傾向やトレンドをご紹介いたします。  内容

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The state of ad creative in app marketing 2024 edition - Featured image

AIを駆使して勝つ広告クリエイティブの時代がやってきました!クリエイティブの価値は未だかつてないほどの影響力を見せており、AI世代はクリエイティブのアイデア、構想、制作の在り方を一新させています。

一方で、AIを使用することで、マーケターは非常に詳細で精密なデータを計測&活用し、この競争の激しい分野において成功するクリエイティブ戦略を見つけることができるようになりました。  

このレポートでは、そんな活用法の一つとして、AppsFlyerのAIが、2,000のアプリにおける22万もの異なるクリエイティブバリエーションの分析いたしました。そちらの比類のないデータを元に、クリエイティブのパフォーマンスに関する傾向やトレンドをご紹介いたします。 

内容

  • メディアタイプ別、業種別のIPM、CPI、コストシェア・ベンチマーク
  • AIによるパフォーマンス分析:UGC、ゲームプレイ、アニメ/リアル映像、最高のコンボ+最適な動画の長さ
  • 業界の第一人者によるコメントも届いています

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アプリマーケティングにおける広告クリエイティブの現状 – 2024年度版 https://www.appsflyer.com/ja/resources/reports/state-of-creative/ Thu, 25 Apr 2024 11:42:42 +0000 https://www.appsflyer.com/resources//state-of-creative/ The post アプリマーケティングにおける広告クリエイティブの現状 – 2024年度版 appeared first on AppsFlyer.

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アプリマーケティングにおける広告クリエイティブの現状 – 2024年度版

ご協力いただいた企業様:
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主な調査結果

クリエイティブ全体のうち2%に予算の68%が投入されている アプリのクリエイティブバリエーションうちのわずか2%が予算の68%を占めている一方、支出のほぼ90%が広告全体のわずか10%に費やされています。
ソーシャルメディアではUGCを使用した非ゲームの広告のIPMが22%高い UGCは、非ゲームのアプリ(+22%)とゲームアプリ(+12%)の両方において、ソーシャルメディアネットワークのネイティブ環境で最も効果を発揮します。非ゲームでは、実写映像がアニメーション広告よりも15%優れた成果を示しています。
ソーシャルメディア以外ではUGCなしのゲーム広告のIPMが20%高い UGCを使用しない場合、ゲームクリエイティブのIPMは20%高くなりました。アニメーション広告では、実写映像を使用したクリエイティブよりも26%高いIPMが達成されました。
ハイパーカジュアルゲームがアドネットワークで48 IPMを達成 ゲームのジャンルは、クリエイティブで注目を集めてダウンロードを促進することで成功を収め、アドネットワークで47.6 IPM(1,000インプレッションあたりの生成インストール数)を達成しました。一方、RPGゲームは3.1 IPMという穏当な結果になりました。
シーンタイプを組み合わせた広告の30日目のリテンションは6% UGC、ゲームプレイ、アニメーション、実写映像を組み合わせたアドネットワークのビデオゲーム広告では、30日目のリテンションが6%でした。
長尺の動画広告が30%高いリテンションを達成 15秒より長いゲームの動画広告は、ソーシャルプラットフォームでの30日目のリテンション率が30%高くなってしました。
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はじめに

AIを駆使して勝つ:2024年の広告クリエイティブ

広告クリエイティブはAIの時代に突入しました。近年、広告におけるクリエイティブの役割は大きく進化し、1960年代からの伝統的な価値と生成AIの力が融合しています。この融合により、アイデア創出、コンセプト開発、デザインが変革され、プロセスのあらゆるタッチポイントでAIが不可欠なものになりました。

一方、極めて粒度の細かいクリエイティブの計測と最適化の分野は、AIの進歩におけるもう一つの大きな成果を示しています。たとえば、何千ものクリエイティブ内の特定のシーンや要素を識別し、ユーザー生成コンテンツ(UGC)からゲームプレイのスニペット、アニメーションまでに至るあらゆる対象を自動的に分析できます。 このような詳細レベルの分析により、マーケターは特定のクリエイティブコンポーネントをパフォーマンスメトリクスと相関させ、どのような組み合わせがクリエイティブの成功につながるかに関するインサイトを得ることができます。

クリエイティブによるエンゲージメントのレベルでは、別のレベルのきめ細かい分析が提供されます。Meta、TikTok、YouTubeなどのプラットフォームも、充実したエンゲージメントメトリクスを提供することで状況に適応しています。AppsFlyer独自の基準である拡張エンゲージメントタイプ(EET)は、ビューやクリックに留まらない、キャンペーンのエンゲージメントに関するより高度なインサイトを提供し、キャンペーンの計測と関連付けの方法に重要な変化をもたらします。

プライバシーに関する懸念によりローワーファネルのデータが得られにくくなっているため、アッパーファネルでのクリエイティブ計測に重点が置かれるようになりました。プライバシー重視の広告環境において、広告コンテンツは現在、広告プラットフォーム自体にとって不可欠なファーストパーティデータとして機能し、重要な役割を果たしています。

データサンプル *

22万点のクリエイティブ AppsFlyerのAI **が分析したクリエイティブのバリエーション点数
2,000のアプリ カテゴリーは、ゲームと非ゲーム両方が対象
7億2,000万回 分析したクリエイティブが促進した非オーガニックインストール

*すべての結果は、完全に匿名かつ集計されたデータに基づいています。統計的検証を確実にするため、厳格なボリュームしきい値と方法論に従い、下記の条件が満たされた場合のみデータを集計の対象としています。

**全てのデータはAppsFlyerのAIを活用したクリエイティブ最適化ソリューションより集計したもので、対象はクリエイティブ1件あたりの広告費が月間50ドル以上である、22万点のクリエイティブです。

「強力なクリエイティブは確実に注目を集め、エンゲージメントを促進するため、キャンペーンの成功に欠かせません。しかし、優れたアイデアには計画が必要です。ブランドのオリジナリティを考慮しながら、コンテンツ制作を戦略と連携させることが重要です。この連携を強化することは、マーケティングキャンペーンマネージャーとクリエイティブチームのコラボレーションを促進することにもなります。」

Dana Shaviv氏
UA テクニカルリード – ソーシャル
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トップトレンド

50種類のバリエーションの追跡:成功する広告を見つける

まずは驚くべき数字をご紹介しましょう。
クリエイティブバリエーション全体のうちわずか2%に、広告予算の68%が投入されています。さらに、メディアプラットフォームではパフォーマンスが最も高いバリエーションに重点が置かれ、パフォーマンスが低いバリエーションは無視されるため、支出のほぼ90%がクリエイティブ バリエーション全体のわずか10%に費やされています。こうしたデータは、たった1つの広告を成功させるだけでも、50種類もの広告バリエーションが必要になる可能性がある、という厳しい現実を浮き彫りにしています。

このシナリオではとにかく種類の多さが重視され、マーケターにはバリエーションの大量生産が強いられることになります。パフォーマンスが高い広告の成功の要因は不明なことが多く、結果はプラットフォームによって異なります。
消費者がバナーを無視するようになり広告疲れが日常茶飯事である現状を考慮すると、常に拡大し続けるクリエイティブコンセプトの在庫(キャンペーンごとに少なくとも10個)が必要です。これはまさに終わりのないサイクルですが、
AIはそのようなコンテンツを大量に生成するうえで非常に有効な手段となっています。これは、クリエイティブ戦略が大きく変化していることを示しています。

そうした状況を背景に、上述のような大規模な制作の困難さに対処するための人員として、クリエイティブストラテジストの役割も不可欠になっています。
ほんの数年前には、このような役職は事実上存在していませんでした。しかし、昨今におけるその役割の拡大は、大きなパラダイムシフトを反映しています。

クリエイティブバリエーションの比率ごとの広告費の割合


IPMの方程式:エンゲージメント対コスト

重要なメトリクスであるIPM(1,000インプレッションあたりの生成インストール数)は、広告クリエイティブのパフォーマンスを測定する指標であり、広告の効果を示すとともにCPI(インストールあたりの広告コスト)に影響を与えます。IPMが高いということはパフォーマンスが高いことを意味しますが、これはクリエイティブの有効性を反映しており、結果としてCPIは低くなります。一方、IPMが低い場合は、より高いCPIを許容できる高収益のモデルに適している可能性があります。

ハイパーカジュアルゲームはアドネットワークでのIPMが47.6で他をリードしており、よりユーザーが特化されるRPGゲームの3.1 IPMを上回っています。
ただし、高いIPMは誤解を招く可能性があります。ハイパーカジュアルゲームはインストール後の収益化で課題に直面することが多く、CPIを低く抑える必要があります。対照的に、カジノや戦略RPGなどのニッチなジャンルは、より小規模で収益性の高いオーディエンスをターゲットにしており、インストールあたりの収益を高めるためにIPMの低さを受け入れ、高いCPIを許容できます。

IPMの有効性はメディアによって異なりますが、アドネットワークでは通常、コンテキスト上の関連性により、ゲームのパフォーマンスが高くなります。
非ゲームでは、生成AIアプリが9という高いIPMで注目を集めており、写真やビデオのアプリもクリエイティブ広告の将来性があるため優れた成果を収めています。しかし、エンターテインメントアプリはIPMの伸びが遅れており、より厳しい状況に直面している傾向があります。

カテゴリおよびメディアタイプ別のIPM


少数の広告に注目が集中

クリエイティブ別のIPMの分布は、コストの分布とほぼ一致しています。
ゲーム広告と非ゲームの広告のうち、IPMが80を超えるのは全体のわずか2%です。その一方、広告の半分はほとんど効果がありません。

言い換えれば、選ばれた少数のクリエイティブだけが、大きな注目を集めて多額の支出を促進できるほどにオーディエンスを惹きつけることができるのです。そのため、IPMは広告の訴求力の指標であると言えます。純粋なパフォーマンスの観点では、IPMが高いほどユーザーエンゲージメントと広告費の両方が最適化され、広告主、メディア、ユーザーにとって有益になることが多くなります。

ゲームと非ゲームの間ではIPMの分布に大きな違いが見られます。
非ゲームでは勝者がすべてを獲得します。優秀な広告とそうでない広告の間には大きな隔たりがあります。ゲームマーケターは多数の広告バリエーションを制作してテストすることが多いため、ゲームのIPMスコアの分布はよりなだらかです。継続的な反復とテストを重視するこのアプローチは、IPMパフォーマンスの全体的な均一化につながります。つまり、クリエイティブでの勝者はより多くなり、広告の効果を洗練させるゲーム業界の専門知識が強く示されます。

クリエイティブバリエーションの比率ごとのIPMの分布


CPI:量と価値のバランス

CPIは、マーケティング担当者にとって非常に重要なメトリクスです。
地理的な場所、広告の種類、カテゴリ、メディアプラットフォームなど、さまざまな要因が大きな違いを生む可能性があります。このように複雑な環境では、マーケターは極めて粒度の細かいデータまでにおよぶ詳細な分析を求められることになります(下の表を参照)。一般的に、CPIが低いほどIPMは高くなる傾向があります。

しかし、CPIが低いことは必ずしも良いこととは限りません。ARPU(ユーザーあたりの平均収益)が高い、収益性の高いゲームの場合、より高いCPIを採用することは問題ないだけでなく、戦略的でもあります。たとえばミッドコアゲームでは、ニッチで関心の高いオーディエンスを惹きつけることを優先し、ユーザー獲得において量よりも質を重視します。対照的に、幅広い層への訴求とアクセスのしやすさが売りのハイパーカジュアルゲームでは、より広範なオーディエンスの注目を集めることを目指します。これらのゲームでは、インストール数の増加によって収益を促進することが目標であり、量を重視しているため、CPIは通常低くなります。

たとえば下のグラフでは、ミッドコアゲームのマーケターはアドネットワーク上の動画広告でユーザーを獲得するために多額の費用を投入していることがわかります。

アドネットワーク上の動画広告のCPI(米ドル)

ゲームのグループ分けは、以下のジャンルを組み合わせたものです: カジュアル: パズル、パーティ、アクション、マッチ、シミュレーション、テーブルトップ、キッズ I ハイパーカジュアル: ハイパーカジュアル I カジノ: ミッドコア: シューティング、ストラテジー、RPG I Sports & Racing: スポーツ, レーシング

データをダウンロードしましょう: 国、カテゴリ、プラットフォーム、メディアタイプ、広告タイプ別のCPI(インストールあたりの広告コスト) *を一覧でご覧いただけます。

ゲームのグループ分けは、以下のジャンルを組み合わせたものです: カジュアル: パズル、パーティ、アクション、マッチ、シミュレーション、テーブルトップ、キッズ I ハイパーカジュアル: ハイパーカジュアル I カジノ: ミッドコア: シューティング、ストラテジー、RPG I Sports & Racing: スポーツ, レーシング

シーンの成功はコンテキストに大きく左右される

広告クリエイティブはすべてのプラットフォームで同じようには機能しません。
メディア環境全体にわたり、22万点を超える動画広告をAIを利用して分析した結果、ユーザー生成コンテンツ(UGC)、ゲームプレイデモ(ゲームと非ゲームの両方)、アニメーション、実写シーンなど、クリエイティブ内の「シーン」のさまざまな効果が明らかになりました。

IPMを計測すると、UGCのないゲームの動画広告は、UGCのある広告と比較して平均で20%優れたパフォーマンスを達成しています(アドネットワークでは+25%、DSPでは+15%)。ゲーム広告ではアニメーションの使用も非常に効果的で、アニメーションのない広告と比較してIPMが26%高くなります(各種のメディアタイプ全体での平均)。

UGCは、このコンテンツがネイティブ環境であるソーシャルネットワークで独自の地位を確立しており、IPMにおいてゲームではUGCありの広告がUGCなしの広告を12%上回り、特に非ゲームでは22%上回っています。実写映像の使用も、非ゲームの分野で優れた結果を示しており、アニメーション広告よりもIPMが15%高くなっています。

どのシーンタイプも、すべてのプラットフォームで一様に有効であるわけではありません。したがってマーケターは、各チャネルに固有のオーディエンスとコンテキストに合わせてコンテンツを調整する必要があります。

AIはさまざまな状況に最適な戦略を提示してくれますが、個々の製品はそれぞれ異なるものであり、成功は多様なアプローチから生まれる可能性があることに留意してください。マーケターは、幅広いオーディエンスへのリーチを拡大し、成功の可能性を高めるために、メディアプラットフォーム内でさまざまなシーンタイプについて大規模な実験を行うことがよくあります。

メディアタイプ別のゲームのIPM:AIを活用したシーンの内訳

シーンタイプの例
UGC by Buff
アニメ by Lucky Buddies
ゲームプレイ by Buff

「革新的なストーリーテリングツールもオートメーション(自動化)が進み、ユーザー生成コンテンツ(UGC)に革命をもたらしています。クリエイターたちは自動吹替ツールなどを導入し始めており、ポップカルチャーに新たな波が押し寄せています。」

Liraz Dvora氏
Head of Creative, Global Gaming

特定のシーンの組み合わせが高いパフォーマンスを発揮

クリエイティブでは、複数のシーンタイプを組み合わせて使用​​することが多いため、どの組み合わせが最高のパフォーマンスを生み出すのかは興味深いトピックです。アドネットワークにおいては、ゲームクリエイティブではおそらく、UGCよりも広告内のアニメーションキャラクターに重点を置くべきであることがデータからわかります。IPMが最も高くなるのは、組み合わせにゲームプレイが追加されたときです。これは、ダウンロード前にゲーム/アプリがどのようなものかを確認したいというユーザーの要望を明確に反映しています。

この結果は理にかなうものと言えます。なぜなら、UGCはソーシャル以外のコンテキストではそれほど効果がない一方、ゲームをプレイしているときは、仮想のゲーム環境を反映するような、ゲームプレイを表示しアニメーションキャラクターを使用する広告に関心を持つ可能性が高くなるためです。他のすべての組み合わせは、はるかに効果が低くなります。

ソーシャルプラットフォームでは、ゲームアプリの広告はアニメーションと実写動画を組み合わせて実験し、ゲームプレイにあまり重点を置かないようにする必要があります。UGCの追加はIPMパフォーマンスのトップであり、他よりもわずかな優位性を示しています。興味深いことに、ゲームアプリと非ゲームのアプリでは上位2つの組み合わせが同じです。

DSPでは、ゲーム広告はUGCよりもアニメーションキャラクターに重点を置くべきであることがデータから示唆されています。ゲームプレイの表示は、IPMでアニメーションには及ばなかったものの、僅差で2位でした。

繰り返しになりますが、AIはそれぞれのコンテキストで何が最も効果的かを提示しますが、個々の製品は固有のものであり、成功への道は多様であることを覚えておいてください。したがって、最適な組み合わせを特定するには実験が不可欠です。

メディアタイプ別のIPM:AIを活用したシーンの組み合わせの内訳

組み合わせシーンの例
UGC & ゲームプレイ by Buff
実写, アニメ & ゲームプレイ by Lucky Buddies
UGC, アニメ & ゲームプレイ by Buff

データをダウンロードしましょう: 国別IPM(1,000インプレッション・シーン)あたりのインストール数



印象に残る広告:リテンションの公式

さまざまなチャネルとコンテキストが、バリエーションのリテンションに影響します。IPMが高いとユーザーを惹きつけることができますが、エンゲージメントのレベルは時間の経過とともに変化するため、離脱率が上昇する可能性もあります。アドネットワークでは、UGC、ゲームプレイ、アニメーションと実写映像を組み合わせた広告が、ゲームにおける30日目のリテンションのトップパフォーマーとして浮上し、驚異的な6.01%というリテンションを達成しました。

アドネットワークのゲームについて、UGC単体に着目すると、このタイプのクリエイティブを使用しない場合のリテンションは高くなります。DSPの場合、ゲームプレイなしでUGCと実写映像を組み合わせると、ゲームのインストール後のユーザーリテンションが最も高くなります。

実際、UGCを組み合わせの一部に取り入れることで、全体的なリテンションが向上します。ソーシャルメディアプラットフォームでは、ゲームプレイやアニメーションと実写映像の使用によってゲームでのリテンションの向上が促進される一方、非ゲームの広告はUGCとゲームプレイを組み合わせることで最大の効果を得られています。

ROAS(広告費回収率)を最大化するには、IPMとユーザーリテンションをバランスよく両立することが重要です。IPMを高くするとCPIは低くなりますが、ユーザー離脱率も高くなる可能性があります。課題は、ユーザーを効率的に惹きつけつつ長期的なエンゲージメントを醸成できる、絶妙なバランスを見つけることです。そのため、全体像を把握するための包括的なファネル分析を行うことが重要です。CTR、IPM、CPIなど、重要ではあるけれど不完全な、中間的なメトリクスにこだわるべきではありません。

ゲームと非ゲームのメディアタイプ別30日目リテンション率: AIによるシーン分析

メディアタイプ別30日目リテンション率: AIによるシーン分析

データをダウンロードしましょう:国別30日目のリテンション率 – シーンタイプ、組み合わせ


15秒以上の動画はソーシャルメディアでより効果的

動画の長さは、ユーザーエンゲージメントを計測するためのもう1つの重要なメトリクスです。15秒を超える(長い)ゲームクリエイティブは、ソーシャルプラットフォームでパフォーマンスが優れており、30日目のリテンション率が30%高く、アドネットワークでは9%高いことがわかります。

非ゲームでは、ソーシャルは同様の方向性を示し、長い動画の方がリテンションが12%高くなりますが、アドネットワークとDSPではその逆で、15秒未満の短い動画の方がそれぞれ50%および80%以上と、はるかに優れたパフォーマンスを達成しています。

動画広告の長さごとの30日目のリテンション率:AIによるシーン分析

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専門家のコーナー

Head of Creative, Global GamingのLiraz Dvora氏とQ&Aコーナー

2024年のクリエイティブプロセスを支配すると思われるトレンドトップ3は何ですか?

ユーザーエンゲージメントの発展:2024年はダイナミックなユーザーインタラクションが一つのトレンドになると予測しています。ショッパブル動画はクリックしただけでブラウジングを購買へと推移させ、生配信では視聴者とのリアルタイムなエンゲージメントなど新たな参加基準が生まれています。AIにより、コンテンツはよりお客様の好みにカスタマイズされ、信憑性とパーソナライゼーションを柱に、コンテンツと視聴者のつながりがより深まることでしょう。

最前線のクリエイターたち:今年も世界中のクリエイターたちが示す影響力と多様性に注目が集まっています。ゴールドマンサックス(Goldman Sachs)によると、2027年までに影響力は4800億ドルに達する可能性があると伝えられています。ストーリーがありさえすれば、誰もがオーディエンスを獲得できます。アクセスしやすいツールによって、誰もがプロ品質のコンテンツを作成できるようになりました。影響力は今やフォロワー数を超え、マイクロインフルエンサーが本物のつながりを通じてコミュニティに影響を与えています。

数々の自動化ツール:タスクを効率化するだけでなく、アイデアの創出を促進します。自動化ツールの導入は、クリエイティブのワークフローを変革しています。
マッキンゼーによると、現在、企業の3分の1がこの種のツールをプロセスに取り入れており、クリエイティブなリソースとしての重要性が強調されています。

今年、自動化が最もインパクトのあるクリエイティブプロセスとは何を指すのでしょうか?

まず第一に、自動化により、かつて手間と時間のかかっていた作業が大幅に変化する可能性があります。つまり、クリエイティブの最適化が新たな段階に進化するでしょう。

自動化により、人間の能力を遥かに超える何千ものクリエイティブを分析することが可能となります。これにより、主要なパフォーマンス指標に合わせて、さまざまなチャネルでコンテンツを最適化することができます。

さらに、自動化は、革新的なストーリーテリングツールを用いて普段のユーザーに活力を与えることで、ユーザー生成コンテンツ(UGC)に革命をもたらしています。クリエイターは自動化されたナレーションツールをますます採用し、ポップカルチャーに新たな波を起こそうとしています。

クリエイティブプロセスで自動化を利用する場合、マーケティング担当者は何に注意すべきでしょうか?

AIはクリエイティブの効率性と革新性を高める一方で、いくつかの「注意すべき」領域があります 自動化はクリエイティブプロセスの効率を高める一方で、以下に挙げた注意深く管理しなければならない課題も伴います:

人間味の喪失: 自動化されすぎたコンテンツは、感情的な深みに欠けることがあります。文化に沿ったにリアルさを失わせず、ふさわしい感覚を得るためには、人間的な要素を残すことが重要です。

自動化への過度の依存: 自動化に頼りすぎると、クリエイティブな発想が制限され、似たり寄ったりで革新性に欠けるコンテンツになってしまいます。自動化は便利なツールですが、私たちのクリエイティブプロセスを置き換えるのではなく、サポートする立場として認識する必要があります。

簡単に言えば、自動化をクリエイティブに効果的に利用するには、自動化の利点を活用することと、クリエイティブや文化に対する理解適切なバランスを維持することが重要です。

"縦型ショート動画"広告フォーマットにおいて、クリエイティブを勝たせるポイントは何だと思いますか?

縦型ショート動画広告フォーマットで優れた広告を出すには、最初の2秒間で視聴者の注意を完全に引きつけることが重要です。そのためには、ビジュアルとオーディオの両方の要素を効果的に組み合わせた魅力的なフックを作る必要があります。ユーザーはすぐにコンテンツをスキップしてしまう傾向があるため、直感的にエンゲージメントを持たせることが重要です。

縦型ショート動画 広告は注目を集めるだけでなく、ファネル上部と下部の指標のバランスを取るパフォーマンスを提供します。勝ちクリエイティブは、最もインパクトを促進するクリエイティブやゲーム要素を使用しながら、プラットフォームの利点や言語を利用することで、ファネル上部の指標と下部の指標のバランスを取ります。

ファネル上部の指標だけを見れば、クリエイティブが魅力的かどうかが分かりますが、ファネル下部の指標を見れば、クリエイティブが関連するオーディエンスをどれほど惹きつけているのか測ることができます。

例えばRPGでは、キャラクターのレベルアップが重要な要素であり、プレイヤーを引き込む大きな鍵となります。そのため、アドネットワークでは、クリエイティブの焦点は実際のゲームプレイの紹介が効果的と考えられると思います。一方、ショート動画プラットフォームでは、クリエイターがキャラクターの成長や進化させる楽しみを強調することが重要であり、異なる興奮を引き起こすことができます。視聴者がゲームのハイライトに対する反応を共有することで、広告の効果はより上がります。印象的なキャラクターや魅力的なギアを取り上げることで、継続的に関与するプレイヤーを引き付けるサポートができます。

TikTokではトレンドの移り変わりがとても速いです。最新のトレンドをいち早く察知し、乗り遅れないよにするにはどうすればいいでしょうか?

TikTokの最新トレンドを効果的に把握し、活用するには、プラットフォーム上で積極的に参加することが不可欠です。このアプローチにより、TikTokのトレンドと動向を深く理解し、コミュニティと効果的にコミュニケーションを図ることができます。

同様に重要なのは、一時的なトレンドを見極める能力です。長期的なトレンドを把握することで、ブランドに関連するインサイトやクリエイティブな機会を見出すことができます。

ゲームがより広い文化においてますます影響力を持つようになるにつれ、私たちのプラットフォームを形成するマクロトレンドを実現する重要な原動力として、#GamingOnTikTokコミュニティをフォローすることをおすすめいたします。

TikTokの革新的なゲームブランドは、ファンの共感を呼ぶ、トレンドに沿ったエキサイティングなコンテンツを制作しています。ファンのニーズや文化を理解することが、今日のビジネスの成功に不可欠であることを示しています。
  
Bytro LabsのTikTokキャンペーン成功例をご紹介いたします。このキャンペーンでは、クリエイターにエンゲージメントと最新トレンドを組み合わせたコンテンツを制作を依頼し、ゲームプレイを下部に、クリエイターのリアクションを上部に表示するスプリットスクリーンモードの動画をフィーチャーし、没入型エンゲージメントとUGCというプラットフォームのトレンドに沿ったクリエイティブを展開しました。ドイツを皮切りにグローバルにビジネスを展開する同社は、一貫したグローバルブランドを維持しながら、現地の文化に合わせた広告を発信しています。トレンドや文化的なニュアンスに合わせるこの戦略により、ROAS(広告費用対効果)が大幅に向上しました。

Spark Adsと従来のアプリインストールキャンペーン比較:クリエイティブの観点からどうアプローチすべきでしょうか?

Spark Adsと従来のインフィード広告の両方が連携し、お互いを補完しながら、コアメッセージを効果的に強調する必要があります。どちらの広告キャンペーンタイプも、「TikTokファースト」なコンテンツを提供し、プラットフォーム独自の文化と共感しながら、異なる利点を持っています。

クラシックなスタイルの広告では、視聴者の関心を引きつけるフックや、簡潔でTikTokスタイルのテキスト、魅力的なゲームプレイ映像など、クリエイティブのベストプラクティスを重視することで、迅速に注目を集め、アプリのインストールにつながる興味を喚起します。たとえば、「このゲームで必ず試してほしい3つの機能」を提示し、その後にこれらの機能やゲームプレイを紹介することで、視聴者を視覚的に引き込みます。

Spark Adsは、クリエイターやブランドの信頼性や信憑性を高める広告形態です。クリエイターが自身の実体験を共有することで、個人レベルでつながりを生み出すことが可能です。例えば、あるクリエイターがお気に入りのゲーム機能を紹介し、フォロワーに探検や反応を促すことができます。また、ブランドもSpark Adsをコミュニティとの関わりに活用し、好みの機能に関するフィードバックを求めることで、アプローチを洗練させることができます。これは広告をよりパーソナライズし、エンゲージメントを高める戦略です。

Spark Adsと従来のインフィード広告の両方が、興味を引き付けてアプリインストールを促進することを目指していますが、Spark Adsは感情に訴える要素や個人的な証言、コミュニティとのインタラクションを取り入れることで、戦略をさらに拡張しています。

両方の広告形態を組み合わせることで、キャンペーンは魅力的なコンテンツで注目を集めつつ、信憑性とエンゲージメントを通じて視聴者とのつながりを深め、TikTokでの広告活動全体のインパクトを最大化することができます。



UA テクニカルリード – ソーシャル、Dana Shaviv氏とQ&Aコーナー

クリエイティブチームの構成と、ユーザー獲得チームとどのようにコラボレーションについて教えてください。

デザイナーや戦略プランナーを含むクリエイティブチームは、ユーザー獲得チームと常に協力し、インパクトのあるコンテンツを制作してくれます。コラボレーションは、定期的な情報交換によって推進されています。

UAチームは、クリエイティブの方向性とユーザーの共感を確実に一致させるためのデータやインサイトを収集しています。私たちは継続的にミーティングや調整を行い、データを元に成功したクリエイティブや失敗したクリエイティブについて議論します。

この双方向のやり取りは極めて重要です。UAチームは、クリエイティブチームから業界のトレンドやクリエイティブの方向性に関する最新情報を入手し、クリエイティブチームはUAチームから具体的なキャンペーンの成功や失敗について情報を得ます。両チームにとってこの情報交換は、パフォーマンスのギャップを分析し、改善策をブレストするなど、アイデアの発想プロセスにとって非常に重要です。

このコラボレーションに必要な準備は、既存のクリエイティブの復習、ブレーンストーミングセッションのスケジュール立て、効率的に進めるためのタスクの優先順位付けなどが欠かせません。

AIは多くの価値を提供しますが、クリエイティブプロセスでAIを活用する際に留意すべき「注意点」は何でしょうか?

クリエイティブプロセスにおいて、AIは短縮された制作期間を実現する貴重なツールである一方、クリエイティブの減少や人間らしいタッチの不在などの要素を考慮する必要があります。

AIはコンテンツ制作の効率化に役立つ一方、その過度な使用は均質化をもたらすリスクがあります。人間のクリエイターが持つ独自の声や視点、革新的なアイデアを阻害する可能性があります。

AIによる生産性向上は強力なツールである一方、クリエイティブを犠牲にしてはなりません。人間の直感は依然として重要であり、そのひらめきこそが、オリジナリティを求める消費者の心に真に響くコンテンツを生み出します。

どういった指標をどの程度の細かい粒度で計測し、最適化に努めていますか?

私たちのチームのクリエイティブ最適化に対するアプローチは、データを詳細に分析し、インサイトと機会を明らかにすることから始まります。特定の目標に合わせて様々な指標を分析し、最初はファネル上部のメトリクスに焦点を当て、高いパフォーマンスを発揮するクリエイティブを特定します。これは、望ましいコンバージョン(例:アプリのインストール)を促進するクリエイティブを優先することを意味します。アプリインストールなどのコンバージョンを促進するクリエイティブを優先することで、ファネル全体を通してインプレッション、ビュー、クリック、インストール、プレイレートをトラッキングし、どのクリエイティブがユーザーの注目を集め、行動を起こさせるかを知ることができます。

ユーザーエンゲージメントコンセプトを確立したら、より深いファネルメトリクスの最適化に焦点を移します。目的は、ユーザーによるゲーム機能への興味を高めし、最適なゲーム体験を保証することです。これには、ユーザーエンゲージメントと満足度を測る追加メトリクスを監視することも含まれます。

このプロセスを通じて、収益とリテンションのKPIに焦点を当てます。これにより、私の最適化の取り組みは、長期的な価値を創出し、適切なターゲットオーディエンスを引き付けることを確実にします。

2024年にはどの広告フォーマット(動画、バナー、プレイアブルなど)が有効だと思いますか?

ソーシャルユーザー獲得において、動画は依然として圧倒的な力を持っています。エンゲージメントと動画を先送りにする指をを止める動画は、成果を促進する能力が証明されているため、今後も最前線であり続けるでしょう。

しかし、プラットフォームのダイナミックさや新たなトレンドは常に変化しており、柔軟なアプローチが求められます。機敏に行動し、進化する戦略を持つことが不可欠です。

一歩先を行くには、柔軟性を優先し、新しい広告フォーマットを模索する必要もあると考えています。多様化が鍵であり、さまざまなフォーマットを体験することで、キャンペーンを適応させ、最適化して最大のインパクトを得ることができるのではと思っています。

クリエイティブに関して、他にヒントや戦略があれば教えてください。

私は、強力なクリエイティブは、成功するソーシャルメディアキャンペーンに欠かせないと日々強く思っています。正しいクリエイティブはちゃんと注目を集め、エンゲージメントを促進します。しかし、優れたアイデアには計画が必要です。トレンドやブランドのオリジナリティを考慮し、ソーシャルメディア戦略とコンテンツ制作を整合させることが不可欠です。

このアプローチ/コラボレーションはまた、マーケティングキャンペーンマネージャーとクリエイティブチームの間の共生関係とより多くのコラボレーションを促進します。この双方向のバランスの取れた関係により、ブレーンストーミングやフィードバックが可能になり、最終的にインパクトのあるキャンペーンが実現するのです。
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重要なポイント

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モバイルアプリマーケティングガイド:アプリを成功させる秘訣 https://www.appsflyer.com/ja/resources/guides/app-marketing/ Thu, 11 Apr 2024 06:07:53 +0000 https://www.appsflyer.com/resources//%e3%83%a2%e3%83%90%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%83%89%ef%bc%9a%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa%e3%82%92/ App marketing guide - featured

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App marketing guide - featured

はじめに

Google Playでは350万(英語記事)のアプリが、Apple App Storeでは210万本のアプリが公開されているといわれていますが、その中で、自社のアプリをより多くの人に知ってもらうにはどうすればよいでしょう?モバイルアプリをヒットさせるために、特定の手法はあるのでしょうか?もちろんあります。それはアプリマーケティングと呼ばれるものです。

アプリの使用方法、販売方法、マーケティング方法は、ここ数年で劇的に変化しており、マーケターにとっては、これをフルに生かすまたとないチャンスとなっています。

安価なアプリに無制限にアクセスできた時代はとうの昔に過ぎ去りました。今では、無料アプリがサブスクリプション、マイクロトランザクション、アプリ内購入によって収益化されており、アプリ市場は広告主やデベロッパーにとってもっとも利益を見込める機会の1つとなっています。

もちろん、インストールを促進することがアプリマーケティングの最終的な目標だという考えもあるでしょうが、キャンペーンが成功すれば、アプリのリテンション率、利用率、そして最終的にアプリでの収益が増加するということも心に留めておいてください。 

このガイドでは、アプリマーケティングの基本から、専門家による実践的なヒントやトレンドまで、覚えておくべきポイントをすべて紹介します。次のヒットアプリを生み出すためにぜひお役立てください。

アプリマーケティングガイド - 第1章:アプリマーケティングとは

第1章

アプリマーケティングとは

アプリマーケティングとは、広告、プレースメント、プロモーションを通じてアプリの認知度を高め、新規ユーザーを獲得し、ユーザーを維持する手法です。

モバイルアプリマーケティングとモバイルマーケティングの違い 

モバイルアプリマーケティングモバイルマーケティングを混同してしまうことは、マーケターが陥りがちな間違いの1つです。 

モバイルマーケティングとは、モバイルデバイスを媒体とした広告、プロモーション、マーケティングに関連するあらゆるものを広義に定義したものです。SMSマーケティング、メールマーケティング、通知を使ったマーケティングなどもこれに含まれます。

一方モバイルアプリマーケティングは、特定のアプリのプロモーションを指します。

アプリマーケティングとアプリ広告の違い

アプリ広告は、アプリ内広告、バナー広告、テキスト広告、リッチメディアモバイル広告などのチャネルを活用した有料の手法です。モバイルアプリマーケティングは、ユーザーの獲得、リテンション、コンバージョンを目的としたもので、オーガニックな手法と有料の手法の両方が含まれます。

アプリマーケティングの種類

アプリマーケティングの種類

アプリの名を広める方法は数多くありますが、肝に銘じておきたいのは、スピードよりも方向性が重要だということです。ただ手当たり次第に宣伝すればよいというものではありません。貴重な時間やお金は、もっと有意義に使いましょう。 

皆さんが戦略を構築するうえで参考となるよう、アプリのさまざまなマーケティング方法についてここで簡単に説明します。 

ただし、どのアプリにも独自の目的があり、オーディエンスも異なります。したがって、アプリごとにもっとも理にかなった選択肢を探すようにしてください。

アプリストア最適化

アプリストア最適化(ASO)とは、より多くのダウンロードを促進するためにアプリストアでのプレゼンスを最適化するプロセスのことです。本質的にはSEOと同じ概念ですが、これは、アプリのための最適化です。 

言い換えると、ASOの目的は、アプリストアで自社アプリの閲覧数を増やすこと、関連キーワードで自社アプリが表示されるようにすること、できるだけ多くのインストールを促進することです。 

適切なASOを実施すれば、有料のキャンペーンよりもエンゲージメントの高い新規オーガニックユーザーを継続的に獲得できます。 

ソーシャルメディアでのアプリマーケティング

ソーシャルメディアは、オーガニックおよび有料チャネルの両方でブランド認知を高めることができる強力なツールです。 

そのよい例がポケモンGOです。ポケモンGOのオーガニック投稿では、ロイヤリティの高いプレイヤーのエンゲージメントを維持する目的で、チュートリアル、ビジュアルガイド、シークレットイベントのドロップが配信されています。 

一方、有料広告は、ポケモンGOのマーケティングミックスにおいて別の役割を担っており、新規および復帰プレイヤーに新しいイベントや魅力的な特典を宣伝する手段として使われています。この2つの組み合わせにより、ポケモンGOは2021年だけで8億8,700万ドル(英語記事)以上を稼ぎ出し、最高収益を上げたモバイルゲームの1つとなっています。

インフルエンサーマーケティングとは

ソーシャルメディア上でオーガニックなオーディエンスを増やすことは、日に日に難しくなっています。有料トラフィックの競争は激化しており、無料のオーガニックリーチはすべてのソーシャルメディアチャネルにおいてますます限られてきています。 

こうした理由から、ブランドはインフルエンサーと提携し、影響力のある有名人やネットで話題の人物、業界の専門家にアプリを推薦してもらうことで、ブランドの認知度を高め、コンバージョンを促進しています。 

数字を見れば、インフルエンサーマーケティング戦略を活用することは完全に理にかなっています。調査によると、消費者の61%がインフルエンサーを信頼(英語記事)しているのに対し、ブランドから直接受け取るメッセージを信頼している消費者は38%に過ぎません。インフルエンサーマーケティング業界の評価額は過去最高の164億(英語記事)ドルに達しています。

アプリ内広告とは?

アプリ内広告(IAA)は、モバイルアプリ内での広告配信によってアプリデベロッパーが報酬を得る収益化戦略であり、フリーミアム主流の市場においてアプリデベロッパーの重要な収益源になっています。 

IAAを活用すると、アプリマーケターは、類似するアプリから関連性の高いユーザーに適切なタイミングでリーチすることができます。要するに、カジュアルゲーマーは他のカジュアルゲームをダウンロードする可能性が高いということです。

アプリマーケティングの可視化 – アプリマーケティングファネル

アプリマーケティングのユーザージャーニーファネル

アプリマーケターが新しいオーディエンスにリーチしてコンバージョンにつなげる過程を概念化する場合、2つの方法があります。これらの過程はファネルと呼ばれ、主に2つのタイプに分けられます。

1つ目は従来からある3段階のジャーニーです。潜在的なユーザーが認知段階から始まって、獲得段階に移行し、リテンション段階で終わります。 

このタイプは、アプリマーケティング以外のマーケティング戦略にも広く適用されます。

2つ目のファネルは、アプリマーケティングに特化したユーザージャーニーです。インプレッションから始まり、クリック、アプリストア、ダウンロード、インストールへと進み、アプリ内イベントで終わります。

この2つのファネルは互いに重なり合っていますが、それぞれ固有の異なる特質を備えています。 

  • インプレッションは認知段階に該当 
  • クリック、アプリストア、ダウンロード、インストールはすべて獲得段階に該当
  • アプリ内イベントはリテンション段階に該当

少しわかりにくいかもしれませんが、心配する必要はありません。ここから、それぞれの段階について詳しく見ていきましょう。

アプリマーケティングガイド - 第2章:アプリマーケティングにおける認知
第2章

認知 – アプリの名を広める

まずは、新規の潜在ユーザーをアプリに呼び込む段階、つまりファネルの最上位にある認知段階から始めましょう。 

これは、評判、話題性、一般的な認知度の向上を試みる重要な段階であり、露出度を最大限に高め、名前を広めて、ユーザーが決断を下しやすくすることを目的としています。

一般的に、認知段階は非常に広い範囲で始まります。したがって、何よりもまず、ターゲットオーディエンスを理解することにリソースを割くのが得策といえます。

オーディエンスの友人、セラピスト、専門家、コンサルタントになる

その第一歩は、だれが、いつ、なぜ、どこで、どのようになど、オーディエンス像を詳細に描くことです。まず、自分自身に次のような質問をすることから始めましょう。

  • このアプリはどのような問題を解決するのか?
  • そうした問題に直面しているのはだれか?
  • そのオーディエンスは、どのようなオンラインコンテンツに関心を持っているのか?
  • どの年齢層をターゲットにするのか?
  • どのような競合アプリからインスピレーションを得ることができるのか?
  • このアプリは、娯楽、教育、あるいは贅沢品のうち、どの役割を果たすために作られているのか?

次のステップは、ユーザーの意見を聞いて自身の仮説を疑い、補強することです。 

アンケートを実施する場合は、できるだけパワーユーザーに参加してもらうようにしましょう。核心に迫る質問をして、自分の思い込みを疑ってみます。予算が許せばフォーカスグループも検討してください。

オーガニックなマーケティングチャネルとオウンドメディアで機会を開拓する

これで、オーディエンスがよく使うチャネルを調査に基づいて判断できるようになりました。 

認知段階では、リソースをあまり分散させないと同時に、できるだけ多くのチャネルをテストできるような戦略を考案することが不可欠です。

自社が保有するチャネルでオーガニックマーケティング戦略を構築することは極めて重要です。メールリストを拡充する、TikTokのフォロワー数を増やすといった方法は、いずれも自然に口コミを広める絶好の機会となります。 

そのためのヒントをいくつか紹介しましょう。

  1. 会社プロフィールをランディングページのように扱う。何をする会社であるかを明確にし、プロフィール画像とバナーを更新して、明確なCTAと連絡先情報を追加します。
  2. 競合調査を行う。パフォーマンスの高い競合アプリの投稿を確認し、そのトーン、コピー、スタイル、コンテンツ形式からインスピレーションを得ましょう。たとえば、オウンドメディア戦略の中で好ましくないものや足りないものがインスピレーションとして得られる場合があります。
  3. 「スケールしないこと」を試してみる。ときには、小規模なクリエイターにパーソナライズされたDMを送ってコラボレーションの機会を求めたり、どのようなものが見たいかをオーディエンスに質問したりしてみるのもよいでしょう。

どのようなコンテンツで勝負するにしても、常に新しいフォーマットをテストし、上記で挙げたオーディエンスのペインポイントにもっとも響くコンテンツを作成するようにしてください。 

アプリマーケティングガイド - 第3章:アプリマーケティングにおける獲得
第3章

獲得 – アプリインストールを促進する

オンラインプレゼンスを確立したら、次はさらにステップアップして、より多くのユーザーにアプリをダウンロードしてもらうための戦略を練りましょう。 

獲得段階では、有料チャネルとオーガニックチャンネルの両方を通じてインストールを促進することに重点を置きます。少数の重要な戦略に焦点を絞る場合は、いくつかの方向性をとることができます。それらについて簡単に説明しましょう。

有料広告によるアプリマーケティング

有料広告

効果的な有料広告戦略とは、十分にテストされた戦略です。TikTok、Snapchat、Instagramのどれを使うにしても、メッセージ、クリエイティブ、ターゲティングは時間をかけて調整する必要があります。 

有料広告戦略を成功させるための第一歩は、明確なKPIを特定することです。何をテストし、何を計測すべきか、何を基準に成功を定義すべきかをしっかりと把握することが、広告予算を最大限有効に活用するための鍵となります。

有料広告戦略では、支払い額の高い既存ユーザーと似た特性を持つ類似オーディエンスを作成する場合もあります。また、リマーケティングキャンペーンを検討して、アプリにしばらくアクセスしていないユーザーを対象に特別なプロモーションを実施することもできます。

Thanks for your download!

アプリストア最適化

第1章で説明したとおり、ASOは、トラフィックとインストールを促進するためにアプリストアを最適化するプロセスです。ここでは、もう少し戦術的な話をしましょう。 

アプリストアの最適化を今すぐ始める方法をいくつかご紹介します。

  1. アプリのターゲットオーディエンスの定義を明確にします。オーディエンスのデモグラフィック情報、役割、特徴を特定し、メッセージを絞り込みます。
  2. 競合調査を実施し、自社が属するニッチ分野において競合他社がうまく対応している点とそうでない点を確認します。
  3. オーディエンスの核となる問題とその解決策を表すキーワードを調査します。AppTweakやApp Radarのようなキーワードツールの使用を検討しましょう。
  4. 以下の3つの基準を使ってキーワードを検証します。
  • 関連性 – 自社のオーディエンスにどれだけ特化しているか?
  • 難易度または競合性 – このキーワードによる上位表示の競争率はどの程度か?
  • 検索ボリューム – このキーワードで検索するユーザーは何人程度いるか?
  1. アプリストアの製品ページに自然にキーワードを組み込みます。 

これを実行するための詳細な手順については、ASOガイドをご覧ください。

アプリマーケティングガイド - 第4章:リテンションおよびエンゲージメント戦略

第4章

ロイヤリティの構築 – リテンションおよびエンゲージメント戦略 

昔からよく言われているように、新しい顧客を獲得するよりも既存の顧客を維持する方が安上がりです。アプリ内購入やサブスクリプションによってアプリの利用が後押しされる今日の世界では、ロイヤルユーザーベースを構築することが、効果的な収益化のための絶対的な目標です。 

リテンションと解約に関しては、良いニュースと悪いニュースがあります。まずは悪いニュースから紹介すると、アンインストールされたアプリのうち、50%は「使わないから」という理由で削除されています。一方良いニュースは、少なくとも週に1回アプリにアクセスしているユーザーの90%は、アプリを使い続ける可能性が高いということです。 

では、ユーザーのホーム画面の3ページ目で放置されているロゴを蘇らせるにはどうすればよいでしょうか?ここで、いくつかの戦略を紹介しましょう。

円滑なオンボーディングエクスペリエンスを提供する

第一印象は何よりも重要です。初デートにボサボサの頭で遅刻してきたら、2度目のチャンスはまずありません。同じように、新規ユーザーには円滑なオンボーディングエクスペリエンスを提供する必要があります。

以下はそのためのヒントです。

  1. 簡潔にする。チュートリアルの手順を最小限に抑えます。
  2. 早急に価値を示す。人を感動させる要素(「WOWファクター」)をできるだけ早い段階でアピールすることで、可能な限り迅速にユーザーの注意を引きます。 
  3. ヘルプコンテンツを提供する。チュートリアルビデオやヘルプ記事などのセルフサービスコンテンツがあれば、新規ユーザーがアプリを最大限有効に活用できます。
アプリマーケティングにおけるプッシュ通知

プッシュ通知を適切に活用する

通知がユーザーの負担になることもあります。米国の平均的なスマートフォンユーザーは、1日に46件(英語記事以上もの通知を受信しているといいます。しかし、気の利いた通知なら極めて役に立つ場合もあります。たとえば、次回の宅配注文が50%割引されると通知されれば、断る人はいないはずです。

期間限定セール、ゲーム内の特別イベント、精算のリマインドといったプッシュ通知は、適切なタイミングでユーザーにリエンゲージメントを促すのに非常に効果的です。

では、どれくらいの頻度になると多すぎると見なされるのでしょうか?週に1回受信すると10%のユーザーが通知を無効にし、週に3~6回受信すると40%のユーザーが通知を無効にするといわれています。この数値から判断してみてください。

しかし実際のところ、重要なのは通知の数よりもその目的です。通知を送る場合は目的を意識して、注意深くタイミングを決定しましょう。

有料リエンゲージメントキャンペーン

ときには何らかの事情で、パワーユーザーにアプリの存在を忘れられてしまうこともあります。効果的な有料リエンゲージメント戦略があれば、収益性の高いユーザーを少し後押ししてアプリに呼び戻すことができます。 

アプリの利用を止めたユーザーを1人残らず取り戻そうと試みても、貴重な広告費を無駄にするだけです。代わりに、オーディエンスをセグメント化し、以前にアプリをよく使っていたユーザーのリエンゲージメントを促します。 

たとえば、過去14日間はゲームを立ち上げていないが、以前は有料のマンスリー会員になっていたユーザーについて考えてみましょう。そうしたユーザーは、ゲーム内で特典を提供する「ウェルカムバック」ボーナスの対象とすることができます。 

また、Eコマースアプリの場合には、過去2か月間購入のないユーザーを特定し、次回の注文時に独自の割引を提供することができます。

アプリマーケティングガイド - 第5章:アプリマーケティングの指標

第5章

覚えておくべきアプリマーケティングの必須指標

成功するアプリマーケティング計画は、明確であり、計測が可能です。では、何百もの紛らわしい略語がある中で、どれに注目すべきなのでしょうか?ここでは、もっとも重要な10のアプリ指標を紹介します。

  1. CTR(クリックスルー率):広告を表示してクリックしたユーザーの割合。CTRはバニティメトリクス(虚栄の指標)とみなされる場合もありますが、広告クリエイティブのパフォーマンスを計測するうえで効果的な基準指標の1つです。

数式:クリック回数/広告表示回数

  1. CTI(クリックツーインストール):クリックしてからアプリをインストールしたユーザーの割合。これはインストール前のユーザージャーニーにおけるもっとも強力な2つのタッチポイント間の相関関係を計測するものです。CTIは、関連性、アプリストアのパフォーマンス、読み込み時間を把握するのに役立ちます。

数式:インストール数/広告クリック回数

  1. ROAS(広告費回収率)これは、広告費の収益性を通貨単位で計測し、キャンペーンのパフォーマンスを大まかに示すものです。 

また、獲得したユーザーの質を示す有力な指標でもあります。言い換えると、マーケティングに費やされたコストに対し、マーケティングキャンペーンで獲得したユーザーから一定期間内にどれだけの収益が得られたかを表します。

数式:特定のキャンペーンで獲得したユーザーから一定期間内に得られた収益/マーケティング総費用

  1. DAU(1日あたりのアクティブユーザー数)24時間以内にアプリに関わったユニークユーザー数を計測するもので、ゲームなどの毎日アクセスされるアプリによく使われます。 

数式:新規のユニークユーザー+再訪のユニークユーザー

または、30日以内にアプリを利用したユーザー数を示す代替指標として、MAU(1か月あたりのアクティブユーザー数)を使用することもできます。

  1. 離脱率:アプリのアンインストール、プランのダウングレード、サブスクリプションの解約を行ったユーザーの割合。逆に、リテンション率は、購入やプランのアップグレード、サブスクリプションの更新を継続しているユーザーがどの程度いるかを定義するものです。

数式:離脱ユーザー数/総ユーザー数

  1. ARPU(ユーザーあたりの平均収益)アプリ内購入(IAP)、広告インプレッション、広告クリック、サブスクリプション、有料ダウンロードなどから生まれたユーザー1人あたりの平均収益。ARPUは、ユーザーの質を通貨単位で測るのに効果的な指標です。 

数式:あらかじめ設定された期間内における収益額/総ユーザー数

アプリマーケティングの指標

7. PF(購入頻度):ユーザーが購入する頻度。これにより、購入回数がゼロのユーザーとリピート購入が多いユーザーを分けることができます。 

PFはユーザーのロイヤリティを示す有効な指標です。PFの高いユーザーの類似オーディエンスを作成し、リマーケティングキャンペーンから除外することを検討しましょう(すでにエンゲージメントが高いため)。

数式:一定期間の総購入回数/同じ期間のユーザー総数

8. LTV(顧客生涯価値)1人のユーザーが一定期間内に生み出すと予測される収益の合計。既存ユーザーを維持する方が新規ユーザーを見つけるよりも安上がりであるため、LTVを活用することで、収益性の高いユーザーの引き留めに重点を置くことができます。 

また、広告費の枠組みも判断できるため、マーケターは収益性を維持するためにキャンペーンにどれだけの広告費を割くべきかを計算できます。

数式

ステップ1:平均購入金額=(総収益額/購入回数)
ステップ2:平均購入頻度=(購入回数/ユニークユーザー数)
ステップ3:ユーザー価値=平均購入頻度x平均購入金額
ステップ4:LTV=ユーザー価値×平均ユーザー寿命

9. ファネルのコンバージョン率:アプリファネルの各段階で先の段階へと移行したユーザーの割合。これは、まず2つの特定のアプリ内イベントをマッピングし、次にそれらのイベント間のコンバージョンを測ることで計測できます。 

たとえば、インストールから購入に至った割合を計測できます。これによって、ユーザーがファネルのどこで行き詰まっているかを特定できるため、アプリを改善し最適化するためのインサイトが得られます。

数式:(目的のイベントのコンバージョン総数/アプリ内の最初のイベントの総数)x100

アプリマーケティングガイド - 第6章:重要なポイント

重要なポイント

  • アプリマーケティングとは、広告、プレースメント、プロモーションを通じてモバイルアプリの認知度を高め、新規ユーザーを獲得し、ユーザーを維持する手法です。
  • アプリマーケティングのファネルは、認知、獲得、リテンションの3段階に分けられます。
  • アプリマーケティングキャンペーンを成功させるには、必ずオーディエンスを理解することから始めます。可能な限り調査を行い、だれが、いつ、なぜ、どこで、どのようになど、オーディエンス像を詳細に描きます。
  • 成功するアプリマーケティング計画は、シンプルかつ明確であり、計測が可能です。たくさんの指標の中で目的を見失うことがないよう、第5章に挙げたものの中から、アプリのニーズにかなった一部の指標のみに焦点を絞ります。

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ユーザーの獲得とリテンションを強化する21のアプリマーケティング戦略 https://www.appsflyer.com/ja/blog/tips-strategy/app-marketing-strategies/ Thu, 11 Apr 2024 05:51:38 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/%e3%83%a6%e3%83%bc%e3%82%b6%e3%83%bc%e3%81%ae%e7%8d%b2%e5%be%97%e3%81%a8%e3%83%aa%e3%83%86%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%82%92%e5%bc%b7%e5%8c%96%e3%81%99%e3%82%8b21%e3%81%ae%e3%82%a2%e3%83%97/ App marketing strategies - featured

あなたは今、ワクワクしていると思います。  新しい「キャンディークラッシュ」を開発したばかりで、十分な手ごたえを感じています。  Wiredで取り上げられるかもしれませんし、ニューヨークタイムズ紙で会社が紹介されるかもしれません。オプラによる単独インタビューも夢ではありません。うまくすれば、「アングリーバード」にだって負けないですし、Instagramでさえ敵ではありません。 しかし、あなたと、世界制覇したアプリの間には、たった1つの小さな壁があります。  まだ誰も、あなたのアプリを知りません。  心配しないでください。私たちがお手伝いします。アプリの認知度を高め、インストール数を最大化し、ユーザーを維持するために必要なアプリマーケティング戦略をご確認ください。  アプリマーケティング戦略について Google PlayとAppleのApp Storeを合わせると、約600万種類のアプリが公開されています。この競争の激しいアプリ市場でユーザーの注意を引き付けるには、確かな戦略が必要です。  残念ながら、「Field of Dreams」式のアプローチはモバイルアプリ業界では通用しません。アプリを開発しただけでは、ユーザーを獲得できるとは限らないのです。誰にも利用してもらえなければ、そのアプリの開発に費やした時間とお金がすべて無駄になってしまいます。  つまり、アプリをリリースするときは、最適なアプリマーケティング戦略を実施する必要があります。  その前に、1つ明確にしておきましょう。「アプリマーケティング」とは、モバイルデバイス上でアプリケーション(アプリ)を宣伝するためのマーケティング戦略を指します。その戦略は、アプリの認知度を高めて、成功に導くものでなければなりません。適切なアプリマーケティング戦略に時間、お金、労力を投資すれば、そのアプリにふさわしい成功を手にすることができます。  アプリマーケティングは極めて広範な分野であり、選択できるアプローチは無数にあります。ここでは、ユーザーライフサイクルのさまざまなステージ(エンゲージメントループ)に目を向けて戦略を考えてみましょう。 アプリマーケティング担当者の全体的な目標は、「認知」から「リテンション」までの各ステージを通じてユーザーを引き付けることです。以下では、エンゲージメントループの各ステージについて、マーケティングキャンペーンのアイデアと戦術を詳しくご紹介します。  ただし、どのようなマーケティング戦略であれ、その成果を得るには事前の準備が必要です。 すべてのマーケティング戦略で必要となる事前条件 アプリ開発を開始する前に、以下の準備を行いましょう。  これらは非常に重要な条件です。これらを満たしていなければ、マーケティングに成功したとしても、アプリで成功することはできません。  次に、個々のマーケティング戦術やキャンペーンに取り組む前に、アプリ開発者が準備しておきべきマーケティング要素を紹介します。以下の事項を確認してください。 これで、堅固な基盤を築くことができました。次に、エンゲージメントループの3つのステージで使用できるツールと戦術を紹介しましょう。  「認知」ステージ 人気を得るには、まず、ユーザーに注目してもらうことが大切です。アプリについての話題を提供し、ユーザーの関心を引き付けるための重要な戦略を紹介します。  1.ウェブサイトまたはランディングページを作成 ウェブサイトは信頼性の向上に役立つと同時に、ソーシャルメディアへの取り組みをサポートします。また、そのアプリを最大限に活用するためのハウツー記事など、マーケティングやSEOキャンペーンの一環として作成したコンテンツを掲載することもできます。  一部のアプリ(Wordleの競合アプリなど)では、ウェブページはそれほど重要でないかもしれませんが、その他のアプリでは重要な要素です。たとえば、B2BのSaaSアプリではウェブページが欠かせません。  2.イベントの実施 新しいアプリへの注目を集めるにはイベントが役立ちます。Apple式の派手なショーケースを企画するのもよいですし、モバイルアプリのカンファレンスやCoComiconイベントなど、既存のフォーラムに参加する方法もあります。  ヒント:イベントの開催には費用と時間がかかります。投資した価値に見合う成果が得られるよう、イベントの内容を入念に計画してください。  3.ソーシャルメディア 2021年におけるInstagramの月間アクティブユーザー数は世界で12.1億人、Facebookのアクティブユーザー数はその倍の29億人でした。Pinterestでも4,45億人が利用しています。多くのユーザーにアピールするのであれば、ソーシャルメディアを利用しない手はありません。  ただし、ソーシャルメディアマーケティングは、思った以上に多くのリソースを必要とします。すべてのプラットフォームを網羅するのではなく、1つか2つに絞って利用することをお勧めします。  4.コンテンツマーケティングとSEO コンテンツマーケティングとは、理想とするオーディエンスに向けてコンテンツを作成、公開、配信するマーケティングのアプローチです。つまり、本当に有益なコンテンツを提供すれば、ウェブサイトやアプリをユーザーに見つけてもらうことができます。一般的なコンテンツ制作の形態には、ブログ、ポッドキャスト、YouTube動画、eBook、ウェビナーなどがあります。  コンテンツに投資する場合は、検索エンジン最適化(SEO)を慎重に行ってください。作成するコンテンツとその作成方法を入念に検討し、Google、Bing、YouTubeなどの検索エンジンで、ターゲットオーディエンスがあなたのアプリを見つけられるようにしましょう。ウェブサイトのSEOがうまく機能すれば、オーガニック(無料の)トラフィックを継続的に獲得できるようになります。  ヒント:効果的なコンテンツマーケティング戦略は、認知度を高めると同時に、ユーザーの獲得とリテンションも促進します。 5.アプリストア最適化(ASO) 検索は、ユーザーがアプリを見つけるもっとも一般的な方法の1つです。ASOは基本的にSEOと同じですが、2つの特定の検索エンジン(App StoreとGoogle Play)を対象としています。アプリを見つけてもらうには、ユーザーがあなたのアプリを探すときに使用すると思われる、関連性の高いキーワードを選択する必要があります。  アプリストア最適化について知っておくべきことはたくさんあります。AppsFlyerの詳細なASOガイドでヒントやコツをご確認ください。  6.ゲスト投稿 ゲスト投稿は、上記のコンテンツマーケティング戦略に少しひねりを加えたものです。コンテンツを記述または制作して、他のウェブサイト(通常は、より人気のあるウェブサイト)に掲載を依頼します。  この戦略は両者にメリットをもたらします。依頼先は、質の高いコンテンツを無料で自分のサイトに掲載できますし、あなたはより多くのユーザーにアピールできます。さらに、SEO対策に有効なバックリンク(他のサイトからあなたのサイトへのリンク)を利用することもできます。  ヒント:多くのウェブサイトは他者のマーケティングコンテンツを公開することに前向きでないため、バックリンクの獲得は難しいかもしれません。質の高いコンテンツを作成し、まずは既存のネットワークに働きかけてみてください。この作業をPR会社に依頼する方法もあります。  7.インフルエンサーへの働きかけ インフルエンサーへの働きかけは、ソーシャルメディアやコンテンツ戦略で高い効果を期待できます。実際、ゲーム業界などでは非常に重要な手法です。  ソーシャルメディアに関して言えば、インフルエンサーは、より多くのフォロワーと露出の獲得に役立ちます。コンテンツ戦略を立てている場合は、インフルエンサーがあなたのコンテンツを投稿し、貴重なバックリンクを獲得する手助けをしてくれます。  ただし、インフルエンサーの選択は慎重に。あなたの業界に関連する、信頼性の高いコンテンツを配信しているインフルエンサーを探してください。オーディエンスの数も重要ですが、質も大切です。数は少なくても熱心なオーディエンスを持つマイクロインフルエンサーが、非常に大きな成果をもたらすこともあります。  8.有料広告 有料広告は、どのようなアプリにとっても堅実な戦略です。有料広告のメリットは、比較的安定したトラフィックを獲得できることです。一方、料金がかかるため、ある程度の予算を確保しなければなりません。また、検索エンジン、ソーシャルメディア、アプリストアなど、広告の掲載場所も柔軟に選択できます。 ヒント:コンバージョンにつながる広告を作成するにはスキルが必要です。事前にベストプラクティスについて調べるか、専門のコピーライターに依頼しましょう。  9.賞への応募 […]

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あなたは今、ワクワクしていると思います。 

新しい「キャンディークラッシュ」を開発したばかりで、十分な手ごたえを感じています。 

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しかし、あなたと、世界制覇したアプリの間には、たった1つの小さな壁があります。 

まだ誰も、あなたのアプリを知りません。 

心配しないでください。私たちがお手伝いします。アプリの認知度を高め、インストール数を最大化し、ユーザーを維持するために必要なアプリマーケティング戦略をご確認ください。 

アプリマーケティング戦略について

Google PlayとAppleのApp Storeを合わせると、約600万種類のアプリが公開されています。この競争の激しいアプリ市場でユーザーの注意を引き付けるには、確かな戦略が必要です。 

残念ながら、「Field of Dreams」式のアプローチはモバイルアプリ業界では通用しません。アプリを開発しただけでは、ユーザーを獲得できるとは限らないのです。誰にも利用してもらえなければ、そのアプリの開発に費やした時間とお金がすべて無駄になってしまいます。 

つまり、アプリをリリースするときは、最適なアプリマーケティング戦略を実施する必要があります。 

その前に、1つ明確にしておきましょう。「アプリマーケティング」とは、モバイルデバイス上でアプリケーション(アプリ)を宣伝するためのマーケティング戦略を指します。その戦略は、アプリの認知度を高めて、成功に導くものでなければなりません。適切なアプリマーケティング戦略に時間、お金、労力を投資すれば、そのアプリにふさわしい成功を手にすることができます。 

アプリマーケティングは極めて広範な分野であり、選択できるアプローチは無数にあります。ここでは、ユーザーライフサイクルのさまざまなステージ(エンゲージメントループ)に目を向けて戦略を考えてみましょう。

  • 認知:このステージでは、あなたのアプリの存在をユーザーに知ってもらいます。ここでのマーケティング目標は、アプリを見つけてもらう機会を作ることです。 
  • ユーザー獲得:このステージでは、アプリをインストールするかどうかをユーザーが決定します。ユーザー獲得を目指すマーケティング戦略の目的は、インストール数とコンバージョンを最大化することです。
  • リテンション:このステージでは、アプリを使用するかどうか(使用を継続するかどうか)をユーザーが決定します。ここでの目標は、継続的なエンゲージメントを確立し、ロイヤルユーザーを獲得することです。 

アプリマーケティング担当者の全体的な目標は、「認知」から「リテンション」までの各ステージを通じてユーザーを引き付けることです。以下では、エンゲージメントループの各ステージについて、マーケティングキャンペーンのアイデアと戦術を詳しくご紹介します。 

ただし、どのようなマーケティング戦略であれ、その成果を得るには事前の準備が必要です。

すべてのマーケティング戦略で必要となる事前条件

アプリ開発を開始する前に、以下の準備を行いましょう。 

  • 市場調査:開発しようとしているアプリに需要(つまりニーズ)があるかどうかを見極めます。ニーズがある場合は、理想とするユーザーが、提示する料金を喜んで支払ってくれるかどうか確認してください。 
  • 競合アプリの分析:次に、競合アプリについて調査します。既存のアプリにはない、あなたのアプリならではの特長は何でしょうか?
  • 魅力的なアプリの開発:マーケティングは魔法ではないので、質の低いユーザー体験を補うことはできません。結局のところ、多くのユーザーが使いたくなるような魅力的なアプリを作成する必要があります。 

これらは非常に重要な条件です。これらを満たしていなければ、マーケティングに成功したとしても、アプリで成功することはできません。 

次に、個々のマーケティング戦術やキャンペーンに取り組む前に、アプリ開発者が準備しておきべきマーケティング要素を紹介します。以下の事項を確認してください。

  • ブランドとボイスを作成する:これが基盤となり、残りのマーケティング活動を特徴づけ、その方向を決定します。 
  • ユーザーペルソナを作成する:アプリバイヤーペルソナを作成することで、理想とするユーザー像を把握し、それらのユーザーに向けて明確なメッセージを発信することができます。
  • 適切な戦略を選択する:開発しているのが若者向けのゲームであれば、マーケティング手段としてTik Tokも考えられます。ただし、B2Bの機能リクエスト追跡ツールの場合、Tik Tokはまったく適していません。アプリのオーディエンスに応じて、チャネルと戦術を選択してください。
  • 綿密にテストする:すぐに完璧なメッセージやプレゼンテーションを作成できるマーケティングチームはほとんどありません。A/Bテストを実行してデータを収集し、何が効果的かを確認することをお勧めします。

これで、堅固な基盤を築くことができました。次に、エンゲージメントループの3つのステージで使用できるツールと戦術を紹介しましょう。 

「認知」ステージ

人気を得るには、まず、ユーザーに注目してもらうことが大切です。アプリについての話題を提供し、ユーザーの関心を引き付けるための重要な戦略を紹介します。 

アプリマーケティング戦略 - 「認知」ステージ:ウェブサイトの作成

1.ウェブサイトまたはランディングページを作成

ウェブサイトは信頼性の向上に役立つと同時に、ソーシャルメディアへの取り組みをサポートします。また、そのアプリを最大限に活用するためのハウツー記事など、マーケティングやSEOキャンペーンの一環として作成したコンテンツを掲載することもできます。 

一部のアプリ(Wordleの競合アプリなど)では、ウェブページはそれほど重要でないかもしれませんが、その他のアプリでは重要な要素です。たとえば、B2BのSaaSアプリではウェブページが欠かせません。 

2.イベントの実施

新しいアプリへの注目を集めるにはイベントが役立ちます。Apple式の派手なショーケースを企画するのもよいですし、モバイルアプリのカンファレンスやCoComiconイベントなど、既存のフォーラムに参加する方法もあります。 

ヒント:イベントの開催には費用と時間がかかります。投資した価値に見合う成果が得られるよう、イベントの内容を入念に計画してください。 

3.ソーシャルメディア

2021年におけるInstagramの月間アクティブユーザー数は世界で12.1億人、Facebookのアクティブユーザー数はその倍の29億人でした。Pinterestでも4,45億人が利用しています。多くのユーザーにアピールするのであれば、ソーシャルメディアを利用しない手はありません。 

ただし、ソーシャルメディアマーケティングは、思った以上に多くのリソースを必要とします。すべてのプラットフォームを網羅するのではなく、1つか2つに絞って利用することをお勧めします。 

4.コンテンツマーケティングとSEO

コンテンツマーケティングとは、理想とするオーディエンスに向けてコンテンツを作成、公開、配信するマーケティングのアプローチです。つまり、本当に有益なコンテンツを提供すれば、ウェブサイトやアプリをユーザーに見つけてもらうことができます。一般的なコンテンツ制作の形態には、ブログ、ポッドキャスト、YouTube動画、eBook、ウェビナーなどがあります。 

コンテンツに投資する場合は、検索エンジン最適化(SEO)を慎重に行ってください。作成するコンテンツとその作成方法を入念に検討し、Google、Bing、YouTubeなどの検索エンジンで、ターゲットオーディエンスがあなたのアプリを見つけられるようにしましょう。ウェブサイトのSEOがうまく機能すれば、オーガニック(無料の)トラフィックを継続的に獲得できるようになります。 

ヒント:効果的なコンテンツマーケティング戦略は、認知度を高めると同時に、ユーザーの獲得とリテンションも促進します。

5.アプリストア最適化(ASO)

検索は、ユーザーがアプリを見つけるもっとも一般的な方法の1つです。ASOは基本的にSEOと同じですが、2つの特定の検索エンジン(App StoreとGoogle Play)を対象としています。アプリを見つけてもらうには、ユーザーがあなたのアプリを探すときに使用すると思われる、関連性の高いキーワードを選択する必要があります。 

アプリストア最適化について知っておくべきことはたくさんあります。AppsFlyerの詳細なASOガイドでヒントやコツをご確認ください。 

6.ゲスト投稿

ゲスト投稿は、上記のコンテンツマーケティング戦略に少しひねりを加えたものです。コンテンツを記述または制作して、他のウェブサイト(通常は、より人気のあるウェブサイト)に掲載を依頼します。 

この戦略は両者にメリットをもたらします。依頼先は、質の高いコンテンツを無料で自分のサイトに掲載できますし、あなたはより多くのユーザーにアピールできます。さらに、SEO対策に有効なバックリンク(他のサイトからあなたのサイトへのリンク)を利用することもできます。 

ヒント:多くのウェブサイトは他者のマーケティングコンテンツを公開することに前向きでないため、バックリンクの獲得は難しいかもしれません。質の高いコンテンツを作成し、まずは既存のネットワークに働きかけてみてください。この作業をPR会社に依頼する方法もあります。 

7.インフルエンサーへの働きかけ

アプリマーケティング戦略 - 「認知」ステージ:インフルエンサーへの働きかけ

インフルエンサーへの働きかけは、ソーシャルメディアやコンテンツ戦略で高い効果を期待できます。実際、ゲーム業界などでは非常に重要な手法です。 

ソーシャルメディアに関して言えば、インフルエンサーは、より多くのフォロワーと露出の獲得に役立ちます。コンテンツ戦略を立てている場合は、インフルエンサーがあなたのコンテンツを投稿し、貴重なバックリンクを獲得する手助けをしてくれます。 

ただし、インフルエンサーの選択は慎重に。あなたの業界に関連する、信頼性の高いコンテンツを配信しているインフルエンサーを探してください。オーディエンスの数も重要ですが、質も大切です。数は少なくても熱心なオーディエンスを持つマイクロインフルエンサーが、非常に大きな成果をもたらすこともあります。 

8.有料広告

有料広告は、どのようなアプリにとっても堅実な戦略です。有料広告のメリットは、比較的安定したトラフィックを獲得できることです。一方、料金がかかるため、ある程度の予算を確保しなければなりません。また、検索エンジン、ソーシャルメディア、アプリストアなど、広告の掲載場所も柔軟に選択できます。

ヒント:コンバージョンにつながる広告を作成するにはスキルが必要です。事前にベストプラクティスについて調べるか、専門のコピーライターに依頼しましょう。 

9.賞への応募

いくつかの公開プラットフォームや団体が、デザイン性が高い急成長している(英語記事)革新的(英語記事)など、さまざまな基準でアプリを表彰しています。これらの賞を受賞すると、アプリの露出が格段に増えます(「~賞を受賞」とアピールすることで、アプリの信頼性が高まります)。 

アプリに関連する賞をGoogleで検索し、さっそく応募してみましょう。応募しなければ、何も始まりません。多くの企業は賞に応募しないので、受賞の確率は思っているより高いかもしれません。 

10.アプリストアのエディターにアピール

App StoreとGoogle Playはどちらも、新しいアプリ、革新的なアプリ、あるいは便利なアプリを重視しています。エディターに選ばれ、フィーチャーしてもらうには、自分のアプリとその便利さをアピールする必要があります。 

アプリストアのエディターは、ユニークで利用しやすく、魅力的なユーザー体験を提供し、かつ優れたインターフェイスを備えているアプリを探しています。アピールする方法は簡単です。App StoreまたはGoogle Playに直接お問い合わせください。 

ガイド

モバイルアプリマーケティングガイド:アプリを成功させる秘訣

詳しくはこちら

「ユーザー獲得」ステージ

現在、ユーザーは、あなたのアプリがどのようなものか理解し、使用するかどうか検討しています。コンバージョンを獲得するには、さらにここで [インストール] ボタンを押してもらう必要があります。ここでは、もっとも効果的な戦略を紹介します。 

1.訴求力のある説明文を書く

アプリマーケティング戦略 - 「ユーザー獲得」ステージ:アプリの説明

アプリの説明は、もっとも重要なコンテンツの1つです。効果的な説明文にするため、アプリの特長だけでなく、ユーザーのメリットも明確に伝えましょう。説明文の説得力が増し、コンバージョンにつながります。 

もっとも望ましいのは、アプリの価値を力強く伝えつつ、明確でわかりやすい説明文です。 

ヒント:ASOではアプリの説明文も重要です。必要なキーワードを取り入れましょう(ただし、盛り込みすぎに注意してください)。

2.無料トライアル

アプリを試さずに料金を支払う時代はとっくに終わりました。事実、ほとんどのユーザーは、ソフトウェアを少し試してから、料金を支払うかどうか決めたいと考えています。 

アプリの無料トライアルは欠かせません。無料トライアルは、ユーザー情報の貴重な情報源でもあります。これらの情報を通じて、あなたのアプリでユーザーが何をしようとしているのか、そこに到達するまで、どのような障壁に直面しているのかを把握できます。 

ヒント:無料トライアルを利用したユーザーを有料ユーザーに変えるには、オンボーディングが重要です。アプリの価値がはっきりとわかり、ユーザーが「なるほど!」と納得する瞬間が得られるようにしましょう。また、最初にクレジットカードの提示を求めるのは避けましょう。多くのユーザーは、アプリを試すのをやめてしまいます。

3.メールマーケティング

メールはもっとも効果的なマーケティング手法の1つです。メールを利用すれば、マーケティングメッセージをユーザーの受信トレイに直接届けることができます。特に、ユーザーを育成し、アプリの有用性を実証する際に効果を発揮します。 

メールマーケティングの課題は配信先リストの作成ですが、ここでコンテンツマーケティング戦略が役立ちます。たとえば、アプリに関連する便利なeBookを作成し、メールアドレスと引き換えにユーザーに無料で提供すれば、メールリストを作成することができます。 

4.バイラルループを形成する

バイラルループとは、ユーザーが友人と共有したくなるような仕組みを利用する手法です。その友人がさらにほかの友人と共有することで、情報が広まっていきます。たとえば、ユーザーの友人がアプリをインストールしたとき、そのユーザーに金銭的な報酬や割引を提供します。うまくいけば、アプリをインストールしてくれるユーザーが雪だるま式に増えていきます。 

ヒント:アプリに関連する報酬を提供しましょう。たとえば、写真を保存するアプリであれば、ユーザーが友人とアプリを共有したとき、報酬として、そのユーザーに追加の写真保存容量を提供します。 

5.ソーシャルプルーフを活用する

ソーシャルプルーフは他のユーザーから得られ、アプリの品質の証となります。オンラインレビューと同様、ソーシャルプルーフの1つに「ユーザーの声」があります。潜在ユーザーは、他の人の感想を読んだうえで、そのアプリを選ぶかどうか評価します。「他の人が気に入っているのであれば、良いものに違いない」というわけです。 

専門家のレビューを掲載したり、メーリングリストの登録ユーザー数を表記したり、アプリを利用している企業のロゴを掲載したりと、ソーシャルプルーフを利用する方法は多数あります。前述のインフルエンサー戦略も、一種のソーシャルプルーフと言えます。

ヒント:さまざまなソーシャルプルーフを利用することが大切です。サイトやアプリの説明文に、種類の異なるソーシャルプルーフを取り入れてください。 

6.キャンペーン価格を提示する

誰でもお得情報が大好きです。セールは目新しくはありませんが、効果は抜群です。競争力を高め、より多くのコンバージョンを獲得したいのであれば、割引価格を提示しましょう。 

この戦略をさらに強化するため、高度な分析を利用し、無料トライアル後すぐにコンバージョンに至らなかったユーザーや、行動指標から価格に敏感と思われるユーザーに割引を提供します。 

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「リテンション」ステージ

どのようなアプリマーケティング戦略でも「ユーザー獲得」は必須要素ですが、それだけでは十分とは言えません。リテンション(獲得したユーザーの維持)も重要です。ここでは、マーケティングを活用してユーザーを維持する方法を紹介します。

1.魅力的なオンボーディング戦略を立てる

どのユーザーも、使えないアプリにはお金を払いません。オンボーディングフローでは、アプリの使い方を理解し、アプリから価値を得られるようにユーザーを支援します。 

万能なオンボーディング戦略はありません。どのようなオンボーディングが効果的かはアプリによって異なります。アプリの使い方を紹介する、綿密に作成された一連のウェルカムメールが効果的な場合もあれば、ツールの活用方法を紹介する詳細なブログが必要な場合もあります。あるいは、ゲームインターフェイスの使い方を示す矢印やチェックリストを提示して、プレイヤーをサポートする必要があるかもしれません。 

どのようなオンボーディングフローを作成するにせよ、必ずテストして、適切に機能することを確認してください。トライアル版から有料版へのコンバージョン率が低い場合は、オンボーディング体験を詳しく調査して、その理由を突き止めましょう。 

ヒント:マーケティング担当者がオンボーディングにどの程度関与するかは、企業によって異なります。オンボーディングフローの構築責任者が誰であるかにかかわらず、マーケティング担当者の意見を取り入れてください。

2.ユーザーからのフィードバックと機能リクエストを追跡する

アプリマーケティング戦略 - 「リテンション」ステージ:フィードバック

ユーザーが離脱する最大の理由の1つは、求めている、あるいは必要としている機能がアプリに備わっていないという「機能ギャップ」です。アプリに関するフィードバックや機能リクエストを送信できる方法をユーザーに提供しましょう。さらに、そのフィードバックを収集して、優先順位を付ける堅牢なシステムを開発すれば、もっとも影響力のある機能に開発リソースを投入できます。 

ヒント:アプリ内フィードバックの収集を検討してください。さらに、ユーザー対応チーム(カスタマーサクセス、サポート、セールス、マーケティングなど)と製品チームを連携し、製品マネージャーがユーザーの要望を理解できるようにします。 

3.ループを閉じる

ユーザーからリクエストされた機能を開発するときは、それをユーザーに伝えましょう。AppsFlyerでは、これを「ユーザーフィードバックループのクロージング」と呼んでいます。簡単なことですが、これには大きなメリットがあります。ユーザーの声に耳を傾けるだけでなく、ユーザーからのフィードバックを実際にアプリに反映しているという事実をユーザーに知らせることができます。 

また、現時点では、ユーザーが望むすべての機能がアプリに備わっていなくても、今後さらに改善されることがわかります。ループのクロージングは、ユーザーロイヤリティを強化し、リテンションを向上させる素晴らしい方法です。 

4.離脱リスクを軽減する

多くの場合、ユーザーの離脱は予測可能です。適切なデータを収集すれば、離脱の可能性が高い時期を示す行動データが得られます。このデータをもとに、手遅れになる前に対処することができます。 

たとえば、ユーザーが1週間アプリを使用しないとキャンセルする可能性が高いことがわかっている場合、アプリを6日間使用していないユーザーにプッシュ通知を送信して利用を促します。 

5.サブスクリプションの解約時に特典を提示する

多くの場合、適切なタイミングで介入することで、サブスクリプションの解約を阻止できます。たとえば、解約しようとしているユーザーにその理由を尋ね、サポートに問い合わせる、探している機能が見つかるように手助けするなど、その問題を解決するためのさまざまな方法を提示します。特別な割引や特典、または少し低料金での利用を提示して、継続を促すこともできます。 

ヒント:解約を阻止できない場合でも、解約の理由に関するフィードバックは役に立ちます。アプリやサービスを改善し、今後の解約を減らすための貴重な知見が得られます。 

アプリマーケティング計画が必要な理由

上記の戦略はいずれも効果的ですが、一貫したマーケティング戦略の一部として実施した場合にもっとも効果を発揮します。一般的なマーケティング戦略に関連するすべてのベストプラクティスは、アプリマーケティングにも当てはまります。

  • 目標を設定する:月間または1日のアクティブユーザー数に関して何を達成したいかを考え、それをもとに達成可能な目標を設定します。 
  • 指標を特定する目標を設定したら、成果の評価で使用する主要パフォーマンス指標を特定します。 
  • 戦術を選択する:基盤を整えたら、いくつか戦術を選択して、テストすることができます。 
  • データを収集する:KPIの報告、トレンドの分析、マーケティング戦術の評価に必要なデータインフラストラクチャが構築されていることを確認します。 
  • パーソナライズする:ユーザーデータを使用して、パーソナライズされた、関連性の高いマーケティングメッセージを作成します。 

包括的なマーケティング計画を策定して戦略を慎重に評価し、高い成果が得られる戦略とそうでいない戦略を見極めることで、マーケティング投資のリターンを最大限に高めることができます。 

重要ポイント

  • アプリの成功にはマーケティングが欠かせません。ぜひ利用してください。マーケティングにはリソースが必要なので、予算を確保しておくことが大切です。
  • どのようなマーケティング戦術も、包括的かつ一貫した戦略の一部として実施したときにもっとも効果を発揮します。 
  • どのマーケティング戦術が適しているかは、カスタマージャーニーのステージ(認知、ユーザー獲得、リテンション)によって異なります。 
  • 市場調査、競合分析、魅力的なアプリの開発など、事前に十分な準備を行ってください。
  • オーディエンスを理解する、ブランドボイスを作成する、ユーザーに適した戦術を選択するなど、基盤を整えることでマーケティングメッセージの訴求力を高めます。
  • 必ず戦術をテストし、結果を確認することで、成果が出ていない戦略への投資を中止し、高い成果が得られる戦略により多く投資できるようにします。

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日本におけるアプリマーケティングの現状 2023年版 https://www.appsflyer.com/ja/resources/reports/state-of-app-marketing-2023-jp/ Wed, 29 Nov 2023 05:49:02 +0000 https:////www.appsflyer.com//?post_type=resource&p=387616 日本におけるアプリマーケティングの現状

2022年後半から2023年にかけての一年は、ポストコロナにおけるユーザー行動変容の一年だったと言えます。ゲーム・非ゲームそれぞれのユーザーの傾向から見えてくるアプリマーケティングの現状と今後について、データから見えてくることをまとめました。 2024年のマーケティング戦略にぜひご活用ください。 内容

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日本におけるアプリマーケティングの現状

2022年後半から2023年にかけての一年は、ポストコロナにおけるユーザー行動変容の一年だったと言えます。
ゲーム・非ゲームそれぞれのユーザーの傾向から見えてくるアプリマーケティングの現状と今後について、データから見えてくることをまとめました。

2024年のマーケティング戦略にぜひご活用ください。

内容

  • アプリ業界におけるポストコロナの現状
  • 非ゲーム・ゲームアプリにおける広告支出とプラットフォーム別の傾向
  • プラットフォーム別インストール・アンインストール傾向
  • ユーザーリテンションの現状
  • リマーケティングの現状
  • 非ゲーム・ゲーム別、収益トレンド、購買ユーザーの傾向
  • 不正広告の傾向

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アプリパーソナライゼーションがモバイルアプリマーケティングに不可欠な理由とその正しい方法 https://www.appsflyer.com/ja/blog/mobile-marketing/app-personalization/ Wed, 24 May 2023 07:28:10 +0000 https://www.appsflyer.com/blog/uncategorized/%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%bd%e3%83%8a%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%82%bc%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%81%8c%e3%83%a2%e3%83%90%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa/ App personalization - featured

その昔、モバイルアプリのプロダクトマネージャーは、個々のユーザーが何を求めているかに関わらず、全員に同じ体験を提供することで済ませることができました。  今はもう、そういう時代ではありません。 一般的なアプリの操作に飽きたユーザーは、パーソナライズされたエクスペリエンスを求めています。実際、71%の買い物客が、購入する企業が自分を個人として認識し、その人独自の関心事を知っていることを期待しています。自分の興味のあるコンテンツを見たり、関連する通知を受け取ることを望んでいます。  このような高い需要を背景に、モバイルアプリのパーソナライゼーションがモバイルマーケティングの最重要トレンド(英語)となったのは当然と言えます。でも、具体的にどうすればいいのでしょうか?  このガイドでは、効果的なアプリのパーソナライズについて深く掘り下げていきます。このページでは、パーソナライゼーションがマーケティング戦略上重要な役割を果たす理由と、ユーザーとのつながりを深め、真の成長を実現するためのパーソナライゼーションのヒント(実例付き)をご紹介します。 アプリパーソナライゼーションの説明 アプリのパーソナライゼーションとは、理想のユーザーのニーズや好みに合わせて、モバイルアプリのコンテンツ、デザイン、ユーザーエクスペリエンスをカスタマイズすることです。ユーザーに確かな印象を与え、最終的に顧客維持率や収益を高めることができます。  しかし、適切なユーザーデータがなければ、アプリをパーソナライズすることはできません。  ターゲットオーディエンスの属性、場所、興味に関連する関連情報が必要です。これにより、アプリのコンテンツ、プッシュ通知、レコメンド、特別オファーなどの形で、高度にパーソナライズされたアプリ内体験を提供することができるようになります。 なぜ、パーソナライズされたアプリ体験の提供が重要なのでしょうか? モバイルアプリの領域は飽和状態にあり、Google Play Storeには350万以上のアプリが、Apple App Storeには160万以上のアプリが存在しています。他のアプリマーケットを加えると、合計で約9百万人になります! もしあなたのアプリがどうにかして目立ち、ユーザーに「インストール」を押させることができたとしても、平均的なスマートフォンオーナーは1日にわずか9~10個のアプリを使い、1ヶ月で30個のアプリを使います。このような厳しい競争が、アプリのパーソナライゼーションの必要性を生んでいるのです。 テーラーメイドの体験を提供することで、アプリのユーザー体験(UX)を向上(英語)させ、ユーザーの興味や好みに合わせて(あるいはそれ以上に)対応することができます。そうすることで、アプリを目立たせ、ユーザーがより長い時間をかけて使ってくれるようになります。   ひいては、将来的にアプリに戻ってきて、ロイヤルカスタマーになってくれる可能性が高まります。 アプリパーソナライゼーションとアプリカスタマイズやセグメンテーションの比較 用語は似ているように聞こえるかもしれませんが、アプリのパーソナライゼーションは、アプリのカスタマイズ、またはセグメンテーションとは異なります。その違いを探ってみましょう。 アプリパーソナライゼーションとアプリカスタマイゼーションの比較 アプリのパーソナライゼーションとは、ユーザーから収集したデータに基づいて、顧客体験を調整することです。一方、カスタマイズは、お客さまの好みに応じてお客さま自身が変更できるようにすることです。 つまり、パーソナライズとカスタマイズでは、テーラードエクスペリエンスを作る人が違うのです。 さらに、パーソナライゼーションは、暗黙のうちに、あるいは暗示的に行われます。つまり、企業は顧客の暗黙の了解に基づき、成果物を変更することができるのです。しかし、カスタマイズは明示的なものであり、ユーザーが自分の体験を左右する選択をする際に、自分が何を望んでいるかを明確に表現するものです。  アプリパーソナライゼーションとセグメンテーションの比較 アプリのパーソナライゼーションとアプリのセグメンテーションという(英語)点では、大きな違いはその焦点です。 モバイルアプリのマーケティング担当者は、セグメンテーションを使用して、心理統計、人口統計、場所、行動、テクノロジーの使用状況に基づいて、特定のタイプのオーディエンスを特定します。この情報をもとに、マーケターは、アプリマーケティング(英語)の目標を達成するために、異なるグループ(またはセグメント)に適切なマーケティング資料を提供することができます。  パーソナライゼーションは、各セグメントやグループ内の顧客に焦点を当てた、より顧客中心的なものです。それは、お客様一人ひとりが何を求めているかを理解し、それぞれの意図に基づいたテーラーメイドでユニークな体験を提供することです。 アプリパーソナライゼーションを利用する主なメリットは何でしょうか? アプリのパーソナライゼーションが導入に値する主な理由は、アプリのパフォーマンスと収益の発生を向上させることです。顧客の認知度向上、リテンション向上、エンゲージメント向上(英語)など、目標達成への近道となるものです。  アプリパーソナライゼーションの主なメリットについて、より詳しく見ていきましょう: より良いカスタマーエクスペリエンス お客様としては、一般的な商品や関連性のないオファーが掲載されたありきたりなアプリと、お客様独自の興味や買い物履歴に対応したアプリのどちらを選びたいでしょうか?  選択は間違いないでしょう? モバイルアプリで一流の顧客体験を提供するためには、パーソナライゼーションが重要です。ユーザー一人ひとりの好みや過去の行動に合わせてアプリをカスタマイズすることで、シームレスで楽しい体験を実現し、リピーターになってもらうことができます。 さらに、パーソナライゼーションによって、プロダクトマネージャーはユーザーと同じように考え、アプリがナビゲートしやすく、使いやすいものであることを確認する必要があります。これは、お客様にとってより便利で効率的で楽しい体験につながり、最終的に全体の満足度を高めることになります。 ロイヤルカスタマーの増加 パーソナライゼーションによって、既存ユーザーのブランドロイヤリティを大幅に向上させることができます。 顧客ロイヤルティには、リピート販売にとどまらない多くのメリットがあります。例えば、ロイヤルカスタマーは、友人や家族、さらにはソーシャルメディア上の見知らぬ人にまで、貴社のアプリを推薦する可能性が高くなります。また、彼らは頻繁にあなたのアプリに関与し、肯定的なアプリの評価やレビュー(英語)を残す可能性があります。 これらはすべて、市場での地位を固め、アプリの成長をさらに促進するための収益増につながります。 ユーザーのリテンションを高める  あなたのアプリがターゲットオーディエンスの特定の興味に応えるものであればあるほど、彼らはあなたのアプリを無視したり放棄したりすることなく、何度も足を運んでくれるでしょう。  パーソナライズされた体験の一環として、関連するオファー、有用な推奨事項、魅力的な割引を共有することで、ユーザーに価値を感じてもらうことができます。ユーザーの魅力に基づきアプリを特定し、パーソナライズすることで、飽和状態の市場において、解約率の低下や定着率の向上など、競争優位性を迅速に獲得することができます。 お客様の認知度向上 アプリをパーソナライズするためには、大量の顧客データが必要です。つまり、理想的なユーザーは誰なのか、そのユーザーはアプリのどんなところを楽しんでいるのかを見極めることです。  また、データを収集することで、お客様の最大の悩みや嗜好を知ることができます。考えてみてください。あなたのアプリの中で、ユーザーを惹きつけるものは何でしょうか?改善した方が良い点は?どんな時にアプリを使うのでしょうか?  この詳細な情報を使って、情報に基づいた意思決定を行い、アプリのコンテンツを超パーソナライズすることで、より良い結果を得ることができるのです。例えば、ユーザーが見たいイベントやアップデートに関する関連情報を配信し、アプリのエンゲージメントを向上させることができます。 アプリ内購入 パーソナライズされたコンテンツは、自分のために用意されたものだと感じられるため、ユーザーはより反応しやすいのです。そのため、カスタマイズされたレコメンドや割引、メッセージは、ユーザーが自分の欲求やニーズに合ったアイテムであることがわかり、衝動買いにつながることが多いのです。 例えば、eコマースアプリがあるとします。  購入意欲を高めるために、カートに商品を残したユーザーにパーソナライズされたプッシュ通知を送り、購入を完了するように促すことができます。また、次回以降の購入につなげるために、他のオファーをプッシュすることも可能です。WonderShopの好例をご紹介します: カートに眠っている商品を知らせるだけでなく、セール品であることを知らせることで、ユーザーの迅速な行動への動機付けを図っています。 エンゲージメントとコンバージョンを向上させた  アプリが本物の人間でないことは誰もが知っていますが、ロボットからメッセージを受け取っているように感じたい人はいないでしょう。そのため、顧客はパーソナライズされたサービスを好むようになり、アプリをリピートするようになるのです。  個人的なおすすめやオファーを提供することで、ユーザーに人間的な交流の感覚を与え、アプリとのつながりを深めることができます。その結果、お客さまはアプリを使い続けてくれるでしょう。 […]

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App personalization - featured

その昔、モバイルアプリのプロダクトマネージャーは、個々のユーザーが何を求めているかに関わらず、全員に同じ体験を提供することで済ませることができました。 

今はもう、そういう時代ではありません。

一般的なアプリの操作に飽きたユーザーは、パーソナライズされたエクスペリエンスを求めています。実際、71%の買い物客が、購入する企業が自分を個人として認識し、その人独自の関心事を知っていることを期待しています。自分の興味のあるコンテンツを見たり、関連する通知を受け取ることを望んでいます。 

このような高い需要を背景に、モバイルアプリのパーソナライゼーションがモバイルマーケティングの最重要トレンド(英語)となったのは当然と言えます。でも、具体的にどうすればいいのでしょうか? 

このガイドでは、効果的なアプリのパーソナライズについて深く掘り下げていきます。このページでは、パーソナライゼーションがマーケティング戦略上重要な役割を果たす理由と、ユーザーとのつながりを深め、真の成長を実現するためのパーソナライゼーションのヒント(実例付き)をご紹介します。

アプリパーソナライゼーションの説明

アプリのパーソナライゼーションとは、理想のユーザーのニーズや好みに合わせて、モバイルアプリのコンテンツ、デザイン、ユーザーエクスペリエンスをカスタマイズすることです。ユーザーに確かな印象を与え、最終的に顧客維持率や収益を高めることができます。 

しかし、適切なユーザーデータがなければ、アプリをパーソナライズすることはできません。 

ターゲットオーディエンスの属性、場所、興味に関連する関連情報が必要です。これにより、アプリのコンテンツ、プッシュ通知、レコメンド、特別オファーなどの形で、高度にパーソナライズされたアプリ内体験を提供することができるようになります。

なぜ、パーソナライズされたアプリ体験の提供が重要なのでしょうか?

モバイルアプリの領域は飽和状態にあり、Google Play Storeには350万以上のアプリが、Apple App Storeには160万以上のアプリが存在しています。他のアプリマーケットを加えると、合計で約9百万人になります!

もしあなたのアプリがどうにかして目立ち、ユーザーに「インストール」を押させることができたとしても、平均的なスマートフォンオーナーは1日にわずか9~10個のアプリを使い、1ヶ月で30個のアプリを使います。このような厳しい競争が、アプリのパーソナライゼーションの必要性を生んでいるのです。

テーラーメイドの体験を提供することで、アプリのユーザー体験(UX)を向上(英語)させ、ユーザーの興味や好みに合わせて(あるいはそれ以上に)対応することができます。そうすることで、アプリを目立たせ、ユーザーがより長い時間をかけて使ってくれるようになります。  

ひいては、将来的にアプリに戻ってきて、ロイヤルカスタマーになってくれる可能性が高まります。

アプリパーソナライゼーションとアプリカスタマイズやセグメンテーションの比較

用語は似ているように聞こえるかもしれませんが、アプリのパーソナライゼーションは、アプリのカスタマイズ、またはセグメンテーションとは異なります。その違いを探ってみましょう。

アプリパーソナライゼーションとアプリカスタマイゼーションの比較

アプリのパーソナライゼーションとは、ユーザーから収集したデータに基づいて、顧客体験を調整することです。一方、カスタマイズは、お客さまの好みに応じてお客さま自身が変更できるようにすることです。

つまり、パーソナライズとカスタマイズでは、テーラードエクスペリエンスを作る人が違うのです。

さらに、パーソナライゼーションは、暗黙のうちに、あるいは暗示的に行われます。つまり、企業は顧客の暗黙の了解に基づき、成果物を変更することができるのです。しかし、カスタマイズは明示的なものであり、ユーザーが自分の体験を左右する選択をする際に、自分が何を望んでいるかを明確に表現するものです。 

アプリパーソナライゼーションとセグメンテーションの比較

アプリパーソナライゼーションとセグメンテーションの比較

アプリのパーソナライゼーションとアプリのセグメンテーションという(英語)点では、大きな違いはその焦点です。

モバイルアプリのマーケティング担当者は、セグメンテーションを使用して、心理統計、人口統計、場所、行動、テクノロジーの使用状況に基づいて、特定のタイプのオーディエンスを特定します。この情報をもとに、マーケターは、アプリマーケティング(英語)の目標を達成するために、異なるグループ(またはセグメント)に適切なマーケティング資料を提供することができます。 

パーソナライゼーションは、各セグメントやグループ内の顧客に焦点を当てた、より顧客中心的なものです。それは、お客様一人ひとりが何を求めているかを理解し、それぞれの意図に基づいたテーラーメイドでユニークな体験を提供することです。

アプリパーソナライゼーションを利用する主なメリットは何でしょうか?

アプリのパーソナライゼーションが導入に値する主な理由は、アプリのパフォーマンスと収益の発生を向上させることです。顧客の認知度向上、リテンション向上、エンゲージメント向上(英語)など、目標達成への近道となるものです。 

アプリパーソナライゼーションの主なメリットについて、より詳しく見ていきましょう:

より良いカスタマーエクスペリエンス

お客様としては、一般的な商品や関連性のないオファーが掲載されたありきたりなアプリと、お客様独自の興味や買い物履歴に対応したアプリのどちらを選びたいでしょうか? 

選択は間違いないでしょう?

モバイルアプリで一流の顧客体験を提供するためには、パーソナライゼーションが重要です。ユーザー一人ひとりの好みや過去の行動に合わせてアプリをカスタマイズすることで、シームレスで楽しい体験を実現し、リピーターになってもらうことができます。

さらに、パーソナライゼーションによって、プロダクトマネージャーはユーザーと同じように考え、アプリがナビゲートしやすく、使いやすいものであることを確認する必要があります。これは、お客様にとってより便利で効率的で楽しい体験につながり、最終的に全体の満足度を高めることになります。

ロイヤルカスタマーの増加

パーソナライゼーションによって、既存ユーザーのブランドロイヤリティを大幅に向上させることができます。

顧客ロイヤルティには、リピート販売にとどまらない多くのメリットがあります。例えば、ロイヤルカスタマーは、友人や家族、さらにはソーシャルメディア上の見知らぬ人にまで、貴社のアプリを推薦する可能性が高くなります。また、彼らは頻繁にあなたのアプリに関与し、肯定的なアプリの評価やレビュー(英語)を残す可能性があります。

アプリパーソナライゼーション - 評価・レビュー

これらはすべて、市場での地位を固め、アプリの成長をさらに促進するための収益増につながります。

ユーザーのリテンションを高める 

あなたのアプリがターゲットオーディエンスの特定の興味に応えるものであればあるほど、彼らはあなたのアプリを無視したり放棄したりすることなく、何度も足を運んでくれるでしょう。 

パーソナライズされた体験の一環として、関連するオファー、有用な推奨事項、魅力的な割引を共有することで、ユーザーに価値を感じてもらうことができます。ユーザーの魅力に基づきアプリを特定し、パーソナライズすることで、飽和状態の市場において、解約率の低下や定着率の向上など、競争優位性を迅速に獲得することができます。

お客様の認知度向上

アプリをパーソナライズするためには、大量の顧客データが必要です。つまり、理想的なユーザーは誰なのか、そのユーザーはアプリのどんなところを楽しんでいるのかを見極めることです。 

また、データを収集することで、お客様の最大の悩みや嗜好を知ることができます。考えてみてください。あなたのアプリの中で、ユーザーを惹きつけるものは何でしょうか?改善した方が良い点は?どんな時にアプリを使うのでしょうか? 

この詳細な情報を使って、情報に基づいた意思決定を行い、アプリのコンテンツを超パーソナライズすることで、より良い結果を得ることができるのです。例えば、ユーザーが見たいイベントやアップデートに関する関連情報を配信し、アプリのエンゲージメントを向上させることができます。

アプリ内購入

パーソナライズされたコンテンツは、自分のために用意されたものだと感じられるため、ユーザーはより反応しやすいのです。そのため、カスタマイズされたレコメンドや割引、メッセージは、ユーザーが自分の欲求やニーズに合ったアイテムであることがわかり、衝動買いにつながることが多いのです。

例えば、eコマースアプリがあるとします。 

購入意欲を高めるために、カートに商品を残したユーザーにパーソナライズされたプッシュ通知を送り、購入を完了するように促すことができます。また、次回以降の購入につなげるために、他のオファーをプッシュすることも可能です。WonderShopの好例をご紹介します:

カートに眠っている商品を知らせるだけでなく、セール品であることを知らせることで、ユーザーの迅速な行動への動機付けを図っています。

エンゲージメントとコンバージョンを向上させた 

アプリが本物の人間でないことは誰もが知っていますが、ロボットからメッセージを受け取っているように感じたい人はいないでしょう。そのため、顧客はパーソナライズされたサービスを好むようになり、アプリをリピートするようになるのです。 

個人的なおすすめやオファーを提供することで、ユーザーに人間的な交流の感覚を与え、アプリとのつながりを深めることができます。その結果、お客さまはアプリを使い続けてくれるでしょう。

エンゲージメントの向上は、リードやセールスの増加につながり、収益向上に貢献します。

アプリをパーソナライズする6つの方法 

モバイルアプリのパーソナライゼーションの価値がわかったところで、次はそれを実行する番です。

パーソナライゼーションのベストプラクティスについて説明する前に、必ず覚えておいていただきたいことがあります。それは、ユーザーのプライバシーに配慮し、尊重することです。 

効果的なアプリのパーソナライゼーションは、不気味に思われることなく、ユニークなアプリ体験を提供するための繊細な行為です。例えば、お客様が実店舗の近くに来たときに、プッシュ通知を送るべきではありません。それは押し付けがましく、お客様を不快にさせることになります。 

その代わり、収集するデータとその理由について透明性を保ち、常に同意を求めるようにしましょう。また、法的なトラブルを避けるために、アプリはCCPAやGDPRなどの適用されるプライバシー規制に準拠する必要があります。

ステップ0を説明したところで、モバイルアプリをパーソナライズするための6つの方法を紹介します:

1 – 必要なデータを知り、理解する

アプリのパーソナライゼーションの最初のステップは、情報に基づいたUXの決定を行うためのデータを収集することです。 

理想は、ユーザーが誰なのか、何を求めているのか、何が好きなのか、何が嫌いなのかを理解することです。これには、以下のデータポイントの収集が含まれます: 

  • 年齢
  • 性別
  • ロケーション別
  • プロフェッショナル
  • 興味
  • アプリを利用するとき
  • どのデバイスでアプリを使用しているか
  • ユーザープリファレンス
  • 好きなもの、嫌いなもの
  • アプリの活動
  • 購入履歴

必要なデータを収集したら、慎重に分析し、浮かび上がるパターンを特定します。また、パーソナライゼーションプロセスを簡素化するために、ユーザーを類似のグループにセグメンテーションすることも検討できます。

そして、顧客体験をパーソナライズするために使用するデータを決定します。例えば、買い物客に限定特典をプッシュしたい場合、ユーザーの購入履歴に関する情報をより多く収集したいと思うはずです。

2 – プッシュアプリの通知をパーソナライズする

プッシュ通知は、ユーザーのリエンゲージメントに最適ですが、その頻度が高すぎたり、押し付けがましかったりすると、ユーザーがアプリを放棄する理由の第1位にもなっています。 

パーソナライゼーションは、プッシュ通知を煩わしいものから楽しいものに変えてくれるシンプルなソリューションです。適切なタイミングと場所で有益なメッセージを配信することで、プッシュ通知をユーザーを惹きつけ、リピーターになってもらうための価値あるツールに変えることができるのです。

例えば、Spotifyからのプッシュ通知は、タイムリーで興味深く、そして何よりユーザーにとって価値のあるものです。

Spotifyは、お気に入りのアーティストやよく聴く人が曲やアルバムをリリースしたり、近くでライブを開催したりすると、ユーザーにお知らせします。関連性があり、興味深くタイムリーである。 

さらに、プッシュ通知をパーソナライズする方法はいくつかあります。例えば、学習アプリ、フィットネスアプリ、ウェルビーイングアプリのように、価格のアラートや再入荷をユーザーに知らせたり、ユーザーだけのユニークな特典を提供したり、日々の進捗を通知したりするために使用することができます。簡潔で関連性があり、頻度が高すぎなければ、正しい方向に進んでいます。 

アプリ内でユーザーにメッセージを送る際にも、このアプローチを適用することで、すべてのインタラクションが価値とエンゲージメントをもたらすようにすることができます。

3 – オーディエンスセグメンテーションを活用する

オーディエンスセグメンテーション(英語)では、アプリのユーザーをデバイス、場所、スペース、アプリ内での滞在時間、購入回数などの特定の属性でグループ化し、セグメントごとにパーソナライズされたキャンペーンを作成することが可能です。 

Instagramは、行動セグメンテーションを利用して、ユーザーの関わり方を分析し、ユーザーの興味に関連したコンテンツをレコメンドしています。 

例えば、ユーザーがメイクアップを取り上げた投稿に頻繁に「いいね!」やコメントをする場合、Instagramのアルゴリズムは、そのユーザーにメイクアップチュートリアルやメイクアップアーティストのコンテンツをより多く表示します。 

また、Instagramは位置情報に基づくセグメンテーションを活用し、地理的な場所に関連したコンテンツをユーザーに表示します。つまり、ロサンゼルスのユーザーと、東京やテルアビブのユーザーとでは、見えるコンテンツが違うということです。これにより、ユーザー側に親しみやすさが生まれ、エンゲージメントの向上につながります。

4 「おすすめをカスタマイズする

オーダーメイドの推奨が有効な理由のひとつは、お客様を理解していることを示すことで、お客様が大切にされていると感じられることです。  そして、リテンション、エンゲージメント、マネタイズの向上につながるのです。 

あるユーザーのデータを使って、同じような人が好むものを予測する協調フィルタリングという手法で、スマートなレコメンデーションを送ることができます。協調フィルタリングを活用したビジネスの一例として、「あなたが見たから…」という機能を持つNetflixがあります:

Netflixの協調フィルタリングアルゴリズムは、ユーザーとアイテムの間のパターンや類似性を探します。例えば、「ブラック・ミラー」を見たユーザーの多くが「ストレンジャー・シングス」も見ていた場合、アルゴリズムは「ブラック・ミラー」を見たユーザーに「ストレンジャー・シングス」を提案し、その逆もまた然りとなります。

また、ユーザーの行動や履歴をもとに、その人に合ったおすすめ商品を紹介する「コンテンツベースフィルタリング」という手法も試してみましょう。

協調フィルタリングとコンテンツベースフィルタリングは、ユーザーが好むような正確で適切なレコメンデーションを送信する簡単な方法です。 

5 – 割引や特典を送る

特別なオファーや割引を受けることは、ユーザーにとってアドレナリンを放出するようなもので、夢中になって何度も足を運んでくれる。しかし、このようなお得な情報をどのようにパーソナライズすればいいのでしょうか。 

その答えは、特定のユーザーに合わせたオファーを提供することです。例えば、スターバックスのアプリは、すでに持っている顧客情報を使って、特別なオファーやクーポン、割引を作り出しています。キャラメル系の商品を定期的に注文しているユーザーには、アプリからキャラメルを使ったドリンクやデザートの案内を送ります。 

もう一つの効果的な戦術は、特別オファーをユーザーの興味に直接合わせて文脈化することです。考え方:”おい(ユーザー名)、プロモコードXXXXを使って、お気に入りのレストランで15%オフを楽しもう “といった通知を送る。

6 – A/Bテストと最適化

アプリのパーソナライゼーションは、完璧に仕上げるには時間がかかるものです。 

モバイルA/Bテスト(英語)を活用して、さまざまなメッセージやコンテンツを試し、どのバージョンがユーザーに最も響くかを見極めましょう。例えば、どのプッシュ通知がクリック率やエンゲージメントが高いか、あるいはどの時間帯にユーザーが反応しやすいかをテストすることができます。 

試行錯誤の他に、ユーザーという直接の情報源にアプローチすることができます。ユーザーの声に耳を傾けることで、ユーザーの好き嫌いに関する貴重な洞察を得ることができ、パーソナライズ戦略に反映させ、アプリの改良につなげることができます。

重要なポイント

  • モバイルのお客様は、関連するコンテンツや通知など、パーソナライズされた体験を期待しています。アプリのパーソナライゼーションは、デモグラフィック、ロケーション、興味などの関連するユーザーデータを使用することで、これらすべてを提供することができます。
  • アプリのパーソナライゼーションによって、顧客体験の向上、顧客ロイヤリティの向上、ユーザーリテンションの向上が可能になります。
  • アプリのパーソナライズでは、ユーザーデータに基づいてプロダクトマネージャーによって変更が加えられます。アプリのカスタマイズは、ユーザー自身が体験に変更を加えることができます。パーソナライゼーションは、より広い顧客タイプに焦点を当てるセグメンテーションよりも、より顧客中心的なものです。
  • アプリをパーソナライズする際、プロダクトマネージャーやマーケターは、データ収集について透明性を保つことで、ユーザーのプライバシーを尊重する必要があります。GDPRやCCPAなどのプライバシー規制に対応するためにも、ユーザーの同意取得は必要です。
  • プッシュ通知、おすすめ商品、割引、特別オファーなどをパーソナライズすることは、ユーザーを惹きつけ、満足度と定着度を高める最も効果的な方法のひとつです。
  • A/Bテストを実施し、ユーザーからのフィードバックを収集することで、アプリのパーソナライゼーション戦略を微調整し、情報提供することができます。

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ChatGPTを活用したアプリマーケティング【50以上のプロンプト例】 https://www.appsflyer.com/ja/resources/guides/chatgpt-app-marketing/ Thu, 18 May 2023 08:24:31 +0000 https://www.appsflyer.com/resources//chatgpt%e3%82%92%e6%b4%bb%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%9f%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%80%9050%e4%bb%a5%e4%b8%8a%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%ad/ ChatGPT and app marketing guide - featured

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ChatGPT and app marketing guide - featured
はじめに

マーケターとしての仕事のひとつは、好奇心を持つことです。そして、関連性を保つこと。

それは、新しい技術を探求し、それが私たちにどのような影響を与えるかを理解し、日々の生活の中で活用することです。

ChatGPTは(あなたが好むと好まざるとにかかわらず)、私たちのマーケティングの方法を変えるでしょう。最初はゆっくりですが、可能性は無限大で、学習とイノベーションのペースはすでに爆発的です。

この技術は、あなたとあなたのチームの時間を何千時間も節約する可能性を秘めています。しかし、何にどう使うかは知っておく必要があります。戦略的思考やクリエイティビティに代わるものではありませんが、アイデアや創造のプロセスを加速させ、さまざまな角度やインサイトを提供するのに役立つと思います。


AI搭載の技術は誇大広告ではなく、この先もずっと続くものです。Chat GPTの始め方をまだ知らないなら、今がその時です。 

ChatGPTを活用してアプリを広めるための様々な方法をご覧ください(さらに、お手軽に初めていただくため大量のプロンプト例も用意しました)。

ChatGPT & app marketing - Chapter 1 - 市場調査
第1章

市場調査と競合分析の実施

アプリのマーケティングに資金を投じる前に、市場調査を行い、市場の状況を明確に把握するのがよいでしょう。このインサイトは、マーケティング戦略の方向性を示し、ブランドメッセージを明確にし、ユーザー獲得のために注力すべき主要チャネルを特定します。 

ここでは、ChatGPTを研究プロセスをスピードアップするための友好的な仲間として使い始めるための実用的な方法をいくつか紹介します。

市場の基本的なインサイトを把握し、予測を立てる

ChatGPTは、ニッチを俯瞰するためのインサイトやトレンドの生成に貢献することができます。 

新しい市場を調査する際に、どのような質問をしたらよいかを考えてみましょう:

  • 現在の市場規模や成長率はどうなっているのか?
  • 業界の主要プレイヤーは誰か、その市場シェアは?
  • 業界の主なトレンドや動向は?
  • 市場の主な促進要因と制約要因は何か?
  • 競争環境はどのようなもので、今後どのように変化していくのでしょうか。
  • この市場に参入している企業の成功要因は何か?
  • 業界が抱える大きな課題とは?
  • 市場内で最も有望なセグメントやニッチは何か?
  • 短期的、長期的に市場はどのように推移していくと思われますか?
  • 新規参入企業や既存企業がシェアを拡大するためのチャンスは何か?

どうでしょう?実際にこれらの質問をプロンプトとして入力する場合には下記のようになります。

[ゲームなどのカテゴリー]業界におけるモバイルアプリの観点から、以下の質問に答えてください:

  • 現在の市場規模や成長率はどうなっているのか?
  • この市場に参入している企業の成功要因は何か?
  • 短期的、長期的に市場はどのように推移していくと思われますか?

ゲームアプリの市場を調査したところ、有名企業がひしめく競争の激しい市場であることから予想されたことと、ゲームがメンタルヘルスに与える影響に関する懸念など、予想外のことが返ってきました。 

期待した結果が得られなかった、あるいは、十分な内容が得られていないと感じているのでしょうか。ただ、ChatGPTは常に学び続けています。だから、いろいろなプロンプトを試して、できるだけ具体的に書いてください。 

ここでは、アプリの市場環境をより深く理解するためのプロンプトの追加アイデアを紹介します:

私は [アプリのカテゴリ]のアプリを開発しています。主要なトレンド、ドライバー、課題、機会を強調した[業界]の市場調査報告書を作成してください。可能な限りソースを提供してください。 

私は [アプリのカテゴリ]のアプリを開発しています。最近の調査に基づき、最大の脅威と機会を強調する市場予測を作成してください。各ポイントについて、裏付けとなるデータで展開してください。

[業界]および/または[市場]の競争状況の概要を作成し、差別化のための機会を特定してください。

[業界]および/または[市場]の競争状況の概要を作成し、差別化のための機会を特定してください。

では、より具体的な例を挙げてみましょう。

例えば、ヨーロッパで新しいハイパーカジュアルゲームアプリを開発していて、市場の可能性を理解したいとします。以下のプロンプトが参考になると思います:

[地域/国]の[カテゴリー]市場で、[ゲームの種類]のゲームをプレイするために最も人気のあるプラットフォームやデバイスは何でしょうか? またそれが当社のゲームの開発や流通にどのように影響するのでしょうか?

[地域/国]の[カテゴリー]市場において、[ゲームの種類]ゲームを成功させるための重要な特徴や要素は何でしょうか?

[地域/国]の[カテゴリー]市場で、他のゲームで使われているゲーム内の機能や仕組みで最も人気のあるものは何でしょうか?また、それらを使ってどのようにゲームを改善できるのでしょうか?

[ゲームの種類]のゲームについて、[地域や国]の[カテゴリー]市場におけるプレイヤーの主要な属性は何か、また、当社のゲームでこれらの属性をターゲットにしてアピールするにはどうしたらよいのでしょうか?

[地域/国]の[カテゴリー]市場における [ゲームの種類] ゲームの主要な競合他社は誰か、また当社のゲームは機能、ゲームプレイ、マネタイズの点でどのように比較されるのでしょうか?

このプロンプトを試してみました:米国のハイパーカジュアルゲームアプリ市場で、他のゲームで使われているゲーム内機能やメカニックで最も人気のあるものは何か、また、それらを使ってどのようにゲームを改善できるか?という質問に対して、次のような回答を得ました: 

ChatGPTのゲーム内機能

競合他社を分析する

市場調査の重要な要素に、競合状況の把握がありますが、ChatGPTを活用することで、特定の市場や業界について、競合状況を把握することができます。

競合他社の調査については、CrunchbaseのようなアグリゲーターやTrustRadiusのようなレビューサイトから情報をまとめ、その内容をチャットに入力し、要約を返してもらうというのが一つのアイデアとして思いつきます。 

そして、そのデータをテーブルに変換し、資金、時価総額、言及されたトップワードなど、さまざまな次元で整理するようChatGPTに要求することもできます。 

さらにアングルを増やすには、以下のようなプロンプトを試すとよいでしょう:

[業界]について、[競合1]、[競合2]、[競合3]を比較対照する競合分析レポートを作成してください

[業界]市場における最も重要なプレイヤーを特定し、そのビジネスモデル、製品・サービス、市場でのポジショニングをマトリックス形式で分析してください。

[競合アプリ名]の、[ニッチ]カテゴリの他のアプリとは異なる最大の特徴は何ですか?

[ニッチ]カテゴリーのアプリで最も多いユーザー層は何か、[競合アプリ名]はどのようにこれらの層をターゲットにしてアピールしているのでしょうか?

[ニッチ]カテゴリーのアプリで最も人気のある価格モデルは何か、また[競合アプリ名]は価格とコストパフォーマンスの点でどのように比較しているのでしょうか?

[ニッチ]カテゴリのアプリがユーザーを獲得・維持するために使用する最も一般的なチャネルや戦略は何か、また[競合アプリ名]はどう比較しているのでしょうか?

[競合アプリ名]の主なユーザーの不満は何でしょうか?また、他の[ニッチ]カテゴリのアプリとのどのように比較できますか?

これをもう一度突き詰めて考えてみると、例えばeコマースアプリがあるとします。など、ニッチに当てはまる質問を追加で検討するとよいでしょう:

[ニッチ]カテゴリーのEコマースアプリが顧客を獲得・維持するために最もよく使うチャネルや戦略は何か、また[競合アプリ名] はどのように比較できますか?

[ニッチ]カテゴリーのEコマースアプリが顧客を獲得・維持するために最もよく使うチャネルや戦略は何か、また[競合アプリ名] はどのように比較できますか?

[ニッチ]カテゴリのEコマースアプリが提供する決済・配送オプションで最も一般的なものは何か、[競合アプリ名] はどのようにどのように比較できますか?

[ニッチ] カテゴリのEコマースアプリが提供するカスタマーサービスや返品ポリシーで最も多いものは何か、また[競合アプリ名] はどのようにどのように比較できますか?

上記のプロンプトの1つのバリエーションに挑戦してみました:ドッグフードカテゴリでECアプリが提供する決済・配送オプションのうち、最も多いのは何ですか?

返ってきたのは、こんな感じです:

ChatGPTアプリのマーケティング対応:競合の分析
ChatGPT & アプリマーケティング - 第2章 - アイデアのブレスト
第2章

アプリの新機能のアイデアをブレスト

アプリのユーザーを獲得し、維持するためには、新しく革新的なアプリの機能を構築することが最良の方法です。そして、ロードマップを構築する際の最大のステップの1つが、機能候補の包括的なバックログを持つことです。 

ChatGPTは、それをもとに新しいアプリの機能を考えるお手伝いをします:

  1. 既存調査(例えば、ペルソナ、ペインポイント、競合他社など)
  2. すでに持っている機能(リマインダーやリファーラルなど) 
  3. 目標(オンボーディング中の離脱を減らす、30日目以降のリテンションを上げるなど)

有益な回答を生み出すための3つの重要な要素です:

  • アプリのカテゴリーを特定する
  • ユーザーペルソナを記述する
  • 要約、リスト、表など、特定の方法で出力を求める。

プロンプトの構成は以下の通りです。

まず、アプリのカテゴリーと誰のためのアプリなのかを定義して、ステージを設定します:

特定のユーザーペルソナのために、[アプリのカテゴリー]アプリを構築しています。彼らは[ペルソナを詳しく説明する]です。

そして、どのようなアイデアが必要なのかを明確にする:

  1. ペルソナのニーズとペインポイントに対応する新しいアプリの機能の候補を[x個]リストアップしてください。
  2. 私のアプリを競合他社から引き離す革新的な機能を[x個]リストアップし、ブレインストーミングしてください。
  3. 未開拓の機会を特定し、それに対応するアプリの機能提案を[x個]生成してください。

最後に、答えを読みやすいようにフォーマットを指定してください:

  1. 答えを表として書き出してください。 
  2. 答えを箇条書きにして提示してください。

それをまとめると、次のようなプロンプトになります:

特定のユーザーペルソナ向けにフィットネスアプリを作成しています。彼らは、できるだけ健康であること、健康的な食事をすること、生産性を上げること、そして最新の健康トレンドを把握することに重点を置いています。週に4回、平均2時間ジムに通っているそうです。ロンダ・ラウジー、クリスティアーノ・ロナウド、マイケル・フェルプスのようなインフルエンサーが好きなのです。私のアプリを競合他社に差をつける革新的なアプリ機能のリストを作成してください。答えを表として書き出してください。

プロヒント:得られた回答に基づいて、アプリ機能の推奨事項の1つを選択し、ChatGPTに代替案を出すように促すとよいでしょう。

また、解決しようとする問題の角度から臨むこともできます。

例えば、下記のようなプロンプトを実行しました:私のファイナンスアプリでは、30日目以降にユーザーが減っています。そこで、ファイナンスアプリの新機能で、ユーザーのエンゲージメントやリテンションを高めるためのアイデアをリストアップしてください。

帰ってきた返答を紹介します:

ChatGPTアプリのマーケティング対応:アプリの機能アイデア

なかなかいい線行ってますよね。

ChatGPT & アプリマーケティング - 第3章 - コンテンツ
第3章

コンテンツマーケティングのアイデア出し

AIが生成する、あるいはAIが補強するコンテンツは、今、マーケティングにおけるAIの最もホットな話題であり、最大のユースケースの一つです。

大規模な広告コピーの生成、メールの作成、ソーシャルポストの作成は氷山の一角にすぎません。アプリマーケターは、AIの助けを借りることで、コンテンツの執筆だけでなく、アイデア出し、要約、分析、編集、翻訳…など、数え上げればきりがないほど幅広いタスクが行えます! 

しかし、ここで大きな注意事項があります。「助け」という言葉は、ここでは重要な言葉です。AIは人間の戦略性や創造性を代替することはできないので、コンテンツニーズに対するエンドツーエンドのソリューションとしては使用しないことを強くお勧めします。

それでは、コンテンツマーケティングにおけるChatGPTの著名なユースケースをご紹介します。

新しいアイデアを生み出す(または既存のアイデアから派生させる)。

正しいマーケティングは、「キャンペーンをやりたい」「Facebook用の記事を書きたい」というところから始まるわけではありません。それは、あなたやあなたの顧客が解決しようとしている問題から始まります。 

ギャップを埋めるためのコンテンツアイデアのリストをブレインストーミングするために、プロンプトを工夫することができます。 

まず、舞台をできるだけ細かく設定する:

私は、[ペルソナ]に[アプリのカテゴリー]のアプリをマーケティングしています。[ペルソナの特定のサブセット]のために[あなたのニッチ]に関する[コンテンツタイプ]のコンテンツアイデアを[X個]考案してください。

そして、パラメータも定義します:

  1. 型にはまらない事例をあげてください
  2. アイデア出しの段階でユーモアを取り入れてください
  3. ボリュームが多く、競合が少ないキーワードを活用してください。
  4. 以下のアイデアリストをインスピレーションとして使用してください:[既存のアイデアのリストを貼り付ける]

最後に、返答のフォーマットを指定します:

  • 生成されたトピックごとに、サブトピックのリストを生成してください
  • 表の形式で出力してください
  • コードボックスでリストをCSVとして出力してください
  • 結果を番号付きリストで表示してください

それをまとめると、次のようなプロンプトになります:

私は新米ママ向けのフィットネスアプリのマーケティングを担当しています。新米ママに対するヨガのメリットについてのブログ記事のコンテンツアイデアを3つ考えてください。なお、型にはまらない事例をあげてください。生成されたトピックごとに、サブトピックのリストを出力してください。

以下は、その結果です: 

ChatGPTアプリのマーケティング対応:コンテンツのアイデア

キャンペーンからブログ記事、メールからアプリ内メッセージまで…上記のアイデアを使う方法(フォーマット)は非常に多くあります。限界はありません。

キャンペーンコピーの作成

広告、メール、テキストメッセージ、あるいはブログ記事の作成など、ChatGPTがお手伝いします。 

効果的なコピーとは、人間の体験を語り、説得力のあるストーリーを伝えるものであり、ChatGPTの得意とするところではないことを念頭に置いています。しかし、適切なプロンプトがあれば、重い荷物をほとんど運ぶのを助けてくれます。 

方法は次のとおりです。

まず、コンテンツがどこに置かれ、ユーザーにどのような行動をとってほしいかを説明し、ステージを設定します:

[ペルソナの詳細]であるユーザーを[望むアクション]に導くために、[キーメッセージ]に関する[X][チャネル+フォーマット]のリストを作成してください。

メディアとそのフォーマットは、こんな風にいろいろな組み合わせを試してみてください:

  • Facebookのキャプション
  • メールの件名
  • SMSテキスト

キーメッセージについては、次のようなことを考えてみてはいかがでしょうか:

  • アプリが解決する問題
  • アプリのメリット
  • ユーザーがまだ試していない機能
  • 新機能のリリースや製品のアップデート
  • 特別なプロモーション
  • 競合他社に対する強み 

望ましい行動については、目標を考えてください:

  • アプリへのリエンゲージメント
  • アプリでの購入
  • アプリをインストールする

次に、語り口調や文体について説明します:

  • [語り口調や文体の特徴を説明する]と表現されるブランドボイスを使用してください。
  • [作家、インフルエンサー、アーティスト] のような文体を使ってください。

ガイドラインと制限を含める: 

  • 文字数は[x] 文字とします
  • [あるフレーズ] を使用しないでください
  • 受動態を使用しないでください
  • 強く、説得力のある言葉を使ってください

そして、楽しく、ユニークになるような工夫を加えます:

  • 俳句にしてください
  • 絵文字を使ってください
  • ウィリアム・シェイクスピアであるかのように書いてください
  • 2文目ごとに省略記号を追加してください

それをまとめると、次のようなプロンプトになります:

ショッピングが好きな20歳の女性であるユーザーに、私のアプリで服を購入してもらうために、20%オフキャンペーンに関するFacebookのキャプションリストを10個作成してください。楽しく、奇抜で、スマートな雰囲気の文体を使用してください。キャプションは10文字以内とし、絵文字を使用してください。

正直にお話しすると、私は上記のプロンプトを入力しましたが、その結果にはあまり感動しませんでした。では、私はどうしたかというとChatGPTに「最初の5つをもっと面白くしてください」と再提案しました。そして、返ってきたのがこちらです:

ChatGPTアプリのマーケティング対応:キャンペーンコピー

これを生成したら、他のどこでキャンペーンを展開するか考えて、ChatGPTにチャンネルや広告フォーマットの違いによる修正を促すかもしれません。 

このフレームワークは、コンテンツ制作のさまざまな局面で使用することができます。そのポテンシャルは無限大です。 

コンテンツの編集と最適化

これは、AppsFlyerのマーケティングワークフローにすでに組み込まれているユースケースで、特に、パフォーマンスの高いコンテンツを最適化したり、古いコンテンツをリフレッシュしたりする方法についてのアイデア出しに利用されています。 

アプリマーケターにもとてもよく当てはまります。ChatGPTは、既存の広告コピー、Eメール、SMSキャンペーンなど、プロモーションのために書かれたあらゆるコンテンツをレビューし、さまざまな角度から文言の改善点を提案することができます。

ここでは、いくつかのプロンプトを紹介します:

  1. 私は、次のような投稿を書きました: “[あなたの投稿を貼り付け]” この記事を改善する方法を具体的に挙げてください。
  2. このビデオスクリプトを編集し、トーンが短く、会話になるようにしてください。”[あなたの記事を挿入]”
  3. この段落の長さを短くしてください:”[段落を挿入]”
  4. この見出しをもっとパンチのあるものにしてください:”[見出しを挿入]”
  5. このメールを能動態に言い換えてください:”[メールの内容を挿入]”
  6. 以下のInstagramの広告コピーを、小学5年生の読解力に合わせて書き換えてください: “[広告コピーを挿入]”
  7. 次のFacebook広告のコピーを、よりカジュアルに言い換えてください:”[広告コピーを挿入]”
  8. 以下をJ.R.R.トールキンが書いたかのように書き換えてください: “【内容を挿入】”

新しいA/Bテストのアイデアを出す

新しいA/Bテストを試すために、コピーのバリエーションに頭を悩ませたことはありませんか?そんな時、ChatGPTがあれば、そのプロセスをスピードアップできます。分野、地域、

受賞者をChatGPTに入力し、新しいバージョンを作ってもらい、テストしてもらいます。

プロからのアドバイス:簡単にフォーマットして、さまざまなスタイルや感情がオーディエンスにどのように響くかをテストするのにも最適な方法です。 

実際に見てみましょう:

私が旅行アプリで行ったキャンペーンの当選広告コピーが「様々な場所への直行便が最大299ドル」だったと想像してください。

上記を踏まえてプロンプトを作ると、こんな感じです:以下の広告コピー「様々な場所への直行便が最大299ドル」をあまのじゃくな言い換えで5バージョン作成してください。 

出力されたのは、次のようなものでした:

ChatGPTアプリのマーケティング対応:A/Bテストのアイデア出し
ChatGPT&アプリマーケティング - 第4章 - ASO
第4章

アプリストア最適化(ASO)の効率化

競争が激化するアプリ市場において、ASOは アプリマーケティングミックスの重要な要素です。 

ChatGPTは、より良い説明文を書き、より戦略的な方法でアプリの利点を強調することで、アプリストアでの視認性、到達率、コンバージョン率を改善に役立ちます。 

ターゲットとなるキーワードリストの作成

様々な角度からのアプローチがあります。

  • ChatGPTに、競合となる[Xブランド]を知っているか尋ね、[Xブランド]に関連する上位15キーワードを挙げてもらう。
  • 競合上位10社の長文の詳細を入力し、ChatGPTに各ディスクリプションの最重要単語をリストアップしてもらう。さらに、これらをテーブルに追加し、使用頻度を軸に並び替えます。
  • [アプリのニッチやカテゴリ] に関連するキーワードを短くリストアップすることを試してみてください。
  • アプリストアのレビューをマイニングし、それをチャットに入れ、ChatGPTに実際のユーザーが使用したトップキーワードを抽出するように指示する。

より良いアプリ名やタイトルの書き方

アプリタイトルは、App StoreやGoogle Playストアの商品ページに表示されるアプリの正式名称です。これは、最も重要なASOのランキング要因の1つと考えられています。 

このプロンプトを参考に、最適な名称を考えてみてください:

私は、[ペルソナを記述する]ための[アプリのカテゴリ]アプリを作成しています。ASOに最適化された、30文字以内のユニークなアプリ名を作成する。ブランド名+単一キーワード、ブランド名:キーワードとフレーズ、単語やフレーズを凝縮したもの、まったく新しい単語を作る、などの組み合わせでお使いください。以下のキーワードリスト[貼り付けキーワードリスト]を使用してください。

続いて、サブタイトルを作成します:

[アプリ名]を使って、30文字以下のApp Store字幕を[X個]生成します。

また、ChatGPTに最適化したいキーワード15個とその検索ボリュームをアップロードし、最も関連性の高いキーワードを含む30文字以内のApp Store字幕を5つ推薦してもらうよう再プロンプトしてみてはいかがでしょうか? 

次に、アプリの説明文を作成します:

私は、[アプリ名]という[ペルソナの詳細]ための[アプリカテゴリ]のアプリを作成しています。その主な特徴は、以下の通りです[特徴一覧]。ASOに最適化された、以下のキーワードを利用した4,000文字のアプリ説明文を作成する:[キーワードリストを挿入]説明文には、魅力的な機能、アプリのユニークな点、ユーザーが喜ぶ点、主な利点、どんな問題を解決するのか、などを含める必要があります。

ユーザーレビューの分析・情報抽出

既存のレビューをChatGPTにコピー&ペーストすることで、自社ユーザー(または競合アプリのユーザー)に最も響く機能を把握し、アプリストア掲載の様々な要素に実装することができます。

ChatGPTに、自社や競合他社のアプリのレビューを入力して、アプリのどんな機能が人気なのかを分析し、共通のテーマで分類してもらいます。そして、その特徴をアプリストアの説明文やスクリーンショットなど、さまざまな要素に焼き付けるようにしましょう。

ChatGPT & アプリマーケティング - 第5章 - ユースケース
第5章

その他:ChatGPTを使ったアプリマーケティング

キャンペーン用イメージブリーフの作成

画像のアイデア出しは、アプリマーケティングの中でも手間がかかる部分です。ChatGPTでスピードアップしませんか?

ここで、どのようにアプローチすれば良いか、プロンプトの例を挙げてみましょう:

私は、[メディアソース]で[ゴール]に向けて、[カテゴリー]アプリのマーケティングキャンペーンを実施しています。[望ましいユーザー行動] を実現する画像の[X個]のアイデアをリストアップする。

例えば、Facebookでユーザー獲得キャンペーンを実施している旅行アプリを例にとって考えてみましょう。プロンプトはこのような感じでしょうか:

Facebookで旅行アプリのマーケティングキャンペーンを実施しています。このキャンペーンをクリックさせるような画像のアイデアを5つリストアップしてください。

これをChatGPTに促したところ、次のようなイメージのアイデアが返ってきました:

ChatGPTアプリのマーケティング対応:キャンペーンイメージブリーフ

プロからのアドバイス:ブリーフをさらにレベルアップさせたいなら、Midjourneyにイメージ案を入力してみてはいかがでしょうか?

ニッチな分野で活躍するインフルエンサーを探す

アプリマーケティングでは今、インフルエンサーマーケティングが巨大化し、2023年には成長が見込まれています

M&C Saatchiによると、「インフルエンサーマーケティングは、単に有名人にお金を払って商品について投稿してもらうだけのものではありません。マイクロインフルエンサーやコンテンツクリエイターは、パフォーマンスマーケターが熱心なコミュニティを利用し、彼らの商品のストーリーを伝える手助けをすることができます。」

では、ニッチな分野で適切なインフルエンサーを見つけるには、何から始めればいいのでしょうか。ChatGPTは素晴らしい情報源になり得ます。

プロンプトを試してみました:「ゲームアプリについて語るYouTubeのトップ10インフルエンサーのリストを作成してください」としたところ、以下のリストが返ってきました:

  1. PewDiePie
  2. Ninja
  3. Shroud
  4. MrBeast
  5. Ali-A
  6. Dream
  7. Lachlan
  8. Tfue
  9. Daithi De Nogla
  10. Muselk

そして、ChatGPTに「上記のリストをもとに、これらのインフルエンサーのYouTubeチャンネルやWebサイトへのリンクを追加してください」とお願いしました。このデータを表にして、インフルエンサーにアプリの宣伝について簡単に連絡できるようになりました。 

さらに、これらのインフルエンサーが宣伝するコンテンツやアプリのメリットなどに基づいて、ChatGPTがそれぞれのインフルエンサーに対する依頼メールを作成するよう促すこともできます。

アプリを広めるために関連するオンライン出版物を探す

インフルエンサーと同様に、ウェブサイト(ブログ、新着情報、ニッチメディアの出版物)も、コンテンツマーケティングや有料キャンペーンのトップクラスの場所であることに変わりはありません。また、ディープリンクを使えば、ユーザーが知っているウェブサイトや信頼できるウェブサイトで見た広告から、アプリに直接誘導することも簡単です。 

ニッチに関連するウェブサイトを把握することは、ChatGPTが便利なところです。例で説明しましょう:

私は、アメリカの犬の飼い主のために、毎月1箱のおやつを自宅に直接届けてくれる定期購入のショッピングアプリを提供しています。私のアプリを宣伝するのに関連する、米国にあるウェブサイトを5つ挙げてください。

返ってきた一覧は 

ChatGPTアプリのマーケティング対応:サードパーティメディアソースのアイデア出し

その後、上記と同じように、そのサイトのオーナーに送るための依頼メールを作成し始めます。

お客様の声の分析の効率化

ChatGPTは、実際のユーザーの声をもとに、プロダクトとマーケットのフィット感やアプリのマーケティング戦略を洗練させるのに役立つ素晴らしいアイテムです。ユーザーからのフィードバックで困るのは、すべての引用を検証して共通のテーマを特定するのに膨大な時間がかかることです。そこで、ChatGPTの出番です。

ユーザーの声を集めた大規模なデータセットを入力し、ChatGPTに共通のパターンを特定し、簡潔な主要テーマに分類するよう依頼することができます。

そうすることで、膨大な時間と労力を節約し、より効率的に戦略を指揮することができます。

しかし、現実にはどのように行われているのでしょうか。

アプリストアのあるアプリのレビューを全てコピー&ペーストしてChatGPTに入力しました。そして、AIに、1)重要なテーマを抜き出し、2)引用の50字要約を加えるように促しました。

以下は(略)戻ってきたものです:

ChatGPTアプリのマーケティング対応:お客様の声を分析する

これは、アプリを改善するためにプロダクトチームや開発者に伝えるべき非常に適切なフィードバックであり、メッセージング戦略を練り直し、ユーザーがアプリに対して抱く一般的な反論に対処するための貴重なリソースとなります。 

ChatGPTを活用して勝負!

結論

アプリを広めるためにChatGPTをどう活用するか?

あなたはすでに、市場・競合の概要、製品ロードマップ、コンテンツ戦略を手にすることができました。ここで立ち止まる理由はあるのでしょうか? 

ChatGPTを使ったマーケティングには、無限の可能性があります。 

また、ChatGPTに課題がないわけではありませんが、バランスよくアプローチすれば、人間の活動をすべて置き換えるのではなく、創造プロセスを加速させる強力な追加ツールになり得ます。 

しかし、効果的なプロンプトをデザインする方法がわかったのですから、あとはAIの力を十分に発揮できるかどうかにかかっています。 

あなたの想像力さえあれば可能性は無限大です。

 
 
 
 
 
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様相が一変:iOS 14以降のSKAdNetwork環境でのゲームアプリマーケティングを考える https://www.appsflyer.com/ja/resources/reports/gaming-app-marketing-ios-14/ Tue, 31 May 2022 01:16:14 +0000 https:////www.appsflyer.com//?post_type=resource&p=134584 iOS 14 for gaming - og

内容 iOS 14とSKAdNetworkの登場で、ゲームアプリマーケターは未曾有の課題に直面しています。 プライバシー中心の時代を迎え、キャンペーンの計測やアトリビューション、最適化の方針を考え直さなければいけなくなりました。 ゲームアプリがあらたな現実を乗り越えるにはどうすべきか。ゲームアプリ制作大手のCrazyLabs、Pixel Federation、Product Madnessの専門家3名にインタビューを敢行し、詳しい話をうかがいました。 このガイドではiOS 14環境でゲームアプリが抱える主な課題を取り上げ、これらの制作会社がどう立ち向かっているかをまとめています。 トピックは次のとおりです:

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iOS 14 for gaming - og

内容

iOS 14とSKAdNetworkの登場で、ゲームアプリマーケターは未曾有の課題に直面しています。

プライバシー中心の時代を迎え、キャンペーンの計測やアトリビューション、最適化の方針を考え直さなければいけなくなりました。

ゲームアプリがあらたな現実を乗り越えるにはどうすべきか。ゲームアプリ制作大手のCrazyLabsPixel FederationProduct Madnessの専門家3名にインタビューを敢行し、詳しい話をうかがいました。

このガイドではiOS 14環境でゲームアプリが抱える主な課題を取り上げ、これらの制作会社がどう立ち向かっているかをまとめています。

トピックは次のとおりです:

  • ポップアップとプレポップアップ:オプトイン率上昇に寄与する技術とは
  • コンバージョン値の最適化:ビットの分割方法と得られるインサイト
  • SKANのタイマー:遅延か延長か。LTV(顧客生涯価値)ROAS(広告費用対効果)の予測に役立つ初期イベント
  • その他多数のトピック

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モバイルアプリマーケティングトレンド2022[日本版] https://www.appsflyer.com/ja/resources/reports/mobile-marketing-trends/ Wed, 30 Mar 2022 15:25:08 +0000 https:////www.appsflyer.com//?post_type=resource&p=129131 Marketing trends 2022 JP OG

本レポートは、2022年のモバイルマーケティングに関して、最もホットな重要トレンドを予測するために、国内外の業界トップエキスパートを集め、デジタルマーケティング担当者が知っておくべき最もトレンドなモバイルマーケティングのトピックについてまとめたものです。 また、主に下記の疑問に対し、エキスパートたちがコメントを寄せてくれました。 その他にも、ビジネスに活かすヒントが多数ございます。 レポートには、日本オリジナルのパートも含まれておりますので、ぜひ下記フォームより登録の上、ご覧ください。

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Marketing trends 2022 JP OG

本レポートは、2022年のモバイルマーケティングに関して、最もホットな重要トレンドを予測するために、国内外の業界トップエキスパートを集め、デジタルマーケティング担当者が知っておくべき最もトレンドなモバイルマーケティングのトピックについてまとめたものです。

また、主に下記の疑問に対し、エキスパートたちがコメントを寄せてくれました。

  • ユーザーのプライバシー、キャンペーン予算、リマーケティング、自己報告ネットワークにどのような影響を与えるのか?
  • 1stパーティーのデータ所有に向けた競争において、M&Aはどのような役割を果たすのか?
  • データが限られている現実に直面して、データサイエンスと非SKAN測定は、どの程度、従来の測定と最適化に取って代わるのでしょうか?

その他にも、ビジネスに活かすヒントが多数ございます。

レポートには、日本オリジナルのパートも含まれておりますので、ぜひ下記フォームより登録の上、ご覧ください。

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