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オーディエンス管理ソリューションに欠かせない6つのポイント

執筆者 Danielle Nissan
オーディエンス・ソリューションに必要なもの|AppsFlyer
オーディエンス・ソリューションに必要なもの|AppsFlyer

デジタルマーケターの皆さん、市場には皆さんの問題を解決する便利なオーディエンス管理ソリューションが続々と登場していることはご存知でしょう。しかし、選択肢がここまで多すぎるとその見極めに時間がかかり、逆にうんざりしてしまいます。そこで今回は、お客様から多くの支持を獲得しているAppsFlyerのオーディエンスソリューションの人気の秘密と、その高い効果のワケについて少しご紹介したいと思います。

1. データに対するオーナーシップ

ご存知の通り、ユーザーデータの保護とターゲティング戦略の構築で最も重要となるのはデータのセキュリティです。現在利用しているオーディエンス管理ツールを高度なセキュリティで守られたプラットフォームにまとめて管理し、最高水準のデータプライバシーとデータセキュリティに準拠することは、容易に実現できるものではありません。

ユーザーの行動データの活用が求められる今日のマーケティングには、サードパーティへのデータ露出を必要最小限に抑えられる安全なソリューションが必要です。パートナーネットワークに、機密性を要するユーザーの特性情報を送信するのではなく、必要なデバイスIDだけを送信すれば良い仕組みがあれば、マーケティング業務においてデータの機密性を保持できます。そして、各ブランドは自社のロイヤルユーザーの機密データの安全性を常に確保することができます。

2. パートナーとワンクリックで連携

AppsFlyer Audiencesは非常に多くのパートナーツールとの連携が可能です。新規ネットワークでオーディエンスのテストを行う際に、カスタマイズに毎回苦労する必要はありません。Audiencesの連携機能で、複数のパートナーとオーディエンスの情報を一度で簡単に同期できます。連携のための追加作業は広告主にもパートナーにも発生しません。他のプロバイダーでは各オーディエンスの一覧をエクスポートするオプションのみを提供している場合がありますが、これではデータを各ネットワークに個別にアップロードするという手作業が発生してしまいます。AppsFlyerなら、複数ネットワークへの同期を自動かつシームレスに行えます。

また、AppsFlyerは継続的にパートナーコミュニティの拡大を図っており、その成果として今月のみでJampp、Remerge、AppreciateとAppsFlyer Audiencesとの新規連携を開始しました。

AppsFlyer連携パートナー - ロゴ

「高度な機能を有するAppsFlyer Audiencesを利用して時間のムダを省き、リターゲティング戦略を全面的に最適化できるようになりました。このような洗練されたツールをお客様に提供することができるのも、かねてより培ってきた強力なパートナーシップがあってこそです」– Jampp ビジネスソリューションマネージャー Rafael Lima氏

3. 正確かつ細やかなターゲティング

現在市場に出回っているほとんどのオーディエンスツールは、単純なルールセットに基づいたセグメンテーションソリューションを提供しています。たとえば、「過去30日間に購入を行ったユーザー」といった具合です。

AppsFlyerは、効果的なオーディエンス戦略の鍵はデータの粒度にあると考えています。Audiencesではセグメント化する一般的なイベントタイプだけではなく、カテゴリ、コンテンツタイプ、数量、さらには製品識別子まで、イベントに紐付く細かな属性も選択することができます。

また、ルールセットの構築も単なる 「AND」ロジックだけに限定されていません。AND、OR、INCLUDE、EXCLUDEなど、様々なロジックをルールとして設定できるのもAppsFlyerの魅力です。

それでは、あるeコマースブランドの例を詳しく見てみましょう。このブランドは最近アプリ内購入を行ったユーザーに対するプロモーションの作成を希望しています。この場合、基本的なルールセットに基づく一般的なセグメント「過去30日間に購入を行ったユーザー」を作成する代わりに、Audiencesなら精度の高い購入データと「OR」ロジックを併用することでさらに洗練された、個々人に適した高いセグメントを階層的に設定することができます。
たとえば、「特定の商品を購入(PURCHASE)または(OR)過去90日以内に300ドルを超える高額製品を購入したユーザー(REVENUE)で、かつ(AND)ニューヨーク市に在住(LOCATION)」などが考えられます。

eコマース分野におけるオーディエンスセグメンテーションの例:場所、収益、購入

その他によくあるシナリオは、ブランドが既存のオーディエンスリストを使用して新しいセグメントを作成したいという場合です。たとえば、先ほど作成したオーディエンス(Audience A)を利用し、過去7日間にアプリをアンインストールしたユーザー(Audience B)を除外(EXCLUDE)したオーディエンスを作成するなどです。
AppsFlyerでのオーディエンスセグメンテーションの例(オーディエンスAからBを除く)

精度の高いオーディエンスセグメントがあれば、コンバージョンファネルの様々なポイントで特定のユーザーに対し効果的なマーケティングキャンペーンを仕掛けることができ、不必要だったり重複したコミュニケーションに対して予算が使われることもなくなるので、マーケティング予算の有効活用につながります。

4. データを直感的に可視化

オーディエンスの規模や重複の双方をリアルタイムで見ることができる強力なビジュアライゼーションツールがあれば、オーディエンスに与えうる潜在的な影響をその成長とともに観察できます。これにより、各キャンペーンの公開前にリーチ数を計画することが可能となります。また、ベン図を用いてデータを可視化することも重要です。重複するオーディエンスの相互関係を調べたり、必要に応じてメッセージングを洗練したり、オーディエンスにキャンペーンを行う前に何らかのアクションを起こす場合に役立ちます。

5. インクリメンタリティテスト

どのようなマーケティング施策についても、その 施策により増加した効果(インクリメンタリティ)を分析することは極めて重要です。 AppsFlyerのスプリットオーディエンスツールを利用すれば、オーディエンスセグメントのA/Bテストを行い、検証対象のグループを比較して自社のオーディエンスの行動とリエンゲージメントキャンペーンの真のパフォーマンスをより良く理解することができます。

さらに、スプリットオーディエンス機能を使って、ネットワークをまたいだ複数のサブセグメントにオーディエンスを分割することも可能です。こうしておけば、ユーザーに同じメッセージを何度も送ってしまったり、メッセージの送信で矛盾が出たりという心配もありません。

6. 集中管理

多くの場合、マーケターは既存のオーディエンスセグメントを外部ソースから取得しています。どのソースから得られたオーディエンスでも、AppsFlyerなら簡単に管理できます。AppsFlyer外で作成されたオーディエンスをインポートするだけで、連携パートナーとの同期も簡単になります。たとえば、ある戦略に他のマーケティングキャンペーン(プッシュ通知、アプリ内広告、メールなど)でエンゲージメントを記録したユーザーを含むか含まないか、などという設定も可能で、マーケティングの予算に応じて効果的な運用ができるのも魅力です。

結論

データ量が増え続けるにつれて、オーディエンスをセグメントに分割するための属性も増加するばかりです。もはや、基本的なオーディエンスセグメンテーションツールでは事足りなくなります。マーケターの皆さんは市場に登場する各種ツールの特徴をよく理解し、現在お使いのプロバイダーでは手が届かない機能についても把握しておくことが大切です。

リターゲティング、またリエンゲージメントターゲティングはいずれも高額で面倒な作業であるため、成熟しきっていないソリューションを使う気になれないのは当然のことかもしれません。マーケティングスタックがさらに充実し、複雑性が増すにつれて、マーケティングの世界で賢くプレーするための秘策は、リエンゲージメント業務の管理の難しさをきちんと理解している最良のアトリビューションプロバイダーを慎重に選ぶことです。最初から群を抜いたパフォーマンスが期待できる、また各プロセスで何が問題になるかを把握した上で設計されている「適切な」ツールで身を固めることが大切です。

 
AppsFlyer Audiencesの機能詳細はこちらをクリックするか、担当のCSMまでお問い合わせください。
 

Danielle Nissan

Danielle Nissanは、経験豊富なデジタルマーケターであり、モバイルテクノロジージャンキーです。7年以上広告テクノロジーの分野で働き、テクニカルプロジェクトマネージャーとしてスタートし、後にKenshooのクライアントサクセスディレクターになりました。現在はプロダクトマーケティングマネージャーとして、クライアント、代理店、パートナー、パブリッシャーとのコラボレーションを通じて、戦略的イニシアティブをリードすることに情熱を注いでいます。また、オフィスでのコーヒーの飲み過ぎでも有名です。
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