Googleがディープリンクのサポートを終了する中、AppsFlyerは万全なカスタマージャーニーの実現を提供します
“ではどのようにディープリンクを管理すればいいのでしょうか?”
アプリ開発者、マーケター、プロダクトマネージャー、データ分析(BI)チームは、Googleが最近発表したFirebaseダイナミックリンク(FDL)の廃止を受けて、このような疑問を抱いています。このブログでは、これが実際に何を意味するのか、そしてAppsFlyerでどのように対応できるのかを解説します。
ディープリンクは、アプリ広告主があらゆるチャネル、プラットフォーム、デバイスからモバイルアプリにシームレスな体験を提供するために不可欠です。
アプリ計測およびディープリンクプラットフォームのリーディングカンパニーとして、私たちはFirebaseダイナミックリンクの置き換えのためだけにここにいるわけではありません。現在Firebaseダイナミックリンクを利用されている方も、そうでない方も、お客様のカスタマーエクスペリエンス(CX)戦略を次のレベルに引き上げ、より良いカスタマージャーニーを構築し、ROX (Return On Experience) (英語版)を最大化できるようサポートしたいと考えています。
基本に戻る:Firebaseダイナミックリンクとは何か、この廃止がディープリンク戦略にとって何を意味するのか?
まずは、Googleの発表がみなさんにとって何を意味するのか、そして、ディープリンクと比較した場合のFirebaseダイナミックリンクの仕組みの基本から説明します。
現在Firebaseダイナミックリンクを使用している場合、いつまでに他のソリューションへ移行する必要がありますか?
Googleは、他のディープリンクソリューションに移行するために、発表日から少なくとも12ヶ月の猶予期間を設けると述べており、詳細は2023年第3四半期に発表される予定です。このことから、すべてのFirebaseダイナミックリンクは2024年末までに移行する必要があると考えられます。
ディープリンクとは何か、なぜアプリの成長に重要なのか?
ディープリンクは、ユーザーがリンクをクリックした広告配信アプリを検出し、そこから最適な目的地へ誘導します。より短く、文脈化されたジャーニーを提供することで、ディープリンクは通常のリンクよりも2-5倍ほど高いコンバージョン率をもたらすことができます。
例えば、ディープリンクは、ユーザーがモバイル端末を使用していること、Androidを使用していることを検出し、アプリがインストールされているかどうかに応じて異なる目的地にルーティングすることができます。すでにアプリがインストールされている場合には、アプリ内の特定の画面へ直接送られ(一般的なアプリのウェルカムページはスキップされる)、アプリを所持していない場合は、まずアプリストアにリダイレクトされます(初回インストール後、アプリを起動するとアプリ内の特定画面が直接起動します)。
アプリ成長に欠かせないディープリンク
ディープリンクは、いくつかの理由から、アプリ成長における基礎となります:
- ディープリンクは効果的にユーザーを検出し、プラットフォーム間でルーティングすることで、ユーザーを目的の場所に正確に誘導します。つまり、ユーザー体験が向上し、迷ってしまったり、離脱する可能性が減るということです。
- 消費者は常にプラットフォームやデバイスを行き来しているが、どこにいても同じようにスムーズなジャーニーを期待しています。
- アプリのルーティングは、おそらくディープリンクがサポートする最も複雑なユースケースであり、アプリはユーザーアクティビティの中心です。モバイルは世界中のウェブトラフィックの大半を占め、モバイル端末で費やされている時間の大半はアプリの利用です(米国だけで90%)。また、モバイルアプリのエンゲージメントと収益がWeb上のそれらを大きく上回るケースが多々見られています。
Firebaseダイナミックリンク(FDL)とは何ですか?
Firebaseダイナミックリンクは、Googleのディープリンクソリューションです。ただし、特定の環境でしか動作せず、基本的には ユーザーをWebからアプリへ移行させるように設計されています。他の環境、大規模な施策での利用、高度な計測や挙動ケースは制限があります。
ターゲティングされたウェブやモバイル広告環境以外(例:メール、CTV、オフライン、QRコードなど)でアプリのマーケティングや成長を拡大しようとする場合、あらゆるプラットフォーム、あらゆる特殊ケースでもシームレスにルーティングでき、完全な計測技術を組み込んだユニバーサルリンクソリューションが必要です。そこでAppsFlyerの出番です。
AppsFlyer: Firebase Dynamic Linksに代わる、より包括的で将来性のあるソリューション
AppsFlyerは、プラットフォーム、チャネル、さまざまな使用事例を超えた複雑なディープリンクを簡素化します。統一プラットフォーム内でオウンド、アーンド、有料の各チャネルのリンクの作成、管理、計測を可能にすることで、複数のツールや社内の開発作業を不要にします。
AppsFlyerの利点
AppsFlyerのディープリンクは、基本的なWeb-to-Appのユースケースを強化するだけでなく、ユーザーが他の多くのチャネル間を移動することもサポートします。 Firebaseダイナミックリンクの範囲を超えて、私たちがサポートする一般的なユーザージャーニーの例をいくつかご紹介します:
- Web-to-App:スマートバナーやスマートスクリプトを簡単に導入、カスタマイズして、Webユーザーのアプリへのシームレスな移行をサポートします。
- Email-to-App:Eメールサービスプロバイダ(ESP)のフルサポートで自動リンク短縮の問題を回避し、スムーズで計測可能なジャーニーを実現します。
- QR-to-App:CTV、オフライン、印刷物、ストアのあらゆる環境でQRコードをカスタム化し、バックエンドのリンクを差し替えることなくいつでも変更できます。
- Social-to-App:インフルエンサーキャンペーンの計測を簡素化しながら、ユーザーがソーシャルアプリからあなたのアプリを見つけられるように、ウォールドガーデンから脱却しましょう。
AppsFlyerは、新しいユーザージャーニーを実現するだけでなく、リンク管理のバックエンドのロジスティクスも容易にします。
リンク作成を簡単にするため、シンプルなUIナビゲーターに加え、一括管理、リンクテンプレート、ブランドリンク、カスタマイズ可能なリンクのコンテンツプレビュー、柔軟なオーディエンスターゲティングなどの高度なツールを提供しています。Web-to-Appのコンバージョンを最大化するために、弊社はセルフサービスのスマートバナー作成スタジオも提供しており、既製のテンプレートとフルカスタマイズ機能を提供しています。
AppsFlyerの利点2:プライバシーを重視した計測
ディープリンクはアプリへのより良い体験を促進するが、ジャーニーそのものは良いUXを提供するための方程式の半分でしかありません。
また、総合的なアトリビューションとアナリティクスも必要で、すべてのジャーニーを最初から最後まで計測し、最適化することができます。これには、リンククリック前後のすべての有料およびオウンドマーケティングのタッチポイントのマルチタッチアトリビューションに加え、アプリ内のエンゲージメント、収益、インストール後のLTVも含まれます。
ディープリンクとアトリビューションのオプションはAppsFlyerだけではありませんが、我々はマーケットリーダーです。そのため、プライバシーに配慮した方法でビジネス価値を最大化する能力に大きな違いをもたらす、いくつかの利点を提供しています:
- 高度な計測技術:クリエイティブ分析、インクリメンタル分析、予測分析、プライバシークラウド(Data Clean Roomを含む)などの業界独自のソリューションや、Single Source of Truth(SKAdとSKAd以外のデータを重複排除した統合ダッシュボード)などの先進ソリューションにより、アプリの成長を加速させます。また、業界をリードするROAS(広告費用対効果)とLTV(ユーザー生涯価値)のアトリビューションも提供しているため、有料のキャンペーンとオウンドキャンペーンのすべてを簡単に連携させ、その真価を証明することができます。
- プライバシー:唯一の100%独立した公正なアトリビューション計測会社として、お客様のファーストパーティデータを他の広告主に販売したり共有したりすることは決してありません。
- セキュリティ:当社のクローズドソースSDKは、データ暗号化、anti-DDoS保護、WAF、24時間365日の継続的監視、業界で最も堅牢な情報セキュリティ認証によって支えられています。
- 信頼性:ここでは規模が重要です。8万9000人のアクティブなモバイルアプリ企業のお客様をサポートするインフラで、99.9%のアップタイムを実現しています。
- イノベーション:400人以上のエンジニアを抱え、昨年は91ものプロダクトアップデートをリリースしました。競合他社は、それぞれ12-30のリリースでした。お客様を第一に考えたアジャイルなアプローチは、新しいエコシステムの変化やニーズが出てきたときに違いを生み、常に競合他社をリードすることができます。
ROXの最大化:成功事例
これまで多くの特徴や機能性について述べてきましたが、結局のところ、結果が最も重要です。ここでは、様々な業界でディープリンクでサポートしたお客様の成功例をご紹介します:
- +116% アプリ収益 – Concrete Software(ゲーム)
- +100% ユーザーあたりの平均収益 – Macy’s (ショッピング)
- +30% ユーザーあたりの平均収益 – Apartmentlist (ライフスタイル)
- +73% ROAS(広告費用対効果) – Chocofood(QSR)
- +100% アクティブユーザー & -66% CAC – Sendwave(ファイナンス)
- +50% リピートユーザー(前年比)& +30% ROAS – Treatwell(ライフスタイル)
- 10X アプリ内CTR – FOX(エンターテインメント)
- +60% アプリ内コンバージョン – Cooltra(トラベル)
- +20% アプリ内コンバージョン率 – Gett (トラベル)
- +38% アプリ内コンバージョン率 – OfferUp (ショッピング)
これらの結果がどのように結実したのか、詳しくはこの成功事例ページをご覧ください。
これからどうするのか:AppsFlyerをはじめましょう
AppsFlyerは、大きな予算がなくても簡単に始められます。実際、ディープリンクは不況時やメディア予算が減少している時ほど重要であり、ユーザーとのエンゲージメントと体験を倍増させるチャンスです。
ディープリンク機能に加え、無料の12,000コンバージョンが含まれる無料プランで、今すぐはじめることができます。私たちがどのように規模を拡大するサポートができるのか、さらに詳しくお知りになりたい方は、ぜひお話させていただき、お客様のニーズを理解し、AppsFlyerの優位性をより明確にお伝えさせていただきます。
Googleの発表は大きな変化を意味しますが、慌てる必要はありません。Firebaseダイナミックリンクは終わりを迎えますが、AppsFlyerとのディープリンクジャーニーは始まったばかりです。